2016年07月25日

開いてて良かった「カキ・リマ・ベンシン」(77)

ウブド地域に、ガソリン・スタンドの一号店がオープンしたのは、1998年のテガス村(マス方面)だった。

ガソリン・スタンドは「ポンパ・ベンシン(Ponpa Bensin)またはプルタミナ(PERTAMINA)」と言わないと、バリでは通じない。

ポンパ・ベンシンができるまでは、雑貨屋(ワルン)でガラスビンに小分けして売られていた。

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雑貨屋の店先に「PETROL」書かれた看板を出している。

ウブド大通りはもちろんだが、村道沿いには軒並み(100メートルおき)に見つけられた。

そんな雑貨屋は「カキ・リマ・ベンシン」と呼ばれていた。

古くは、台車(カキ・リマ)で出し入れしたことから付いた名前だろう。

たいていが、一瓶5,000ルピア。

「10,000ルピア」と金額で注文すると、2瓶を入れてくれる。

瓶から、濾過布のついたプラスチックのジョウゴに注ぐ。

Kaki-Rima-Bensin2.jpg

そんな話を、ウブド村徒然記「カキ・リマ・ベンシン(33)」に書いてある。


ポンパ・ベンシンの2号店は、テガス・カンギナン(Tegas Kanginan)村の2001年。

続いて、アンドン地域の2005年。

プンゴセカン村は、2006年に開店。

ポンパ・ベンシンの出店で、近辺の「カキ・リマ・ベンシン」は姿を消した。

ウブドでは、遠く離れなければ見つけることが困難なほど激減した。

現在、大きな街を繋ぐ幹線道路にはポンパ・ベンシンがある。

村々を繋ぐ村道には、まだまだカキ・リマ・ベンシンが残っている。

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サバ村近郊のカキ・リマ・ベンシン(撮影:2016年7月25日)


ウブドで生き残っている「カキ・リマ・ベンシン」もある。

そんな店が、この頃、写真のようなガソリン販売機を店頭に置き始めた。

「PERTAMINI」の見慣れた文字。

ちがった!

見慣れた文字は、国営石油会社の社名「PERTAMINA」だ。

この販売機は、PERTA-MINIだ。

MINIは、プルタミナのミニ版と言う意味か。

販売機は、プルタミナから7〜8,000,000ルピアで購入するらしい。

手回しだけど、グレードアップな感じだ。

10,000ルピアで、ポンパ・ベンシンでは1.52リットル。

PERTA-MINIのオヤジは「10,000ルピアで1.5リットルくらいかな」んて、曖昧なことを言っている。

pertamini.jpg

ウブド生活者の私は、アンドン&プンゴセカンのガソリン・スタンドを利用している。

時々、ガソリンメーターがレッドゾーンの時がある。

時計の針は、交通渋滞の時間帯をさしている。

こんな時には、近くの「カキ・リマ・ベンシン」に急ぐ。

開いてて良かった「カキ・リマ・ベンシン」。

ガラスビンからハンド吸出機?(呼び名を知らない)に持ち替えたイブ(お母ちゃん)は、多いに戸惑い気味。

こうしてウブドは、様変わりしていくのであった。


posted by ito-san at 17:48| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする