2014年10月06日

ウブドの飲食店について考える(69)

やあ〜、大袈裟なタイトルを付けてしまいました。

気になっていたのでテーマにしてみましたが、私には荷が重すぎたようです。

従って、内容はたいしたことありません。

料理について&接客については門外漢なので、専門分野である店舗デザインに絞って考えてみました。

まったくまとまりがない文章になってしまいましたが、私が何を言いたいかをお汲み取りください。

なんて、言い訳しながら書いています。


近頃、ウブドの土地柄を無視した飲食店を見かけることが多くなった気がしている。

ウブドは飲食店が苦戦をする土地のようです。

「マクドナルド」がマーケティングをして出店を見送った場所。

ダンキンドーナッツは、一年ももたず撤退した。

「ケンタッキー・フライドチキン」も「ピザ・ハット」も出店してない。

「スターバックス」でさえ、苦戦しているようだ。

バリ南部から有名店の進出も、順調ではない。

州都デンパサールには、ジャカルタ資本のファミリー・レストラン・チェーンが進出し繁盛しているらしいが、ウブドには1店舗もない。

デンパサールは地元の人が顧客になるが、ウブドではツーリストをターゲットにする必要がある。

ツーリストが見向きもしない店はつぶれるのだ。


モンキーフォレスト通りにある「レストラン・グリーン・ハウス」は、好立地に関わらず客足が悪い。

病院&結婚式場と見間違えそうなほど、寒々とした白壁の建物が理由だろうか?

大きな原因はガラス張りにあると、私は考える。

ピクチャーウインドーは、モダンな雰囲気を醸し出すかもしれなが閉塞感がある。

ウブドにお越しのお客様は、それをお望みでないのだ。

開放的な雰囲気の村に、なぜ、ガラスで囲って閉鎖的にしてしまうのか?

ウブドの魅力は、ヒューマンウオッチング。

道行く人が手の届く範囲にいること。

この一体感が嬉しいのだ。

オープンして数ヶ月後、ガラスを外し、茶色を基調とした外観にリニューアルした。

リニューアル後、集客は良い方向に向かった。

greenhouse.jpg

ウブドの老舗レストラン「アリーズ・ワルン」が、この頃、閉まっているのが気になっている。

旧店舗の時代は、人気レストランだった。

グレイカラーを基調に、無機質なデザインの新店舗に移ってから業績が上がらなかったようだ。

“さては閉店か?”

姉妹店「ビーテル・ナッツ」も閉店している。

アリーズの失敗は、何か?

「アリーズ・ワルン」も「ビーテル・ナッツ」も、都会人には珍しくないデザインだった。

都会的ノウハウは、ウブドには役に立たないとうことなんです。

ウブドは、一癖ある特殊な商圏かもしれない。

ウブドにはウブドの商売のやり方があるようだ。

料理の味が不味くないことは最低条件で、美味しいのは必須条件。

必要条件は、ウブドの土地柄を加味すること。


いったい土地柄とは何か?

それがウブドの人気の秘密でもある。

それでは、人気の秘密とは?

私が思うには、文化に溢れた田舎だということ。

そして、都会人が求める田舎。

ウブドを訪れるツーリストが求めているものは、地・水・火・風・空気の五大要素が感じられるところだ。

クーラーはつけない方がいいに決まっている。

自然が豊富に残っていれば、暑さは避けられる。

そのために、天井を高くしている。

そして、オープンにしている。

開放的なのは、この街が安全なことを物語っている。

私の見解では、ウブドに滞在する外国人は都会を熟知している人だということ。

退廃的な歓楽街は好きではない。

欲望の文化を被せた流行のデザインも嫌いだ。

内容の伴わない上辺だけの虚飾・みえの文化はすでに飽きている。

ウブドに都会的モダンを持ち込んでも見向きもされないのは、こういうことだ。

独創性はいらない、普通がいい。

憩いの場、安らぎが欲しいだけ。

“原点への回帰” がウブドを訪れるツーリストのニーズだろう。

これは私の願望であって、妄想かもしれない。

pundipundi.jpg
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写真:上から「Pundi-pundi」「The Pond」「Kagemusha」

ウブドは今、大きな問題を抱えている。

それは、町の発展に伴って波及する騒音と排ガスの問題だ。

この問題に対処するため、エアコン設備の整ったガラス張りの店が増えるだろう。

そうなればウブドは、人気の秘密とかけ離れた発展をしていくことになる。

オシャレな町にはなるだろうが、それはどこにでもある平凡な町になってしまう。

ツーリストが求める町が、姿を消してしまうのが心配だ。

手遅れになる前に、手段をこうじて欲しい。

出来ないとは思わない。

言いたいことが旨く文章にならないのに、かってなことを綴ってしまってゴメンなさい。(反省)

posted by ito-san at 17:45| Comment(4) | TrackBack(0) | ウブド村徒然記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする