2015年09月14日

サレント&ウブドの市場事情(85)

隣国エクアドルの旅では、首都キトにもガラパゴス諸島にも赤道記念碑にも寄らなかった。

蛇が怖い私は虫も嫌いだが、カメ&イグアナも大の苦手。

私の苦手な動物たちの楽園が、ガラパゴス諸島らしい。

ガラパゴス諸島は、私には地獄だ。

「世界・行きたくない観光地」のひとつ。

ミーハーな私的には、赤道記念碑には寄ってもよかったかなと思っている。

でも、赤道をまたぐ記念写真を撮っても意味がないか、とも思っている。

エクアドルは、歴史のある国。

じっくり腰を落ち着けて滞在すれば、興味溢れる国だろう。

そんな機会が、巡って来るのを待つことにしよう。


エクアドル訪問の主目的は、帰路でのコロンビア滞在ビザの取得。

私にとって観光は、二の次の旅だった。

二の次と言えども、往復路の道中に興味を惹かれたし、オタバロはガイドブックを読んで行きたかった場所だ。

久しぶりに観光客として振る舞った2日間。

短い滞在ではあったが、エキサイティングな旅だった。

ジュンペイさんは、少々の仕入を理由に、私に付き合ってくれたのだと思う。


オタバロ滞在で、気づかされたことがある。

大きなメルカード(Mercade=市場)に入った時、旅先で市場を覗くことが私の趣味だったことを再確認させられた。

活気と喧騒の市場の風情が好きだ。

売られている食材・生活雑貨などで、彼らの食文化や習慣が垣間見られる。

そこに暮らす人々を知るには、市場を覗くことが一番。


そして同時に、サレントに市場が皆無なのを思い出していた。

都会ならまだしも、田舎の町で、市場がないのに驚いている。

薄々は気がついていたが、料理をしないので気に掛けなかった。

一体、彼らはどうやって、調達しているのだろう。

人々の行動を把握できないでいるので、実態はわからない。

小さな八百屋と肉屋を数件見つけたが、魚屋は存在しないのか見つからなかった。

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八百屋

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肉屋

これまで訪れたコロンビアの町々でも、メルカードは見かけなかった。


バリでは、村の中心地の広場に露天の朝市が立つ。

朝市は、毎日の村と三日おきの村とがある。

ウブドでは、王宮のある変則十字路の角にパサール・ウムウム(公設市場)の建物がある。

朝市は、暗いうちから準備が進められる。

荷台が満載の小型トラックや大きな荷物を頭にのせた婦人たちがやってくる。

パサール・ウムウムの駐車場に、露店のテントが軒を連ねる。

南国の珍しい果物や季節の果物が並ぶ。

料理用の皿になるバナナの葉や供物に使われる花。

すでに花が盛られた供物が並ぶ。

アヒル、鶏が生きたまま売られている。

儀礼日が近づくと、値上がりする野菜や肉。

彼らの胃袋を知ることは、文化を知ることでもある。

土産屋がひしめく、建物棟「パサール・スニ」の開店は朝8時頃からだ。

値段交渉を楽しむ観光客で、いつも賑わっている。

州都デンパサール同様、ウブドのパサールも観光名所になっている。


パサールの活気を思い出すと、観光客のひとりとしてサレントにもあればいいのにと思う。

日本では、コンビニやスーパー・マーケットに押されて姿を消した市場。

すでに地域に密着した青空市場は各地で存在しているが、今後さらに、産地直売という形で小規模な市場の復活が活発化することを期待している。

新鮮な野菜が手に入れば、私も料理をする気になるかな?

45年前「青空自由市」と称してフリーマッケット(フリマと縮めては言わなかった時代)を主催したことのあるフリーマッケット世代の私としては、各地で様々な市が催されれば楽しいな〜と思っている。


※付録:

サレントで見かけた10センチほどの蛇?

こんな小さくても、私は触れない。

serpiente.jpg


posted by ito-san at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 南米コロンビアの旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする