2015年07月21日

サレントで完成したランプたち(58)

ある夜のこと。

ジュンペイさん家での夕食後の会話。

話題は、コロンビアの伝統音楽の話から、私が作っているランプ(照明器具)の話に移っていた。

ダニエルさんが、クスッと笑った。

原因は、ジュンペイさんが発したスペイン語のランプ=ランパラ(lampara)にあるようだ。

コロンビアでランパラは、ランプ以外にスラングで「路上生活者」のことを言うらしい。

「ITOは、路上生活者だ!」とでも聞こえて、可笑しかったのだろうか。

インドの比ではないが、コロンビアの暖かい地域には路上生活者がいる。

路上生活をする勇気は、私にはない。

ホームレスになるよりは、野垂れ死にする方を選ぶだろう。

スラングになった起源や背景は、わからなかった。



路上生活者じゃない方のランパラが、数日前に完成した。

川原で拾った流木、落ちていた枝、譲り受けた竹や材木で作ったランプが10基ほど。

残念なのは「CHICHAN」の紙が出来上がらなくて、バリ紙とのコラボレーションとなったことだ。

100パーセントのメイド・イン・コロンビアを残していきたかった。

私は、この地に何らかの爪痕を残して帰りたいと思っている。

会話は成り立たないし、音楽などのパフォーマンスもできない。

雰囲気を盛り上げることや、印象づけるアクションもできない。

20歳の時の旅では、若いというだけでコミュニケーションはとれた。

そんな私が、世話になった人々の記憶に残すものと言えば、ランプしかない。

ランプ作りに興味を持ってくれた「CHICHAN」のメンバーには、本当に感謝している。

今回の滞在を有意義にしてくれたのも、自信をもらったのも、彼らからだ。

お礼として「CHICHAN」に、ランプを寄付をしてもいいと考えている。

ジュンペイさんは「きっと、売れるから」と、知人の店に委託しようと言ってくれている。

どんな方法でもよい、世話になった人々にお礼がしたい。

面倒見の良いジュンペイさんには、言葉では言い尽くせないほど感謝している。

ジュンペイさんに任せることにしよう。


完成したランプの写真アップします。

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工具の揃っていない現況で、よくここまでできたと自分でも感心している。

滞在中、まだまだランプ作りは続けるつもりだ。

次回作に乞うご期待。


リサイクル運動財団「CHICHAN」(30)

バナナ紙作り@「CHICHAN」(31)


posted by ito-san at 23:43| 愛知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 南米コロンビアの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トピック(2)〈紙幣の50,000-ペソ〉 @ サレント(57)

町で見かけたこんな物、ちょっとした出来事物を「トピック」で紹介していきます。


コロンビアで金額の一番大きな紙幣は、50,000-ペソ(約2,500円)。

世界各国、私の知る限り、紙幣は横長が正面としている。

そして、そこに入る絵柄は、たいてい右側に人物の肖像が描かれている。

それが、なんと50,000-ペソは、縦長に絵柄が入っているのだ。50,000peso

これって珍しくありませんか?

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posted by ito-san at 03:37| 愛知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 南米コロンビアの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする