2015年06月28日

コパ・アメリカをオーロラビジョンで観戦(45)

今、南米ではコパ・アメリカ=COPA AMERICA(南米選手権)が主催されている。

南米サッカー連盟が主催する、各国代表チームによるサッカー大陸選手権大会。

今大会はチリで開催され、南米サッカー連盟の加盟10チームと招待国2チームの計12チームが参加。

3つのグループによるリーグ戦が行われ、各グループを勝ち抜いた8チームによるノックアウト方式の決勝トーナメントを経て優勝国が決定。

6月12日(金)から7月5日(日)の約1か月間で、3位決定戦を含む全26試合が開催。

注目国は昨年開催された2014FIFAワールドカップで準優勝の「アルゼンチン」や、ベスト4「ブラジル」、ベスト8「コロンビア」。

そして、注目選手は、メッシ(アルゼンチン代表/バルセロナ所属)、ネイマール(ブラジル代表/バルセロナ所属)、ハメス ロドリゲス(コロンビア代表/レアルマドリード所属)といった世界最高クラスのスター選手達。

普段所属する欧州各クラブでの戦いから、舞台を南米に移し、各国代表選手として熱戦を繰り広げる。

スカパー!(http://soccer.skyperfectv.co.jp/copaamerica)より。


サッカーにあまり興味のない私だが、コロンビアに滞在しているせいかコロンビア・チームの成績が気になる。

昨夜(6月26日)は、6時30分からコロンビア対アルゼンチンの準々決勝の試合があった。

アルゼンチンは優勝候補。

コロンビアが、この試合に勝てば優勝の可能性も芽生える。

ボリバル広場に、幅5メートルほどのオーロラビジョン(大型映像装置)が設置された。

町主催の、コロンビア応援イベントだ。

5時30分、オーロラビジョンの前には、すでに数百人の観衆が試合の始まりを待っている。

小雨が降り始め、急いで雨避けシートが掛けられる場面もあった。

COPA AMERICA1.jpg

終始優勢に試合を運ぶアルゼンチンに対して、コロンビアはしっかりと相手をとらえる守備をした。

試合は0対0のまま、前半戦を終了。

後半戦も、両チームともゴールがとれない。

コロンビアのゴールキーパー・オスピナが再三好守を見せる。

ゴールを阻止するたびに、観衆の歓声が上がる。

彼らと同じように、一喜一憂する自分に驚いている。

国民の興奮を、私は、この場で味わっているのだ。

2014FIFAワールドカップで、コロンビア対日本の試合があった。

その時のジュンペイさんの気持ちはどんなだったんだろう。

複雑な気持ちで鑑賞していたと想像できる。

結果は日本が負けたので、周りのコロンビア人は、ジュンペイさんを慰めてくれたようである。

それにしても、ラッパの音がうるさい。

COPA AMERICA2.jpg

試合は90分では決着がつかず、PK戦(Penalty Kick)へと突入する。

コロンビア人は、勝つと興奮して暴れるらしい。

そんな場面を想像して、私は、いつでも逃げられる場所に立っている。

PK戦は、7人目で決着すると言う、緊張が続いた。

コロンビアの負け。

アルゼンチンがべスト4へと進んだ。

観衆は、おとなしく解散していった。


動画で御覧下さい。





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2015年06月27日

水曜日は買い出しに、アルメニアへ(44)

6月19日の早朝、ジュンペイさんがペルーから戻ってきた。

久しぶりに買い出しに付き合う。


サレントには市場がない。

市民の胃袋と言われる市場が覗けないのが残念だ。

小さな青果店や肉屋は、数件見たことはある。

興味がないから、眼に入らないのかもしれないが。

唯一あるスーパーマーケット「ココラ」は品揃えが悪いため、ジュンペイさんは県庁所在地であるアルメニアに出掛けている。

アルメニアの大型スーパーは、野菜の種類が豊富だ。

ベジタリアンのジュンペイさんには、宝庫のような野菜売り場なんだろな。

私の生活では、ここで充分。

super cocora.jpg


買い出しは、水曜日と決まっている。

この日、2割引のスーパーマーケットが多いらしい。

こんなところが、ジュンペイさんの経済観念だ。

無駄使いをしないタイプかもしれない。

貧乏な私は助かっている。


6月25日、今日は水曜日。

買い出しに出掛けることになった。

行き先は、アルメニアのスーパーマーケット。

車で、40分ほど。

まずは、中型スーパーの「INTER」。

INTER11.jpg

INTER12.jpg

「INTER」で、私の箱コレクションである香取線香を見つけた。

サレントで蚊を見ないので、コロンビアにはいないと思っていた。

「Katori」と、インドネシアでも売っている「Baygon」の2種類が置いてあった。

katori.jpg


そして大型スーパー。

アルメニアには、立派な大型スーパーがいくつかある。

大型スーパー1.jpg

大型スーパー2.jpg

食材の買い物はジュンペイさんに任せて、私は店内を徘徊。

家庭用品売り場で、見つけてしまいました。

コロンビアで見つけた変った物。

モップのようなホウキ。

ホウキ.jpg

コロンビア人は大雑把な性格なのかな、と思わせる一品です。

町歩きは、思いがけない「物・事」に遭遇するから面白い。

「コロンビアで見つけた変った物」シリーズにしようかな。


付録:コロンビアで見つけた変った物

コロンビアのマネキンは巨乳。

巨乳3.jpg

女性は、巨乳と巨尻が魅力的だと思っているようです。

この2カ所の整形が多いと聞く。

あまりグロテスクなケツに、カメラも向けられない気弱な私。

デカイ乳房とデカイ尻が好きでなかったのに気づく。

そして、女性に興味が薄くなった私に唖然とする。



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2015年06月25日

WiFi ポイント・その弐「Barroco」(43)

もう一つの、WiFi ポイントを紹介します。

カジェ・リアル(メインストリート)には、ネットができる広い店が少ない。

数少ない店の中で、見つけたのは「Barroco」。

英語のbaroque(バロック)はポルトガル語のbarrocoから来ているとウィキペディアにある。

同じ語源で、スペイン語もbarrocoだ。

スペイン語読みの発音は、アール(R)2つの巻き舌でバロ(rr)コだった。

バロック様式とはまったく関係ないが、店名からは芸術的な匂いがする。

barroco1.jpg

佇まいが、私の心を揺さぶる。

民家をそのまま利用した、レストラン&カフェ。

古くからの歴史があるのかないのかは知らないが、歴史を感じさせてくれる店舗です。

壁の染み具合がいい。

店内に飾られた骨董品が、眼を楽しませてくれる。

お気に入りの店です。

barroco2.jpg

barroco3.jpg

動画で御覧下さい。



旧式のエスプレッソ・マシンを使ったコロンビア・コーヒーが出て来る。

barroco4.jpg

コーヒーを飲みながらネットです。


ピザのあとに食べたくなったのが、スパゲティだった。

私の大好きな「cafe AngKasa」のクリーマーなカルボナーラが恋しい。

和食メインの食堂「和るん・あんかさ」に変身して、カルボナーラがメニューから消えたとか。

カルボナーラだけでも、残しておいてください。

サレントに、スパゲティを出すレストランは、幾つかありそう。

イタリア・レストランもある。

「どこにしようかな」と迷った結果、いつもお世話になっている「バロコ」にした。

店の雰囲気から、当店を選んでみた。

カルボナーラを食べたいのだが、値段が一番高い25,000-ペソだったので、次の機会ということにした。

25,000-ペソは、日本円で約1250円。

ちょっと高めかな。

まずは無難なところから、ボロネーゼ(15,000-ペソ)。

何が無難なんだか。

期待半分で注文。

bolognese.jpg

茹で方のチョット固めが、私の好み。

この店の柔らかいパスタは、ちょっと苦手かも。

こんなことでは、カルボナーラは期待できない。

次の機会には、一番安価なナポリタン(13.000-ペソ)を頼んだ。

カルボナーラを注文する勇気が、まだ起こらない。

Napoletana.jpg

ナポリタンが、そこそこ当たりだった

2度食べたが、いずれもセーフ。

それでも、好物のカルボナーラに挑戦する勇気は備えられない。


トリップアドバイザーにお褒めのコメント「のんびりインターネット」を入れておいた。

評価は◎4つだけど。


ピザ、スパゲティと食べてきた。

次に食べたくなるのは、何だろう?

日本食は最初から諦めていて、どうしても食べたくなったら、自分で作ることになるだろう。

そんな日が、来ないことを願っている。


posted by ito-san at 12:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 南米コロンビアの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月23日

WiFi ポイント・その壱「CREPERS CO」(42)

我が家(ピノの家だけど)にWiFiはあるのだが、昼間は訪問販売が頻繁に訪れるため落ち着いてできない。

歩道に面していきなり扉がある家なので、メンドクサイ。

もっぱら、夜に集中してインターネットをしている。

ポカポカ陽気の昼には、たまには気分を変えて他の場所でする。

私のWiFIポイントを、2カ所紹介しよう。


まずは、クレーパー・コー(CREPERS CO)。

エントランスが可愛いので、一目で気にいった店。

CREPERS1.jpg

サレントへの一本道の入口にあるのだが、カジェ・リアル=Calle Real (メインストリート)を離れているため、いつも客は少ない。

私にとっては、少ないのが好都合。

店も広いので、長居しても気にならない。

オープンスペースで、のんびりインターネット。

WiFiもサクサク繋がるよ。

もちろん無料。

CREPERS2.jpg

エスプレッソが多いサレントのカフェで、ドリップコーヒーが飲めるのは嬉しい。

それも、1,000-ペソで。

CREPERS3.jpg


クレーパーは、クレープ(crepe)のことだと思う。

店名にクレーパーとつけているくらいだから、クレープ専門店かもしれない。

それなら、当店のお薦めメニューはクレープだろう。

始めて訪れた時、そうと信じて、たくさんの種類から一つを選んだ。

CREPERS4.jpg

まさかのクレープが運ばれて来た。

想像したのと大違い。

15センチ角・厚み3センチのオムレツのようだった。

こういうのも、クレープと言うんだ。

無知とは恐ろしい。

私的には、丸くて薄い皮に砂糖をまぶして、三角にたたんだのをクレープと言う。

47年前、節約旅行の途中、フランス・パリでアルバイト生活を6ヶ月送った。

生まれて始めて口にしたクレープは、カルチェラタンでの立ち食い。

その時、インプットされた味が未だに忘れられないでいる。

途中から、クドくなって四分の一を残した。

ボリュームが多く感じるのは、コロンビア人が大食なのか、私が小食になったのか。

それとも、老いたせいか。


初回のギャフンがショックで、その後何度も来店しているが、クレープを頼むことはなかった。

この日は、立て看板にクレープらしいクレープの写真が出ていた。

CREPERS5.jpg

値段を聞いたら8,000ペソだったので、「あれと同じのをください」と頼んでみた。

期待したが、厚みがあってパンケーキに近い。

そして、甘い甘いバナナとチョコレートが包まれていた。

アイスクリーム入りを頼まなくてよかった。

これも、私には量が多い。


それでも私は、トリップアドバイザーにお褒めのコメント「のんびりインターネット」を入れておいた。

評価は◎4つだけど。


posted by ito-san at 11:29| 愛知 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 南米コロンビアの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月22日

屋台村デビュー@ボリバル広場(41)

今日は午後2時から、コロンビア対ペルーのサッカー試合がある。

ラテンアメリカのチャンピオンシップだ。

日曜日は観光客も多いし、きっと盛り上がるだろうと町に出た。

ボリバル広場には、食事とアクセサリーの屋台が並ぶ。

これまでは週末の土日と祝祭日だけの開催だったか、2週間前から毎日の営業となった。

出店しているルーベンさんにとっては、ありがたい処置だろう。

レストラン前に設置されたテレビの前には、黄色いユニフォーム・シャツ姿の大群が詰めかけている。

黄色は、コロンビアのチームカラーなのだろうか。

サッカーの試合がある時、大きなレストランの前には街灯テレビが登場する。

テレビが設置されているレストランは多く、店内で観戦している人もいる。

家で見るより仲間と応援しながらの方が、数倍楽しいのだろう。

私は道を挟んでレストランと反対側にある、屋台村の一軒に入った。

Carpa Maria.jpg

ポップに、豆料理の写真が載っている店だ。

数日前から、気になっていた。

店の名前は「Carpa Maria」、料理名は「Bandeja Paisa 」。

スペイン語の意味が、どちらもわからない。

(※原稿をアップしたあと「地球の歩き方」を開くと、コロンビア料理のページに、バンデハ・パイサが載っていた。コロンビアの国民食のひとつで、ご飯のまわりに、豆の煮込み、腸詰め、豚肉のフライ、アボガド、目玉焼き、などのおかずをのせたボリュームのある一品。とあった。面倒なので直しません)

値段を確認(11,000ペソ)して、席につく。

出て来た料理は、豆料理、焼き豚肉、四分の一のアレパ、目玉焼き、ソーセージ、、揚げバナナ、アボガド、何かのフレーク、そして白飯のワンプレート。

これはもう、ナシ・チャンプールだ。

Bandeja Paisa.jpg

一番上にのっていた焼き豚肉は、バビグリンだった。

バビグリン.jpg

コロンビア料理は、食べ方の組み合わせが難しい。

ご飯と豆、ご飯と焼き豚肉、ご飯と四分の一のアレパ、ご飯と目玉焼き、ご飯とソーセージ、ご飯と揚げたプラタノ(バナナ)、ご飯とアボガド、ご飯と何かのフレーク。

ご飯と合うのは目玉焼きと豆料理だけ。

最後に、白飯を半分ほど残して食事終了。

やはり私には、量が多すぎる。

これが私のサレント屋台村デビューだった。


食事をしながら、テレビ観戦の観衆の注意は怠りない。

コロンビア・チームの相手方ゴール前のプレーに、観衆の声援が大きくなる。

前半戦が終了。

0対0。

もう少し、この席を確保しておきたい。

後半戦の盛り上がりが限度を超えた危険なものになった場合に備えて、この場所なら安全だ。

長居するために、コカ・コーラ(2,000ペソ)を注文した。

この場所からのスケッチをしておこう。

日本出発の時、大原さんからスケッチブックを頂いた。

(※大原さんの話は「東京・成田発→パリ・ド・ゴール空港行き(2)」に出ています)

枚数180の小さなドローイング帳。

メモ用紙にでもすればいいだろうと受け取った。

スケッチの正しい描き方は知らないが、この機会に、自分なりの方法を見つけようと数日前から始めている。

残り3ヶ月の滞在に、毎日2枚描く計算だ。

この日は、2枚描けた。

枚数が減るたびに、進歩していると嬉しいな。

Plaza Bolívar1.jpg

Plaza Bolívar2.jpg

サッカーの結果は、後半も両チームとも得点が取れず、0対0で引き分けた。

コロンビアが勝っていれば、町中、大盛り上がりになっていただろう。

熱い熱いコロンビア人の、興奮する光景を眼にしたい。

そんな様子は、次回に持ち越しになった。


動画「日曜日のボリバル広場 @ Salento・Quindio・Colombia」あります。



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2015年06月20日

サーカス(CIRCO)とは名ばかり(40)

6月3日:

赤と黄色のとんがり帽子のテントが目についた。

巡業「遊園地」か「サーカス」でも来ているのだろうか。

気になったので、近くまで行ってみた。

看板に「CIRCO ROLEX」と書かれてある。

CIRCOは、スペイン語でサーカスのこと(かな?)。

すでに、そう思い込んでいる。

サーカスは、子供のころから大好きだ。

日本では、木下大サーカスとソ連のボリショイサーカスを見ている。

中国では、ダフ屋から高いチケットを買って「上海雑技団」を息子と2人で鑑賞した。

バリのサヌール海岸でインドネシアの巡業サーカスを見た時には、アノム・バリスさん一家と遭遇。

看板には開演夜8時と書かれてあった、ような気がする。

スペイン語ばかりで読めやしない。


開演30分前に行ってみた。

入場口には、誰もいない。

遠巻きにしているのが、開演を待っている人たちなのだろうか?

私も遠巻きにして待つことにした。

8時近くになると、人々が入場口付近に集まり始めた。

秩序正しく並んでいる。

チケット売り場がない。

入場料もわからない。

人々の動きを観察。

ひとりの女性から、チケットを買っている光景が見えた。

近寄ってみると、入場料3,000ペソ(約150円)だということがわかった。

私は、丁度の金額を彼女に渡した。

Circo1.jpg

地元の人のあとについて、入場する。

ポップコーンがないので、ホットドックを購入。

出演者と思われる化粧をした女性が、店番をしていた。

私はこういう場末の感じが好きだ。

Circo2.jpg

階段状に備えられた長椅子の最前列に腰を下ろし、ホットドックで腹を満たす。

目の前には、円形ではない一段高いステージ。

天井を見上げれば、サーカス定番のブランコが見えない。

動物も見かけなかった。

でも、サーカスなんだよな。

どんな仕掛けがあるのか、楽しみだ。

「上海雑技団」とまでは望まないが、コロンビアらしい芸が見られればと期待する。

観客は200名ほど。

ツーリストは、私だけのようだ。

人口9,000人の町にしては、入場者数は多い。

何度の公演をするのだろう。

1ヶ月間の公演だとすると、200人かける30日は6,000人。

これはありえないだろう。

「他人のことを心配する暇があったら、自分のことを考えろ」ってか。

団長らしき人物のしゃべりで、定刻より15分過ぎて開演。

観客を引き込んでのお笑い。

Circo3.jpg

Circo4.jpg

オヤジのおしゃべりがメインの演目で、あとは曲芸とドタバタ喜劇と手品だけだった。

公演時間は、1時間ほど。

入場料、3000ペソならこんなもんか?

お後は、動画でお楽しみください。




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2015年06月19日

ピザ・パーティー@タロニア地方のスペイン人の家(39)

6月16日:

今朝は、木々がヒューヒューと唸る音で目が覚めた。

天窓からの陽射しが強い。

朝から快晴だ。

サレントの町を散策したあと、折角の好天気だからと、渓谷へ流木拾いにレッツゴー。

川には、多くの行楽客が戯れていた。

収穫は少なかったが、散歩はポカポカと心地よかった。

コロンアビアに、バリのカレンダーを持って来ている。

16日は、日付に黒丸がついている。

これは、この日は「ブラン・ティラム(bulan tilem)」ですよと報せている印です。

bulanは月、tilemは暗い・黒いという意味のバリ語で、月が隠れている状態を言う。

(※空に見える月のことは、バリ語・インドネシア語とも同じ。ちなみに一ヶ月の月は、サシー(sasih)・詳しくはサコ暦で)

バリでは、満月(ブラン・プルナモ・bulan purnama)と暗月には、寺院でお祈りをする重要な日。

ニュームーンじゃなくて、ダークムーンですよ。

新月と訳す人がいますが、バリ的には、暗月のほうがより正確だと思います。

夜9時。

窓を開けると、清々しい風が流れ込んで来た。

虫の鳴き声とせせらぎの音に誘われて、外に出た。

我が家前の街路灯の明かりが消えていた。

真っ暗闇だ。

おかげで、満天の星が見られた。

空気が澄んでいるからだろう。

信州の山中にいるような錯覚を覚えた。

木曽福島・上松町で立ち上げたオートキャンプ場を思い出した。

目の前に、南十字星がクッキリ見える。

少しずつ木の陰に沈んで行く。

あっ! 流れ星。

お願いをする暇はなかった。


話は、5月23日にさかのぼります。

ジュンペイさん家に、カウチサーフィンで泊まっている女性がいる。

(※カウチサーフィンについては「ココラ渓谷に林立する椰子(14)」に説明があります)

私がサレントに来る以前に、ピノさんの家に世話になったことのあるイタリア人。

ピノさんのお客なのだが、出張でいないため、ジュンペイさんが泊めてあげている。

イタリア人女性の名前は、フランシスカさん。

イギリス・ロンドンに住んでいたが、今回の旅が終わればイタリア・ローマに帰るという。

帰国を2日後に控え、ピザ・パーティーの企画が持ち上がった。

本場、ローマのピザが食べられるということで、私は大喜び。

それはそうでしょう、今まで、ピザは「SOMEUI PIZZA」でした食べたことがない。

満足・満腹はしたが、美味しさ100パーセントではなかった。

(※今夜の夕食は、ピザorハンバーガー?(29)に関連記事あり)

だから、期待に胸を膨らませているというわけだ。


会場は、サレントの丘を右手に入る山道を上ったところに住んでいる、カタロニア地方のスペイン人の屋敷。

ここに、ピザ釜があるのだ。

なんでもカタロニア地方って、フランスとスペインにまたがる地域にあり、独立を望んでいる民族らしい。

そんなことでスペイン人と言われるのを嫌う人がいる。

ここの当主もそんな御仁。

だから、スペイン人と言わないように心得ていく必要がある。

訊ねるなら「カタロニア人ですか?」と言わねば。

そんなことを気にしていて、名前を覚えていない。

集合が夜8時だったため、屋敷と長期滞在者向け宿泊施設と周辺の景色写真が撮れなかった。

次回に、チャンスがあるだろうことを期待した。


参加者は、当主と宿泊客の男女2名、フランシスカさんとコロンビア人の恋人、ジュンペイさん、ルーベンさん、ダニエルさんに私の総勢9名。

ピザ釜を暖めるところから始まった。

薪がドンドンくべられる。

もちろん、ランプに使える木材はないか、抜かりなく見張っていますよ。

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フランシスカさんは、ピザ生地を製作中。

手伝おうとしたら「今、一番重要なところだから」と遠慮された。

イースト(酵母)を発酵させる必要があるらしい。

トッピング開始。

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当主が、釜を外から掌で触れる。

釜の温度も適温になったようだ。

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フランシスカさんです

ピザが、次々と出来上がる。

私は、2つ制作。

ピザ生地を広げ、トマト&炒めたタマネギ&チーズをトッピンングした。

すくう部分が平らなスコップのようなもので、生地を釜に入れる。

巧く滑り落ちず、トッピングがズレてしまった。

すべてが初経験。

9人で、20枚ほど食べただろうか。


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レストランのピザとは、ひと味違った旨さがある。

おしゃべりでワイワイと盛り上がって作ったからだろうか。

庭やキャンプ場のバーベキューのように、ちょっと失敗作でも美味しく思える。

パリパリ過ぎたたり、トッピングのバランスが悪かったりするが、それもご愛嬌。

これは、楽し〜い。

バリに戻ったら釜を造って、ピザ・セルフサービスカフェでも開店しようかな。

自分で作るお好み焼きのように、自己責任だし。

味は、楽しさの二の次になる。

このアイデア、使えるかな?


翌日の日曜日、フランシスカさんはメーキャップの露店をしたあとイタリアに帰っていった。

Franciska.jpg

こうして旅費を稼いでは、一年間旅をしていたんだ。

たくましいな。

「Adios(アディオス). Nos veremos(ノス ベレーモス)」

「さようなら。また会いましょう」


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2015年06月16日

私好みの手作り店舗・Los Cuatro Caminos(38)

サレントの町にも慣れてきた。

足を踏み入れては危険だ、と思われる地域もないようだ。

我が家から、谷を挟んだ向こうに行こうと思った。

フィンカと工芸村(Aldea del Artesana)があるのだ。

工芸村は、日本の政府が援助して作られ工芸家に無料で貸している住宅棟のこと。

実演の見学や体験ができる場所ではない。

なぜ、この地の工芸家に日本が支援することになったのだろう。

援助のコンセプトが理解できない。

入居審査が雑だったのか、工芸家でない人が多く住んでいると言う。

無料の入居者は助かっているが、恩恵に預かれなかった人には不満があるだろう。

なんちゃって書道・指導しちゃった(28)」で紹介した、アナさんもここに住んでいる。

日本の援助の雑さが、こんなところにも現れているようで、恥ずかしい。


そんな散策の途中で見つけたお店。

サレントの町を抜ける黄色の鉄橋がある。

橋の下は谷になっているが、水はない。

橋を渡り、しばらく上り坂を進むと左手に、ヒッソリとあるカフェ。

「Los Cuatro Caminos」

Los Cuatro Caminos2.jpg

Los Cuatro Caminos1.jpg
遠くに見える鉄橋の向こうがサレントの市街


私は、こんな手作りの店が好きだ。

店名は、Cuatroが4でCamonosが道。

4道路。

通りの番号でもないし、四叉路でもない。

意味はわからないが、まあいいだろう。

質素な作りがたまらなく好み。

Los Cuatro Caminos3.jpg

Los Cuatro Caminos4.jpg

朝食を注文した。

スクランブルエッグに、アレパとパン。

コーヒーとで6000ペソ(約300円)だった。

Los Cuatro Caminos5.jpg

Los Cuatro Caminos6.jpg

工芸村には、2階建て5棟が建っていた。

大駐車場付き。

近くに農園もあるが、利用している人は少ないと言う。

あとで聞いたのだが、谷を通る近道があるらしい。

谷経由で行ってみるのも楽しいかもしれない。

動画は、工芸村と工芸村から向こう側に見える我が家です(一番右)。




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2015年06月15日

サンポーニャ(Sampona)の作り方(37)

6月に入ってから、ず〜と、曇ときどき雨の日が続いている。

2日前に晴れ間が見えた時、急いで、今月2度目のお湯浴びをした。

陽が射したのは、30分ほどの短い時間だった。

今日も午前中は雨、肌寒い一日だ。

赤道直下の国なのに、昼間でも、室内でTシャツ、短パンでは過ごせない。

高度によって気温が違うため、コロンビアには一年中常夏の町から、日本の春秋のような町や寒い町まである。

この歳になって、常秋・常冬という言葉がないのに気がついている。

25年間、日本の四季を過ごしていないのでおぼろげだが、サレントは日本の秋に近い感じかな。

ポカポカ陽気の春じゃなく、残り陽を惜しむ寒い冬の訪れる前のような季節感だ。


5月13日のこと。

ダニエルさんが我が家を訪ねて来た。

ジュンペイさんの知人で、チャランゴと呼ばれる弦楽器の奏者ということだ。

5月になって、コロンビア最大の観光地「カルタヘナ」から戻ってきた。

「カルタヘナ」では、演奏の仕事をしている。

チャランゴは、フォルクローレ(folclore)で演奏される。

「フォルクローレは、ラテンアメリカの民族音楽の総称で、狭い意味では、アンデスの民族音楽を指します。アンデスの民族音楽ってどんな音楽? と思った方は、代表的な曲「コンドルは飛んでいく」を思い浮かべてください。」

こんな説明を、何かで読んだ気がする。

折角、南米に来ているのだから、伝統楽器の一つも覚えよう。

殊勝な考えでしょう。

習うならケーナだろうが、私には穴を押さえて音を出せる楽器はできないだろうと諦めている。

中学生のころからギターを手にしているが、未だにローコードしか押さえることが出来ない楽器音痴。

ハーモニカのように吹くだけの楽器の方が、まだ優しいだろうと選んだ楽器がサンポーニャ。

サンポーニャを買ってひとり練習をしている私を見て、ジュンペイさんがダニエル君を紹介してくれたのは1週間前。

フォルクローレで使われる楽器は、チャランゴ、ケーナ(quena)、サンポーニャ、ボンボ(太鼓)とクラッシックギター。

ダニエルさんは、ケーナの方が得意だが、サンポーニャも演奏も出来る。

「教えてあげてくれ」と言うわけだ。

3日ほど、吹き方を教えてもらった。

簡単には吹けるものではない。

リズム感も掴めない。

何度、やっても覚えない私に嫌気がさしたのか、「これを聴くといい」と言って、練習曲の動画を持ってきてくれた。

親切な青年だ。


この日は、サンポーニャの作り方を見せてくれるということで、材料を持ってやって来た。

竹のように節のある、アシに似た植物。

Sampona1.jpg

「完成したら売ってください」とお願いした。

20万ペソで商談成立。

私が持っているサンポーニャは、50万ペソだった。

作業は、家の前の歩道で始まった。

この方がダニエルさんです。

Sampona2.jpg

金鋸=カナノコ(鉄を切るノコギリ)の刃で材料を切断。

底になる部分に節を残してカットする。

竹はまわし切りが常道。

カットする箇所は、根っ子に向かった方向が吹き口になる。

吹き口になる部分は、音階に合わせて長さを調節しながらの作業。

完全に切り落とさずに、少し残して割っている。

始めて見る技法だ。

Tunerと書かれた計器が登場。

Sampona3.jpg

Sampona4.jpg

音階が合うと、上下していたゲージが左に3つあるランプの真ん中・緑の位置に止まる。

便利な物があるもんだ。

ひとつずつ音階を確認しながら、作っていく。

Sampona5.jpg

全部揃ったところで、ひとつおきに抜き取り、並べて縛る。(説明が難しい)

2段にして、完成。

作業時間:2時間。

Sampona6.jpg

顔色がすぐれない。

どうも失敗したようだ。

私にはわからない。

「もっと良い材料を森で見つけてある。あと、1ヶ月後に取ってくるので、その時に作ってあげる」と言い残して帰っていった。

あれから1ヶ月になる。

そろそろ、ダニエルさんが材料を持って現れる頃かな。


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2015年06月13日

こんなところに、スゥイーツの店(36)

滞在が2ヶ月を過ぎると、点だった視点が繋がり面となってくる。

隙間にある、小さな建物や店が見えてきた。

今まで、気づかなかった店。

まずは、スゥイーツの店発見です。


ジュンペイさんの店「OKENDO」から近い「エル・リンコン・デ・ロス・ポストレス=El Rincon de Los Postres」。

店名は、そのものズバリ「デザート・コーナー」。

スゥイーツ専門で、飲物も置いていない。

注文したのは「cafe con nueces 」。

ナッツとコーヒーと命名されたスゥイーツ。

便利になったもんで、スペイン語もGoogle翻訳ですぐ調べられる。

コロンビアに来て始めてのスゥイーツ、4,500-ペソ。

甘い甘い、ものでした。

グルメじゃないので説明できな〜い。

小さな椅子が8つ、カウンターか壁に向かって座ります。

El Rincón de Los Postres1.jpg

El Rincón de Los Postres2.jpg

El Rincón de Los Postres3.jpg



もう一軒。

メイン・ストリート(Calle Real)の中程より少しボリバル広場寄りにあるケーキ屋さん。

「ラ・ポストレ=La Postre」。

「デザート」という名前の店です。

注文したのは「Mousse de Maracuya」。

パッションフルーツのムースでした。

コーヒーは、エスプレッソ・マシンから出て来ました。

4人がけのテーブルが2つの小さな店です。

会計は10,000ペソ(約500円)。

La Postre1.jpg

La Postre2.jpg

La Postre3.jpg



さらに、もう軒です。

ボリバル広場沿いにある喫茶店。

「カフェ・キンディオ=Cafe Quindio」

サレントがある県・キンディオが店名になっている。

観光客向なのか、価格は、ちょっと高めに設定されているようだ。

近代的でオシャレなカフェ。

どちらかと言うと、この地に似合わないかな。

でも、都会人からすればこんな店が安心できるのかもしれない。

注文したのは、ブルーベリー・チーズケーキとコーヒーでした。

久しぶりに喫茶店に入ったという感じ。

こちらもコーヒーはエスプレッソ・マシンで。

会計は、25,000ペソ(約1,250円)


Cafe Quindio1.jpg

Cafe Quindio2.jpg

Cafe Quindio3.jpg


スゥイーツの総評。

甘いもの好きな私ですが、いずれの店も甘すぎたかな。

しかし、コロンビアの田舎でこれだけのスゥイーツが味わえるのは、ある意味で奇跡かもしれない。

作り方は知らないが、ミニスーパーを見る限りでは、食材が揃っているとは思われない。

この3軒の他にも、スゥイーツの店はあるだろう。

お気に入りの店が、いつか見つかるかもしれない。

今後も探索は続く。

楽しみだ。


posted by ito-san at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 南米コロンビアの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする