2013年10月23日

おめでとう・ガルンガン祭礼日(60)


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10月23日は、ウク暦最大の祭礼日・ガルンガン

210日が一年のウク暦は、今年2度目のガルンガンを迎える。

バリ人にとっては神々をお迎えする重要な祭礼日。

門前にペンジョールを立て、家寺の飾り付けをすませ、ハレの食事を作る。

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プナンパハン(ガルンガン前日)、ガルンガン(ガルンガン当日)、マニス・ガルンガン(ガルンガン翌日)の3日間は、バリ島だけの祝祭日。

仕事や学校の関係で遠くて暮らしている家族が、家に帰ってくる。

日本のお盆休みに似ている。

私にとっては、忙しいバリ人を横目で見ながら、観光客であることを再認識させられる日々でもある。

バリの正装で彼らの儀礼に参加しても、やはり観光客が真似事をしているに過ぎないと感じる。

当然のことだが、バリ人じゃない私は、自分の寺を持っていない。

以前は、ホームステイ先の家寺でお祈りをし、そのあと、世話になっている知人の家を訪ねて家寺でお参りさせてもらったこともある。

この数年は、ほとんど正装もせず、お祈りもしていない。

現在は、観光客で満足している。

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パチュン君を中心にして家族総動員で作ったハレの食事・ラワールが、私にももてなされる。

昨日まで元気に庭を駆け回っていた鶏の三羽が、姿を消した。

久しぶりにいただくラワールのナシ・チャンプールは、美味しい。

しかし、パチュン家のラワールは、私にはちょっとばかし辛い。

2日間続くと、食傷気味になる。

ウブドは、この3日間、休みになるレストランが多く「ガルンガン食事難民」が出る。

影武者もご多分に漏れず3日間休むため、私も食事難民となって開店しているレストランを探しまわる。

さて、今夜は何を食べよう。

「ナシ・チャンプールは飽きたし」なんて、バリ熱愛症候群の皆様に叱られそうな贅沢発言。

疎外感を感じながらも、こうして、ウブドライフを楽しんでいる私です。

結婚儀礼、火葬儀礼削歯儀礼、家寺祭礼、寺院祭礼などなど、エンドレスで続くバリの儀礼。

それぞれの儀礼に対して、心構えはそれぞれに違うだろう。

それにしても忙しいバリ人。

忙しいのが好きじゃない私は、バリ人になりたいとは思わない。

だから、観察者に徹することにした。

ガルンガン祭礼日を迎えたパチュン家の家族の顔が、この日の天気のように晴れやかだった。
posted by ito-san at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | テガランタン村滞在記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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