南米サッカー連盟が主催する、各国代表チームによるサッカー大陸選手権大会。
今大会はチリで開催され、南米サッカー連盟の加盟10チームと招待国2チームの計12チームが参加。
3つのグループによるリーグ戦が行われ、各グループを勝ち抜いた8チームによるノックアウト方式の決勝トーナメントを経て優勝国が決定。
6月12日(金)から7月5日(日)の約1か月間で、3位決定戦を含む全26試合が開催。
注目国は昨年開催された2014FIFAワールドカップで準優勝の「アルゼンチン」や、ベスト4「ブラジル」、ベスト8「コロンビア」。
そして、注目選手は、メッシ(アルゼンチン代表/バルセロナ所属)、ネイマール(ブラジル代表/バルセロナ所属)、ハメス ロドリゲス(コロンビア代表/レアルマドリード所属)といった世界最高クラスのスター選手達。
普段所属する欧州各クラブでの戦いから、舞台を南米に移し、各国代表選手として熱戦を繰り広げる。
スカパー!(http://soccer.skyperfectv.co.jp/copaamerica)より。
サッカーにあまり興味のない私だが、コロンビアに滞在しているせいかコロンビア・チームの成績が気になる。
昨夜(6月26日)は、6時30分からコロンビア対アルゼンチンの準々決勝の試合があった。
アルゼンチンは優勝候補。
コロンビアが、この試合に勝てば優勝の可能性も芽生える。
ボリバル広場に、幅5メートルほどのオーロラビジョン(大型映像装置)が設置された。
町主催の、コロンビア応援イベントだ。
5時30分、オーロラビジョンの前には、すでに数百人の観衆が試合の始まりを待っている。
小雨が降り始め、急いで雨避けシートが掛けられる場面もあった。
終始優勢に試合を運ぶアルゼンチンに対して、コロンビアはしっかりと相手をとらえる守備をした。
試合は0対0のまま、前半戦を終了。
後半戦も、両チームともゴールがとれない。
コロンビアのゴールキーパー・オスピナが再三好守を見せる。
ゴールを阻止するたびに、観衆の歓声が上がる。
彼らと同じように、一喜一憂する自分に驚いている。
国民の興奮を、私は、この場で味わっているのだ。
2014FIFAワールドカップで、コロンビア対日本の試合があった。
その時のジュンペイさんの気持ちはどんなだったんだろう。
複雑な気持ちで鑑賞していたと想像できる。
結果は日本が負けたので、周りのコロンビア人は、ジュンペイさんを慰めてくれたようである。
それにしても、ラッパの音がうるさい。
試合は90分では決着がつかず、PK戦(Penalty Kick)へと突入する。
コロンビア人は、勝つと興奮して暴れるらしい。
そんな場面を想像して、私は、いつでも逃げられる場所に立っている。
PK戦は、7人目で決着すると言う、緊張が続いた。
コロンビアの負け。
アルゼンチンがべスト4へと進んだ。
観衆は、おとなしく解散していった。
動画で御覧下さい。