2014年05月30日

橋の下世界音楽祭@豊田市(7)

高木さんとは、昨年末にバリ島在住者による草野球チームで知り合ったとばかり思っていた。

実は、それ以前にもお会いしていたのだ。

2012年が最終回となってしまった《第4回:うぶど大晦日恒例年越仮装大会》に参加していた。

その時、飛び入りで阿波踊りを家族4人で披露してくれた。

私は、顔面白塗りのバリアン=Balian(バリの呪術師)の仮装で二位入賞をした。

ウブドに近いスカワティ村に長期滞在しているので、この頃、頻繁に会うようになった。

同郷名古屋人ということもあるが、気さくな性格の高木さんとは気兼ねなく付き合うことができる。

奥様の千秋さんも、旦那様以上に陽気で楽しい女性だ。

高木さん夫妻が阿波踊りで出演するイベントが豊田市であると聞いていた。

5月16日・17日・18日と開催される「橋の下世界音楽祭」だ。

夫妻はこのイベントに参加するために、私より2日早い8日に帰国している。

一時帰国した折りには、必ず、見学に行くと約束していた。

23才から30才前まで、いくつかのイベントを仕掛けた経験がある私は、この手のイベント見学は好きである。
今回の旅の楽しみの一つにもしていた。

そう、一時帰国も私にとっては旅の途中ということ。


手にした「橋の下世界音楽祭」のフライヤーに、幾人かの知り合いの名前が載っていた。

阿波踊りがあるのは17日だが、前日の16日に友人の “いとうたかお君” のライブがあるのを見つけた。

たかお君はシンガーソングライターで、フォークソングが流行った時代から唄い続けている。

彼の歌が聴きたくて、16日に会いに行くことにした。

会場は、矢作川に架かる名古屋出身の建築家・黒川紀章設計の橋の下。

橋の下の日影に入ると肌寒い。

時々、強風が河原を吹き抜ける。

太陽のあたる土手に登る。

土手の向こう側には、やはり黒川紀章が手がけた「豊田スタジアム」がある。

サッカーにまったく詳しくないが、なんでも名古屋グランパスのホームグランドだそうだ。

橋の下には、ライブのステージが両端に2カ所ある。

河川敷には露天が並び、お祭り気分を盛り上げていた。

土手の幟(のぼり)が強風にあおられて折れそうだ。

祭りのスタッフが、幟を横に倒している。

たかお君らしき人物が、祭りのスタッフと話している。

30年ぶりに会う彼の面影に、ちょっと確信がもてない。

私は何気ない顔をして、彼の横を通り過ぎてみた。

・・・・・が、彼は私に気づかない。

人違いか?

挨拶はステージが終わってからにしよう。

開演時間が近づいたのか、ステージ前に人が集まりだした。

たかお君らしき人物が、ステージを見据えて立っている。

今度は、間違いないと確信。

「いとうたかおは、私に気がつかないようだ」私はつぶやきながら、彼に近づいて行く。

「伊藤さん!」たかお君は、絶滅危機の動物でも見るような顔で驚いた。

「ミクロが来てるから」と言うと、たかお君はその場を立ち去った。

しばらくして、たかお君はミクロを連れて戻ってきた。

たかお君は「ライブのスタンバイがあるから」と楽屋に向かった。

ミクロとも、久々の再会だ。

お互いの近況報告とイベントとの関わり方などを時間をかけて話し合った。

2人の前へフラフラっと現れたのは、よこしょう君。

「フェイスブックで、伊藤さんが今日ここに来ること知っていたよ」と言う。

たかお君の演奏中に、センチメンタル・シティ・ロマンスのマネジャーだった竹ちゃんにも再会できた。

「日本料理店・影武者」の由美さんの友人で、元ゼルダのナオミさんともお話しした。

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17日は夜8時から、高木さん夫妻が出演する太閤連の阿波踊りがある。

昨夜、知人の原さんから電話がありインドネシアのパンクバンドが出演するので見てくれと言われた。

私が知っている原さんは、以前、ロック歌舞伎を主宰していた。

現在はハラプロダクト主宰し、今夜8時30分からスーパーコミック歌舞伎「勧進帳」で出演する。

ジャカルタからのパンクグループ「マージナル=MARJINAL」は、インドネシアの人気バンドと聞いている。

午後2時から演奏するというので出掛けた。

激しいパンクに驚く。

ゴメン! 残念ながら音楽もファッションも、今の私の好みではない。

太鼓と笛の音が響く。

いよいよ太閤連の阿波踊りの始まりだ。

高木さんは、お腹の上に太鼓をのせて叩いている。

千秋さんは、横笛を吹いている。

会場の人々が踊りの列に混ざる。

次第に行列は、会場の全員を飲み込むようにして膨らんでいく。

若者が大半だ。

これはラテンのノリだ。

日本の若者は、ラテンのリズムについていける。

私が長期滞在しているバリの若者も、ラテンのリズムは大好きだ。

バリで阿波踊りしたら、きっとノルノルだろうな。

阿波踊りは、バリのガムランに合わることもできそうだ。

ガムランと阿波踊りのコラボレーションは、楽しそう。

ガムランと阿波踊り、そしてラテンの融合。

夢が広がる。

ここ一年、旅に出たい病が発病している。

やっぱり南米に行こうと、意志を固くする私でした。 

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このあと、原さんのグループが川辺の林付近で上演されるが、寒さのためご無礼した。
posted by ito-san at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋一時帰国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする