2014年08月02日

ホテル&ヴィラの建築ラッシュ(84)

テガランタン村の北端は、ジュンジュンガン村と繋がる。

このあたりは、今も田んぼが広がっている。

夜になるとホタルが乱舞する

地元若者のデート・スポットのようだ。

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ジュンジュンガン村に入ってすぐ右手の田んぼの中に「NOT FOR SELE」の野立て看板が立ったのは2013年初頭だった。

外国人やジャカルタの富裕層が、この静かな地にヴィラを建て始めた。

売って欲しいという人が頻繁に訪れるのに業を煮やした村人が、写真のような看板を立てたのだろう。

バリ島が外国人&他の島の人に乗っ取られるのを恐れている、この頃のバリ人。

乗っ取られてしまえば、バリ人の信仰である「ヒンドゥー・ダルマ」の存続も危うくなる。

この頃の風潮として、土地は売らずに長期で貸し出す考え方に変わってきた。

これまでも「土地は子供たちからの預かりもの」という考え方はあった。

手放すわけにはいかない。

素朴な作りの看板に、地元農民の代弁かもと共感した。

共感したミュージシャンがコンサート「NOT FOR SALE」を開催することになった。

2013年7月26日の照明を必要としない午後4時から行われる。

ステージは野立て看板の前。

観客は田んぼの畦道で鑑賞することになる。

バリ出身でインドネシアの人気バンド「S・I・D(Superman Is Dead)」が出演するということで、地元の若者たちが大勢詰めかけた。

S・I・Dは、バリ南部ブノア湾のマングローブ保存などバリ島環境問題に真摯に取り組んでいるロック・グループだ。

このコンサートもそんな一環なのかもしれない。

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バリ島は今、ホテル&ヴィラの建築ラッシュ。

様々な問題が起こっている。

水の問題も大きい。

大型ホテルの建設で水が不足がちな地域が出始め、農業に支障をきたすようになってきている。

ゴミ&下水&交通など、早急に解決しなくてはならない問題は山積みだ。

急速な発展に伴い環境が破壊されていく。

これは仕方がないことなのか?

バランスのとれた発展はないものか?

たくさんの?が浮かぶ。

さまざまな条例が必要だろう。

バリ島の将来は、バリ人が何を望むかによって決定される。

しかし「急を要する」と私は思っている。

テガランタン村もご多分にもれずヴィラの建築ラッシュだ。

こちらも取り返しがつかなくなる前に、村作りの青写真を作っておく必要があるだろう。

村人の良識に期待したい。


夜7時30分を廻ったところで、村の役員からコンサート中止の警告があった。

誰かがクレームをつけたのか。

9グループがライブを終えたが、まだまだ出演バンドはスタンバイしている。

7時40分までの延長で、コンサートは再開された。



「NOT FOR SALE」の野立て看板のあった田んぼの隣に、7月17日レストランが開店した。

「ワルン・メゾ=Warung MEZZO」だ。

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写真は、ジュンジュンガン・ダラム寺院50周年のオダラン(2013年4月16日から4月24日)の時 & 2014年8月1日現在(右手がワルン・メゾ)。

この店は、土地の持ち主であるバリ人のオーナーだ。

田んぼの景色が美しいロケーションなので、ローカル&ツーリストに人気が出そう。

価格もお値打ちです。

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★メニュー:インドネシア中華料理
★食事:チャプチャイRp17,000-/ナシゴレン&ミーゴレンRp20,000-/
★飲物:コピバリRp5,000-/紅茶Rp6,000-/ジュース各種Rp8,000-/ビンタンビール大Rp30,000-小17,000-/
★営業時間:10.00am〜10.00pm/年中無休
★TEL:089-632-36803/

関連ブログ
2013年05月08日:■テガランタン村北部(25)
2013年05月22日:■ジャランジャランの2(31)
2013年07月29日:■Bali Not For Sale(46)
posted by ito-san at 03:14| Comment(0) | TrackBack(0) | テガランタン村滞在記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする