2017年10月12日

ワヤン・クリット(Wayang Kulit=影絵芝居)

アグン火山の活動が更に活発化したとして警戒レベルをレベル3(警戒(SIAGA))から最高レベルであるレベル4(危険(AWAS))に引き上げられたのは、9月22日のこと。

山頂から9km圏内のほか,同山の北,北東,南東,南から南西部は12km圏内の区域への立ち入りが禁止され,現地警察等による住民避難が実施された。

あれから、3週間近くになる。

今のところ、アグン山噴火の予測は沈静化している。

地震の回数が減り、一部の村では、日中に家畜やペットに餌を与えるため村に戻ることを許されたようだ。

このまま、おさまってくれると有り難いですね。


私の「定期公演」鑑賞の日参は、続いている。

ツーリストには、まったく人気のない「定期公演」があった。

ワヤン・クリット(Wayang Kulit=影絵芝居)だ。

バリにワヤン・クリットが伝わったのは、マジャパイト王朝の15世紀頃だと言われている。

バリでは、オダラン(寺院祭礼)削歯儀礼、婚姻儀礼、火葬儀礼、誕生日儀礼(オトナン)などの宗教儀礼にかかせない奉納芸能だ。

また、儀礼の一部でもある。

こんなところからワヤンの人形遣い師は、僧侶やバリアンと同様に宗教的な専門家とされている。

他の「定期公演」と別枠で、考えたほうが良いかもしれない。


寺院祭礼での奉納のほか、冠婚葬祭でもよく演じられる影絵芝居。

会場に張られた白いスクリーンが、やし油ランプの炎でオレンジ色に浮き上がり、神秘的な雰囲気を醸し出す。

揺らめくともしびを受けて、先のとがった山のような形のグヌンガン(宇宙の象徴といわれる)が、蝶のように妖しく揺れて舞台が開演。

物語はおもにインドの古典叙事詩マハーバーラタ、ラーマヤナから抜粋され、善と悪の戦いがテーマとなっている。

最後には善が勝利を収めるという道徳的、宗教的な展開で終わる。

人形遣いのダランは、ひとりで100体以上の人形を操り、役柄ごとに声色も変えて演じる。

「地球の歩き方・バリ島 2017〜18 / P248」より抜粋




一足先にワヤン・クリット(Wayang Kulit=影絵芝居)の定期公演を見終えた。

ワヤン・クリットの「定期公演」会場は、3カ所ある。

すべて開演時間は、20.00〜21.00。

■オカ・カルティニ・バンガロー
◎毎週・日、水、金曜日公演
◎鑑賞料金:Rp100,000-(小ミネラルウォーター付き)

■ポンドック・バンブー・ミュージック
◎毎週・月、木曜日公演
◎鑑賞料金:Rp75,000-

■クルタ・アコモデーション
◎毎週・火、土曜日公演
◎鑑賞料金:Rp100,000-

一足先って表現はおかしいか?

それぞれ2人&4人&5人と、お客の入らない「定期公演」だった。




posted by ito-san at 01:02| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする