2013年10月05日

クニットはバリの生薬(57)

今日は、ガイドの仕事が休みのようで、パチュン君は家にいる。

雨季に入る前にと屋根瓦を直したり、私のマンディ場のシャワーパイプの水漏れを修理してくれたり、朝から何やかやと忙しそうにしている。

働くことが好きなようだ。

じっとして居られない性分なのかもしれない。

私が部屋から出ると、パチュン君が土壁色した液体の入ったペットボトルを差し出した。

クニット(Kunyit)の根を擂り下ろしてお湯で溶いたものだ。

もしかすると、煮込んで濾過してあるのかもしれない。

今度、訊いてみることにしよう。

「毎日、少しづつ飲むんだよ」と手渡したパチュン君の指は、黄色く染まっていた。

擂り下ろす時に、染まったのだろう。


クニットは日本名でウコン、英名ではターメリク(Turmeric)。

ウコンは、スパイス、着色料、生薬として用いられる。

ヒトの消化系・肝臓の症状改善。利胆(胆汁の分泌を促進)、健胃などの薬効がある。

ウィキペディアなんてのを調べてみました。

バリに古くから伝わる生薬「ボレー(Boreh)」にも処方される。

カレーの黄色はウコンの色だというのも、ウィキペディアで知った。

どんだけ無知なんだitoさんは。

ウコンって、読み間違えると、とんでもないことになりますよね。

間違えるのは、私だけか。

忘れてください、この話。

こんなことばかり言っているので、教養を疑われしまうんだよね。

Kunyit1.jpg

クニットは、庭で採れた100パーセント(かな?)のオーガニック。

乾季の今は少ししかないが、雨季になるとたくさん出来るという。

庭で放し飼いの地鶏(アヤム・カンプン)が生んだ卵の黄身だけをコップに沈める。

ペットボトルを軽く振って、分離して沈殿しているクニットを混ぜる。

クニットをコップに注ぐ。

かき回さずに、一気に飲み。

「苦〜い!!」

苦みが咽喉を通った

あとに、黄身をゴックンと飲み干す。

ヌルっと喉元を過ぎる黄身は、気味が悪い。

蜂蜜を入れると、さらに効用が増強できると聞いているが、あいにく持ち合わせていない。

Kunyit2.jpg

体調の優れない時には、すかさず用意してくれる。

こんな気遣いをしてくれる、パチュン家のもてなしは嬉しい。

パチュン君ありがとう。

posted by ito-san at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | テガランタン村滞在記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする