2016年03月03日

流木拾いにサボ海岸(37)

雨の日が続き、流木拾いに出掛けられない。

使える流木が少なくなり、手持ち無沙汰の日々。

今日も雨模様。

ウブドの南西、サボ海岸方面に晴れ間が見えた。

思い切って行ってみるか。

バイクで30分。

ゴアガジャの手前を、トゥンクラ村に向かって右折する。

トゥンクラ村からクムヌ村を抜ける道は、適度の蛇行と起伏を繰り返す。

18年前にトペン舞踊を奉納した、トゥンクラ村のダラム寺院前を過ぎる。

緑豊富な美しい家並みが、私の心を落ち着けてくれる。

スマラ・ラティの太鼓奏者C君の家の前を通り過ぎると、サボ海岸は近い。

C君の家はピンド村=PIndaにある。

バリ人は語尾につくaは、オと発音しているようだ。

従って、海岸のあるSabaも、サボと呼ぶ。

信号機のあるバイパスを横切り、ホース・ライディングのオフィス前を過ぎれば到着。


前回知り合ったバリ人のおじさんに、声を掛けられる。

おじさんと言っても、私よりは若い。

黒い砂の海岸を歩く。

連日の雨に関わらず流木は少ない。

ビニール袋とペットボトルが目立つ。

15年前は、もっと奇麗だった。

イメージしている流木が見つからない。

小さめのプラスチックを拾って、袋に入れる。

世話になっている海岸を、ちょっと清掃。

流木で動物オブジェを作っている土産業者が現れたのは、10年前。

今でも、下請け業者が流木を集めているらしい。

ミニ椅子の座部分の素材になる板状の流木が見当たらないのは、そんな理由からだろうか。

hobby7.jpg


雨が落ちてきた。

ワンテラン(集会場)に逃げ込む。

露店のおばさんに、バリ・コピ(Rp2,000-)を頼んた。

カキリマ(移動屋台)の具たくさんバッソ(10,000-)も注文した。

バリ・コピとバッソを持って、座り込む。

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あじわいあるランダ像が、大樹に足下に安置されていた。

saba2.jpg


雨が小降りになった。

今日は、これ以上収穫はないだろう。

帰ろうとする私に、男性が声を掛けてきた。

「川を挟んだ向こう側の海岸に、たくさん落ちているよ」

遠目に見た海岸には、確かに多くの物体が打ち上げられている。

教えられた通りに、行ってみた。

そこは、ペットボトルと日用雑貨のゴミの山だった。

「ゴミのポイ捨てをやめよう」なんて生易しい状況ではない。

バリ島は、行政がゴミ収集を行っていないのではないのか。

集められることのない家庭のゴミは、庭や排水溝に捨てられる。

それが、雨によって川に運ばれる。

自然に戻るゴミの時代は、問題にならなかった。

今、環境に悪い物質のゴミが海に流れ込んでいる。

取り返しがつかないほど、海は汚染されている。

デンパサールの都会や観光地のホテル&レストランのゴミは収集されているようだが、そのゴミ処理場もパンク寸前。

バリのゴミ問題は深刻だ。





posted by ito-san at 03:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする