2016年05月20日

神聖で瞑想的な空間・猿の森(59)

ウブドの観光名所となっている「モンキー・フォレス」には、もちろん猿がいる。

野生の猿だ。

私は子供の頃、猿に襲われたことがあるので、猿が嫌いだ。

だが、モンキーフォレスには、時々行く。

ツーリストが猿と戯れているのを横目で見ながら、私は目的の場所に向かう。

正面入口から入ると、右手に大きな菩提樹が聳え立ち、常夏の太陽の強い陽射しを遮っている。

大樹をくぐるようにして渓谷に架かる橋を渡り、右手の下り坂の細い道を進む。

泉の湧く池を過ぎ、さらに進むと渓谷に降りられる。

そこが村人たちの沐浴場だ。

川水の流れに沿って通り抜ける風が、神聖な場所を感受させてくれる。

「モンキー・フォレス」には、もうひとつ、私の立ち寄る場所がある。

ダラム寺院だ。

森の奥にひっそりと佇む寺院は、時間を忘れさせてくれる。寺院に入りお祈りをして帰る。

私にとって「モンキーフォレス」は、瞑想する場所だ。

2013年1月7日、トリップアドバイザーにこんな内容で投稿している。


2014年8月30日、極楽通信に「モンキーフォレスト の散策」を投稿している。

こちらも読んでみてください。


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2016年5月16日、2年と約8ヶ月ぶりの「猿の森」訪問。

モンキーフォレスト通りから入場した私は、まず、ビンギン(Bingin)樹のある渓谷に向かって右折した。

ビンギン樹に覆われた渓谷に架かる小さな橋は、精霊の世界への入口のようだ。

見上げると、ビンギン樹の枝葉が空を覆っていた。

以前は、垂れさがった太い気根を利用して、あやとりで作った橋のような吊り橋があった。

現在は、コンクリート製になっている。

渓谷を越えると、左右に道が分かれる。

右手が川上。

ここにはマンディ(沐浴)場があり、奉納舞踊に出かける前には、必ず、禊(ミソギ)をした。

マンディ場は、岩が取り除けられ様変わりしていた。

村人はもう、ここではマンディしていないのかもしれない。


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左手に進むと、渓谷沿いの崖にウッドデッキのプロムナードが新しくできていた。

ここを歩くのは初めてだ。

清流の織りなす自然の音が、心地よく聴こえる。


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猿のたちのひょうきんな動作が人々を癒してくれる。

メモをとろうとリュックから紙片とボールペンを出すと、猿が寄って来た。

場所を移動すると、他の猿が近づいてくる。

カバンを開いたり何かを手に持つと、餌でももらえると思うのだろうか。

落ちついて腰を下ろしていられない。

小さな森は、いくつかの観光スポットが用意され、良く整備され公園としての機能を備えていた。

猿の苦手な私には、好きになれない場所だが。





※モンキー・フォレスの正式名は「Mandala Suci Wenara Wana」。

★営業時間:8.30am〜6.00pm(年中無休)/

★入場料:Rp40,000-(大人)/


posted by ito-san at 17:57| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする