2015年02月23日

孤独のグルメ一品@豊田市(6)

少しだが、気温が暖かくなってきたような気がする。

それとも、私の身体が寒さに慣れてきたのかな。


25年前まで3年ほど住んでいた豊田市に、今、帰ってきている。

豊田市民だった頃、駅前西町商店街の開発に関わっていたこともある。

帰ってみると、砂漠かサバンナに突然出現した新興都市のように、開発が進んで整備されていた。

広い道路には、味気ないデザインのビルと画一化されたプレハブの住宅が並んだ、どこにでもある街に変っていた。

豊田市の中心地である西町付近は以前、挙母(ころも)と呼ばれ、挙母藩2万石の城下町と塩の道・飯田街道の宿場町として栄えた。

(1681年、衣から挙母。そして、昭和34年に豊田市に。)

いくつか残っていた歴史的価値のある家屋が、消滅していた。

これでは、歴史が見えない。

文化の匂いもしない。

数ヶ月の滞在で判断してはいけないことは、わかっている。


下町のような生活臭が、私は好きなのかもしれない。

だから、こんな店を見つけると安心できる。

息子が経営する「コメダ珈琲」に行く途中の、十塚町で見つけた食堂。

こちらも「五平餅の上坂」同様の、しもたや風。

看板もそのままズバリ「大衆食堂・藤屋」。

「めし・めん類」の袖看板もいい味出している。

藤屋1.jpg

店内も昭和のチープなイメージが残っていて、落ち着く。

藤屋2.jpg

藤屋3.jpg

藤屋4.jpg

おばちゃんが、30年以上続けている店。

メニューも潔い。

おばちゃんの味は、レストランのよそゆきの味じゃなく、家庭料理に近かった。

懐かしい学生時代の食堂の味がした。

藤屋5.jpg

藤屋6.jpg


隣りの「道具屋」もいいな。

刃物の研ぎ&ノコギリの目立ち、の手書き看板。

藤屋7.jpg

このあとも、こんなの求めて散策します。
posted by ito-san at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 名古屋トランジット帰国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする