2013年10月12日

ビスマ通りの変貌(21)


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ウブド大通りに、T字で交わるビスマ通り(Jl.Bisma)。

高等学校とレストラン「ミロス・ガーデン」の間を入って、南下する通り。

家並みのない、左右に田んぼが広がる農道の行き先は畦道へと続く。

「サマズ・コテージ」「プリンガ・ジュイタ」「ポンドック・インダ」

ライス・フィールドの中に、心地よい風の通るバンガローが点在している。

夜には、蛍の乱舞が見られるだろう。

農道の終わりに “祠” が建っている。

地元の人が「このあたりでよく宇宙人を見るよ」と言う “祠” だ。

「蛍の光を見て、宇宙人だとか霊魂だとか、思い込んでいるだけじゃないの?」

私の知人が、幽体筆記&宇宙人遭遇の不思議な体験をした。

体験場所は「サマズ・コテージ」。

あ〜あ、教えちゃった。

「サマズ・コテージ」に迷惑がかからなければいいが。

この話は「ウブド沈没:■10月・20) 妖怪ガマンは赤たまねぎが苦手」の後半部分に書いてあります。

“祠” の向こうには、椰子の林に守られるように田んぼが広がっている。

右手の椰子林の中に「ブチュビュー・バンガロー」がある。

畦道の遥か彼方に、鬱蒼としたモンキーフォーレストが見える。

(★1990年代の追想でした)


モンキーフォレスト通りと平行して北南に走るビスマ通りを歩いてみた。

久しぶりだ。

2年ぶりぐらいだろうか。

ビスマ通りの入り口は、車がスレ違うにキツいほどの狭い道路。

右手は「ミロス・ガーデン」、左手は高等学校。

入り口に立つと、眼の前に、急な坂道が立ちはだかる。

車だと進入するのが厄介だが、交通量の多いウブド大通りに合流するのも骨が折れる。

ウブド大通りの渋滞をつくる地点のひとつである。

乗用車のドライバーが困った顔をして私を見ている。

オッといけない、私のせいで小さな渋滞が始まっている。

道路の真ん中で立っていたのだ。

私は、20センチ角のコンクリートブロックが敷き詰められた坂道を上り始めた。

「ミロス・ガーデン」裏手にワルンが建ち、その横に私的にはNGデザインの「Sushi Bar Rouge」が開店していた。

レストラン《セム・ジャン 》は、その隣。

「セム・ジャン」は、カジェン通りにある「ロダ・ホームステイ」が経営する「情報センター・ロダ」があったところ。

このあたり最近まで空き地で、奥に2〜3軒のバンガローがあり欧米人が長期滞在していたと記憶している。

その先、左手に人気レストラン「Cafe Des Artistes」がある。

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緩やかに蛇行する道をさらに先に進むと、セットバック&セミパブリックが施されたレストランとバンガローのエントランスが続いている。

1990年代のバンガローの面影はなく、新しいホテル&レストランが急増していた。

モンキーフォレスト通りと違って落ち着いて散策ができるのは、歩きにくい歩道がないからだろう。

迂回路でないため交通量も少ない。

すれ違う人の姿も少ない。

フクロウを描くワヤンさんのアトリエ&ギャラリー「オウル・ハウス (http://homepage1.nifty.com/owlhouse622/html)」は、このあたりだ。

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「ブチュビュー・バンガロー」の看板がその先に見える。

宇宙人が降りて来ていた祠は見当たらない。

ヒタヒタと染込むような不思議な空気感が姿を消して、今は、健康的なリゾートの雰囲気が漂っている。

ここから、コンクリートブロック石畳の路肩が土になる。

さらに進むと「コマネカ・ビスマ」「プルティウィ・ビスマ」などの中級ホテルや格安ホテルが続き、建築中のホテルが散在している。

渓谷沿いの土地は完売(or長期リース)と聞く。

土埃が舞い上がるのは、乾季だからか、それとも工事現場が多いためか。

この時期、ここを歩くのは辛いかも。

ヨッシャ!「オウル・ハウス」までを “ビスマ通り散策コース” と認定しよう。

気合いが入っていますが、まったく権威はありませんので。

南下するほど、建物は少なくなる。

コンクリートブロックが途切れた。

今、ビスマ通りの北口から約1キロの地点に立っている。

遠くまで来たと思うより、奥に来たと感じるのは、この道が通り抜けできない行き止まりだからだろうか。

まっすぐ草道を進むと、死者の寺・ダラム寺院があるモンキーフォレストの深い渓谷に突き当たる。

この渓谷エリアは今でも密度の濃い空気が漂っていて、私の好きな散策スポットの一つだ。

渓谷エリアに踏み込み、左折して砂利道を下る。

砂利道の向こうには二車線の橋が架かっている。

橋向こうは、車が通り抜けできない狭い道になる。

徒歩、自転車、バイクで抜けると、そこはモンキーフォレスト前だ。

今のところウブド大通りに出られる北口に活気があり、表玄関としての賑やかな体裁ができている。

道路が整備されても、北玄関&南玄関とも道幅が狭いのがネックだよな。

将来、車が通り抜け出来るようになれば、モンキーフォレスト通りの渋滞を避けてビスマ通りに迂回する車両が増えるだろう。

回遊性のある道路として、ビスマ通りも発展するだろう。

そして近い将来、ビスマ通りもモンキーフォレスト通り同様に、道路沿いの田んぼがなくなるのだ。


所要時間:北玄関口から南玄関口まで約30分。

正直に申し上げます。

実は私はバイクに乗って取材しました。

ゴメンナサイ。
posted by ito-san at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村徒然記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする