2017年09月26日

ウブドのバリ舞踊定期公演・中間報告(152)

バリ島は今、霊峰アグン山の噴火が予想され、危険地域住民の避難が始まっている。

54年ぶりに噴火するのか?

毎日起こる弱い地震が、不安をあおっている。

今後、どんな事態になるのか、想像もつかない。

山頂からは噴煙のように水蒸気が立ちのぼり、頂上付近では山火事も起こっているとの情報。

猿たちは、危険を察知し、いち早く逃げたようです。

7月25日の「古希記念・アグン山登頂」が、現実のものとは思えない。

噴火の原因は、ツーリストが、霊峰アグン山を汚したから?

私が、頂上で「和るん・あんかさ」のコーヒーを飲んだのがいけなかったのか?

誕生日祝いの「バロン・ブリッジ・カフェ」のマンゴタルトを食べたのが悪かったのか?

反省することしきり。

バリ人の知人は「ビジネスで汚れ切ったバリ島を浄化する良い機会だ」と言っている。

そうかもしれない。

ウブドは、今のところ大きな変化はない。


男性でおじさんだが「スマラ・ラティ」のアノムのハヌマンは、別格で見応えありますよ。




今夜もバリ舞踊定期公演を鑑賞に行くtosan。

舞踊は、ひととおり見終わった。

ケチャ、ジェゴグワヤンクリットは、別物として扱うことにした。

ここで中間報告を報告しておこう。

公演休止になっているグループが、いくつかあった。

「リッタ・デウィ」のような会場契約の延長ができなかったグループや、採算がとれなくて中止になったグループ。


こうして観てきて、演目の内容が、すべて舞踊とするグループと舞踊劇を上演するグループとがあるのを知る。

舞踊のグループは、タイトルを「レゴン・ダンス」とし、舞踊劇のグループは「マハバラータ叙事詩
(Mahabarata)」「ラーマーヤナ叙事詩(Ramayana)」のタイトルになっている。

「レゴン& バロン・ダンス」のタイトルは、前半が「レゴン・ダンス」で、後半が「バロン舞踊劇」といういいとこ取りのグループ。

バロン舞踊が、ツーリストに人気があるという証明の演目だ。


「レゴン・ダンス」は、踊り手の多いグループが豪華で見栄えする。

ツーリストには、新作でも優美な舞踊が受けている。

前にも書いたが、踊り子は若いほうがいい。

できれば、美しいほうが良い。

この気持ちは、今も変わらない。

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Sadha Budaya.jpg

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舞踊劇は、バリ語の理解できない観光客には人気がない。

まったくわからない言葉で物語を説明されても、粗筋も理解できない。

まったくわからない演技は、おもしろくもなんともない。

サレン王宮ウブドに観客が多いのは、立地条件の良いからだ。


マニアックな演目のグループを紹介する。

ガムラン・グンデルで演奏する「プスパ・キラナ(Puspa Kirana)」。

小編成のガムランで、ジャンゲール(Janger)を演じる「チャハヤ・ワルサ(Cahya Warsa)」。

「ポンドック・ペカッ(Pondok Pekak)」のフロッグ・ダンスは、ゲンゴン(口琴)&スリン(縦笛)の伴奏。

竹ガムラン・ティンクリック伴奏の「チュプック・ウィルサ(Cepuk wirsa)」。

ガムラン形態は変ってもバリ舞踊は踊ることはできるが、ゴン・クビアールに比べ迫力がないのでツーリスト受けは良くない。

お薦めではないグループにも、逸材はいる。

時間が許せば、くまなく見て欲しい。


舞踊部門をランク付けしている。

もちろん、独断と偏見ですが。

評価は、演目・ガムラン演奏・舞踊・舞台環境。

中間発表です。

今のところと念を押して、上位グループ。

総合一位・日曜日の「ジャヤ・スワラ(Jaya Swara)
総合二位・木曜日の「パンチャ・アルタ(Panca Arta)」
総合三位・火曜日の「スマラ・ラティ(Semara Ratih)」
総合四位・月曜日の「サダ・ブダヤ(Sadha Budaya)」

ケチャは、次回、別で評価する予定です。

posted by ito-san at 16:04| Comment(1) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月15日

もう一つ「マンディ場」教えます(151)

チャンプアンの「<"http://itosan-ubud.seesaa.net/article/450038529.html">取って置きマンディ場」に続いて、もうひとつのお薦め「マンディ場」を公開します。

それはウブド大通りから、少し入ったところにある。

「レストラン・カサルナ」の前。

立派な割れ門が完成しているところです。


「レストラン・カサルナ」で、ふくろうの絵で有名なシーラさんの個展が、9月1日から30日までで開かれている。

友人と店の前で待ち合わせ、鑑賞に行くことにした。

普段、町中を歩く事がない。

この日は、近くを散策しようと早めに到着した。

バイクを「カサルナ」近くの路上に止め、渋滞の道を渡る。

気がつかない人が多いが、この道には橋が架かっていて、下には川が流れている。

川はカジェン通りに沿って流れ、上流は田んぼの散歩道に寄り添っている。

覗くことができた谷底は、新しく建った割れ門で塞がれた。

塞がないのがよかったのでは、と思っている。

建物が続き、目線に息抜きの空間が減っているウブド。

張り出しのデッキでも作って、憩い場にしてもよかったのでは。

観光客的には、割れ門&休憩場、どちらがいいのだろう。

バリらしい割れ門をくぐった。

割れ門を入り左の階段を降りていくと、左手に、元「日本食料理店・漁師」の地下部分が見える。

渡り廊下のような、高架の向こうに見えるのは「Warung River View」。

町中にあって、喧騒が避けられるオープン・レストラン。

リバービューとは言えないが、対岸の風景がユニークだ。

ワルン・リバービュー(55)」で、見られるよ。

階段を降りきり、小川に沿って前進すると道が途絶える。

渓谷の底に佇む。

対岸に渡る小さな竹の橋が、架かっている。

橋を渡ると、正面がマンディ場だ。

マンディ場の横、崖に沿って右手にはペジ寺院がある。

ペジ寺院は、ほとんどの村に存在し、聖水をつくる湧き水の出る重要な寺院。

もちろんここにも、地下水は湧き出ている。

ご神体のムルカット(浄化儀礼)をする場所でもある。

村人は、飲み水として汲みに来る。

手のひらに、すくって飲んでみた。

柔らかいく美味しく感じた。

あなたも一度、降りてみるといい。



注意事項:

以前、元「日本食料理店・漁師」の地下2階まで川が増水したことがあったので、

大雨の日は、降りないで来ださい。


posted by ito-san at 17:23| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月11日

ベン村にある滝 @ instagram(150)

バリ舞踊定期公演総チェックも、4週目に入っている。

同じ種類の踊りを何度も見ているのだが、それぞれに個性があって、未だに飽きない。

きっと私は、バリ舞踊が好きなんだろうな。

レゴン、バロンが見終われ、次はケチャのチェック。

最終は、ジェゴグだ。

総チェックが終わるまで、もうしばらくかかる。

息抜きに、久しぶりに滝の情報を入れることにした。


ウブドでもっとも近い滝景観は、Tegenungan & Blangsingaだ。

その記事は、「Waterfall @Tegenungan & Blangsinga(108)」に書いた。

今回出かけた滝は、バンリ県に入る手前、ギャニアール県ベン村にある。

ベン村の滝へは、ウブドからバイクで30分ほどで行ける。

「Tegenungan & Blangsinga」の滝と、ほぼ同じ時間だ。

1時間30分は時間を要する「tukad cepung 」の滝に比べ、近距離なので手軽に出かけられそう。

バンリ・アプアン村から「和食・影武者」に出勤しているクトゥット君の家を訪れた際に目にした、滝の看板が気になっていた。

影武者スタッフ・クトゥット君は、今年の3月に天上界に召された。

その時の話は、「影武者スタッフ・クトゥット君の訃報 (123)」に残してある。


「影武者」のスタッフ、ダユーさんの嫁ぎ先が、ベン村の近くと聞いている。

義父高僧プダンダの長男と結婚したダユーさんは、バリの儀礼に詳しく、私の辞書的役割を果たしてくれている。

女将・由美さんの信頼も厚く、影武者のスタッフからも頼りにされている姉御だ。


目的地の名称は「Goa Rang Reng」。

Goaは、洞窟のこと。

Goaと名乗っているので、洞窟もあるのだろう。

instagramに、数多くの写真が紹介されている人気スポット。

■入場料:Rp15,000-

沿道から近く、階段も少ない。

休憩スペースも整っていて、ノンビリできそう。

岩場に落ちる水流が、扇のように広がって美しい。

goa-rang-reng3.jpg

「Tegenungan & Blangsinga」のダイナミックな滝に比べて、スケールは小さいが、私的には、豪快な滝よりこんなこぢんまりとした滝が好みだ。

日本庭園のような趣も感じられる。

清流に身を任せたくなる。

私のあとから訪れた欧米人カップルは、水着に着替えていた。

気持ちいいだろうな。

身を横たえて、森林浴。

日光浴もいい。


川上にある洞窟

goa-rang-reng4.jpg


もう一カ所、水に浸かってたどり着く滝があると言われた。

着替えの用意をしていないので、今回はパスした。

次回があるかどうかわからないが、記憶に留めておこう。

滝と洞窟を巡る、3時間ほどのトレッキング・コースが用意されているようだ。


それでは動画をご覧下さい。




posted by ito-san at 16:53| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月04日

ウブドのバリ舞踊定期公演を総チェック(149)

ウブドの定期公演を鑑賞することが、まったくなくなった。

スマラ・ラティに関してはチョクチョク鑑賞していたが、その他の定期公演は、25年ぶりの日本一時帰国を果たす2014年以前からご無沙汰だ。

かれこれ、10年以上は見ていないだろう。

見なくなった理由は、定期公演の内容が滞在を始めた1990年から、ほとんど変っていないこと。

一番の原因は、老舗グループの30年間入れ替わらない踊り手だ。

内容と踊り手が変らないことは、リピーターにとって懐かしくて嬉しいかもしれない・・・が。

そして致命的なのは、入場料がRp7.5〜Rp10万となったことだ。

私の心細い懐具合では、死活問題の金額。

しかし、10数年ぶりに、すべての公演をチェックしてみたいとも考えている。

「アパ?情報センター」のホームページも一新したことだし、古希を迎えたことだし。

理由はともかく、このタイミングを逃しては、次いつ ”遣る気” が起こるかわからない。

問題は、鑑賞料金をどう捻出するかだ。

ガイドブックの編集者にお願いしたら、快諾がとれた。

スポンサーも見つかったことし、やるしかない。

ウブドは数カ所の会場で、毎晩9〜10の定期公演が行われている。

ということは、毎日鑑賞しても9〜10週間かかる。

これって2ヶ月は要するわけだよね。

毎日見ても10月末までかかってしまう。

全部見る気力が私にあるのか?

それが問題だ。



独断と偏見でチェックして、評価をつけようと思っている。

評価は「アパ?情報センター」ホームページの「ウブドの定期公演」に、順次反映させていく。

主眼は、ツーリストの視点で鑑賞すること。

グループの過去の実績は、関係ない。

目の前で繰り広げ得られる、パフォーマンスが100%だ。

たいていのツーリストは、再び訪れることはないだろうという思いで、鑑賞している。

自国で見る機会の少ない、バリ芸能。

バロン(聖獣)、ケチャダンスくらいは、名前を聞いたことがあるかもしれない。

ガイドブックを読んだくらいでは理解できないだろう。

開演前に手渡されたプログラムの解説に目を通すひまがないので、演目の内容を理解していない。

想像しながら鑑賞するしかない。

初めて聴く伝統楽器ガムランは、ウルサイだけ。

踊りは、どれも似たり寄ったりで、難しいテクニックはいらないように見える。

初見で、芸術性や技量を見分けることはむずかしいだろう。

一度きりのウブド滞在。

写真に残しておこうと考えるだろう。

美しい写真が撮れれば、それで満足だ。

私は、被写体としての芸能を重要視した。



8月24日から始まった定期公演鑑賞は、2週目に入っている。

途中報告をさせて頂きます。

どの会場にも、以前の倍以上の入場者数。

ツーリストが倍増しているんだね。

ウブドの人気のほどがうかがわれる。

定期公演の出演料だけで、生計が立てられるプロも現れていると聞く。

老舗グループが、同じ演目を繰り返すのは、衰退の危機感がないからなのか。

比較的新しいグループに、新作舞踊の群舞が登場している。

いくつかのグループで演目がかぶっているのは、その演目がツーリストに理解されやすいからだろう。

バロン、レゴン・ラッサム、バリス・トゥンガル、がそうだ。

1時間30分だった公演時間は、いつのまにか10分から30分短くなっている。

メンバーの足りない、グループも目立つ。

なのに、入場料が上がっているというのは、どう言うこと。

一回こっきりの観光客に対して、ぼったくっても良しと考ているのか。


ガムラン演奏は、奏者の真面目さを評価した。

真面目さとは、本気であること。真剣であること。

演奏者の足りないグループは、減点。

ケチャは、団体演技の統一性+くちガムランの歌唱力。

特に注視しているのは、踊り娘だ。

踊り娘は、若くて清楚な美しさがいい。

中年の妖艶な色っぽさはいらない。

年齢で差別するわけではないが、二重あご、上腕のたるみは、いただけない。

50歳以上は、もう老人。

老人が美しくないとは言わないが、若さはそれだけで美しい。

美しい写真が撮りたい、そんなツーリストの要望に答えて欲しい。



まだまだ、定期公演巡りは続く。

次回は、どんな独断と偏見が飛び出すやら。


posted by ito-san at 16:42| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする