2015年05月05日

ココラ渓谷に林立する椰子(14)

お隣のピノさんが「カウチサーフィンで家に泊まっているドバイ在住のオランダ人女性とココラ渓谷に行くので、一緒に行かないかと」誘ってくれた。

※カウチサーフィンの説明は、末尾に。

ピノさんの車は日本車。

スバルの4WDだ。

運転手はピノさん、助手席にジュンペイさん、後ろ席に女性と私。


サレントの丘を右手に見て巻き込むように横切ると、ココラ渓谷(Valle de cocora)に続く坂道に出る。

左手に、蛇行するキンディオ川(Rio Quindio)の景色が見下ろせる。

川沿いは、牧場だ。

ホルスタインが放牧されている。

サレントは、観光以外に酪農と林業が盛んだ。

急坂を下りきると、キンディオ川に架かる鉄橋が見える。

4人を乗せたスバルは、さらに前進。

ココラ渓谷は、サレントから車で30分ほど、山に入ったところにあった。

高さ60メートルにもなる、世界一高いと言われる椰子の林立する風景。

ワックス(蝋=ろう)椰子と呼ばれる種類だそうだ。

コロンビアの国木である。

椰子が林立する風景になったのは、森林の樹木を伐採して牧場にしたからだ。

まばらに残る椰子が、美しい景色を作り出している。

サレントを訪れる観光客の多くが、ココラ渓谷を見ることが目的でもある。

霧が立ち籠めるココラ渓谷の風景写真で見たことがあるが、それはそれは幻想的だった。

残念なことの、この日は快晴。

晴れていて残念がるのは、可笑しいか。

「ここらかな?」

なんて、誰にも通じないダジャレのひとり言。

男は黙って、動画を撮る。



ボリバル広場から、公共のジープが毎日何便か出ている。

ここから先は、ハチドリが見られる5時間のトレッキング・コースになっている。

1週間のジャングル・トレッキングも人気らしい。


雑貨屋でコーヒーブレーク。

cafe.jpg

世界一高い椰子の木が、世界文化遺産だと思っていた 。

ウブドの友人・知人に、そんな知説明をしていた記憶がある。

皆さんゴメンなさい。

違っていました。

ユネスコが2011年に世界文化遺産に登録したのは、コロンビアの主要なコーヒー生産地の景観でした。

指定されたのはコーヒー三角地帯≠ニ呼ばれるカルダス、リサラルダ、キンディオに、隣接するバジェ・デル・カウカを加えた4県にまたがる約14万1,000ヘクタールの生産地域。

4月15日より20日までの5泊6日の旅はコーヒー三角地帯≠巡る旅にもなった。

バリ島の世界文化遺産「水利組合システム・スバック」(2012年登録)は、棚田地域合計約19,500ヘクタールの景観。

どちらも地域が広すぎて、観光には不向きな文化遺産だ。

もっとも文化遺産登録は、景観を残す意味での指定だろうが。


バリの椰子は、バリ人の宗教に密接に関係している。

生活にも欠かせない優れもの。

コロンビアの “ろう椰子” は、何に利用されているのだろうか?

葉から?を採ることは想像できるが、それが製品になっているのを見ていない。

疑問を残したまま、「ココラ渓谷ショートトリップ」を終わります。


※カウチサーフィン (The CouchSurfing Project) は、インターネット上の無料国際ホスピタリティー・コミュニティーであり、現在世界で最も大きなホスピタリティー・エクスチェンジ・ネットワークである。

海外旅行などをする人が、他人の家に宿泊させてもらう(カウチをサーフさせてもらう)という形式の相互的な思いやりや信頼による制度である。

※ウィキペディア「ja.wikipedia.org/wiki/カウチサーフィン」から引用。


posted by ito-san at 09:04| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 南米コロンビアの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする