2015年09月07日

隣国エクアドルの旅・その弐(81)

08月28日の続きです。

ミグラシオンは、いつも緊張する。

国境のミグラシオンは、江戸時代に通行手形で関所を通過した心境に似ているのかな。

受付窓口に、行列はなかった。

コロンビア人とエクアドル人は、ミグラシオンを通過せずに検問所で身分証明IDカードの提示するだけでパス。

陸路で国境越えの外国人ツーリストも少ない。

出国の手続きは、スムースに進んだ。

今回の課題は、帰りのコロンビア入国だ。

はたして、2日間がプラスされたビザが取得できるか。

「行きはよい良い帰りは怖い」だ。


いよいよ、国境越え。

警備兵も立っていない国境線の橋。

渓谷に架かる黄色い手すりの橋を渡る。

橋の名前は、ルミチャカ橋

同国内の橋を渡っている感じで、緊張感はない。

Frontera.jpg

エクアドルの第一歩。

空気感も変らない。

公用語も、コロンビア同様のスペイン語圏。

ミグラシオンも、呆気なく通過。

乗り合いタクシー(5.30pm→6.00pm)で、7キロ先のエクアドル側の国境の町トゥルカン(Tulcan)へ。

75セント。
米$が通貨の国に突入。

車窓の景観も、大差なく感じる。


トゥルカンのバスターミナルには、キト(Quito)行きのチケットを買う行列ができていた。

旅の目的地は、オタバロ(Otavalo)。

途中下車するチケット3.75US$を購入。

オタバロ到着は夕方を予定していたが、今、すでに夕方。

吹きさらしの待合所。

標高は、エクアドル国内で最も高い2,950m。

さすがに寒い。

7時45分発のキト行きバスに乗る。

オタバロまでは、およそ3時間。


オタバロ着、夜10時40分。

パンアメリカン・ハイウエーで下車。

ガイドブックの未知だったパンアメリカン・ハイウエーが鉛筆で黒く塗りつぶされる。

ライトアップされた教会が見えた。

それが市内であることを教えてくれている。

教会を目印に、歩く。

標高2,500メートル。

やはり寒い。


夜11時を廻った。

急いで、今夜の宿を決めなくてはいけない。

目指した宿の一軒はすでに扉が閉められ、もうひとつは満室だった。

深夜0時ちかくになって宿が「Maria」に決まる。

料金は、一人9US$。

部屋は、清潔だった。

「Maria」
Maria.jpg
翌朝の「Maria」正面

《Maria Hostal》
Tel:2920-672/09795-20085
Mail:elsy1981@hotmail.com
(ホットシャワー・TV・Free WIFI)


重ね着をして、夜食に出る。

広場には、数件の屋台が店を開いていた。

明日は、この広場が有名な土曜市になる。

Plaza de los Ponchos.jpg


ホットシャワーは、温度調節が一定しなくて苦戦したが、冷水を浴びなくてよいのは幸せだ。

まる一日掛けての移動が終わった。

今夜は、グッスリ眠れるぞ。


〜続く〜

posted by ito-san at 05:52| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 南米コロンビアの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月05日

隣国エクアドルの旅・その壱(80)

今回のコロンビア訪問では、他国には行かない予定だった。

「折角、遠く南米まで来ているのに、もったいない」と言う意見もあるだろう。

周辺諸国を旅する選択もあるが、私は一カ所に長く滞在する旅が好きなんです。

と言って、絶対行かないというわけではない。

機会があれば出掛ける用意はある。

ビザの関係で、思いがけなくエクアドルに行くことになった。

こういう機会は逃したくない。


ジュンペイさんは、毎年のように陸路で国境越えをしている。

コロンビアの国境越えは、危険がともなう。

ジュンペイさんは、15年前に2度盗賊にあった。

1度目は、乗客に仲間がいて手引きした。

その時は、現金を取られた。

2度目は、その2ヶ月後。

この時は、ゲリラの検問で強制的に停車させられる。

大きな人の後ろにいて見えなかったのか、被害はなかったそうだ。

その後は、遭遇していない。

バスは、ゲリラの潜む町が点在する地域を通過する。

避ける方法はないので、遭遇したらおとなしく身ぐるみを剥がされるしかないだろう。

なけなしの金を、あちこちに隠し持った。

隠し通せるかは不安だが、旅の定石としての行動をしておいた。

それでは「隣国エクアドルの旅」の始まりです。


8月27日

サレントを夜9時のバスに乗って、アルメニア( キンディオ県)に向かう。

大きな町へバスで移動するには、アルメニアから出る手段がベストだ。

アルメニアのバスターミナルから、コロンビア南部の国境の町・イピアレス(Ipiales)向けて深夜バスに乗る。

日付は、8月28日に変っている。

00.45分発は、大幅に遅れて1.35分に出発した。

料金は60,000ペソ(約3,000円)。

バスは、闇の中をひた走る。

3時間ほどで、バジェ・デル・カウカ県(Valle del Cauca) の県都カリ(Santiago de Cali)に到着。

このあと、ポパヤン(Popayan・カウカ県の県都)、パスト(San Juan de Pasto・ナリーニョ県の県都)と、大きな町で乗客の乗り降りがある。

ポパヤンを過ぎで翌朝9時、峠のドライブインで朝食。

気持ちが高揚していて、一睡も出来なかった。

アンデス山脈に寄り添うように貫く、パンアメリカン・ハイウエーをひたすら走る。

荒涼とした山なみが続く。

どれだけ越えればいいのだ。

こんなところで盗賊に合ったら、無抵抗でしか対処できないだろう。

要所に、銃器を持った兵士が立っている。

兵士がいるから盗賊が出没しないのか、盗賊がいるから兵士が警備しているのか。

ゲリラの出没を少々期待しながら、車窓の風景を見る。

オアシスのように忽然と現れた町が、パストだった。

パストは、辺境の独立国のようだ。


バスは、国境の町・イピアレスに向けて走る。

パストとイピアレスの間にあるグアイタラ川(Rio Guaitara)の渓谷は、雄大な風景だった。

標高差300メートルはありそうな、切り立った渓谷の岩山。

よくぞ、この岩山を切り開いて道を造ったものだ。

緑豊かなバリの渓谷と違って、熱帯サバンナの渓谷は、英語のキャニオン(Canyon)と表現するほうが感じが伝わるだろう。




盗賊に襲われることなく、イピアレスに到着。

イピアレスは、標高2.900メートルの町。

国境のミグラシオン(MIGRACION=入国管理事務所)までは、乗り合いタクシーで30分ほど。

8,000ペソ(一人)。

これまでの経験で、国境というのはどこかしらウサンクサイものだが、ここはいたって健全だ。

マネーチェンジのおやじ連も、押し売りしてこない。

レート:1US$=2,900ペソ

MIGRACION5.jpg
コロンビア側ミグラシオンから、国境を見る



〜続く〜
posted by ito-san at 10:38| 愛知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 南米コロンビアの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月02日

オタバルの土曜市で見かけたカラフルグッズ(79)

コロンビア滞在180日も、残すところ30日となった。

日本トランジットのあと、ウブドに故郷帰りの予定です。

鬼頭さんからの援助物資・マックのお陰で、日本語や活字に飢える事もなく生活できています。

インターネットの威力は凄いですね。

今回の旅のお供に iPhonを進呈していただいたのですが、未だ、カメラ機能しか活用していません。

今後に期待です。

時代が進歩したとは言え、1990年のウブド滞在時との差は大きい。

旅の仕方が変化するのが理解できる。


南米エクアドルの北部にある、インドヘナ(オタバル族)の町として広く知られているオタバルに行ってきました。

写真は、オタバルの土曜市で見かけたカラフルグッズ。

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《 隣国エクアドルの旅・報告 》は、もうしばらくお待ちください。


posted by ito-san at 09:46| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 南米コロンビアの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月01日

隣国エクアドルの旅・報告(78)

31日朝7時、サレント到着。

只今、エクアドルの旅から戻ってまいりました。

心配していた、コロンビア滞在の出国日も9月30日まで延長できた。

コロンビアの国境ミグラシオンで、30日に入国し、31日間のビザを取得。

これで、航空券の日付30日が有効となった。

2日間のオーバーステイにならず、罰金を払わなくてもすむ。

やっと不安が解消された。

もちろん、ジュンペイさんの通訳の賜物である。


MIGRACION.jpg

27日のコロンビア出国時、ミグラシオン窓口の写真を一枚撮った。

即刻、ポリスに警告される。

フィルムの没収&消去にはならなかったが、不覚な行動だった。

ミグラシオンでは、写真撮影御法度の国は多い。

特に国境のミグラシオンは、厳しいと聞いている。


旅の疲れが癒えたら、旅の報告をします。

メモを整理するまで、時間をください。

もう少し、眠ることにします。

おやすみなさい。


posted by ito-san at 06:34| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 南米コロンビアの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする