2013年10月26日

豪華になるペンジョール=Penjor(61)

ペンジョールは、ガルンガンの前日に家々の門口に立てられる。

ガルンガンから15日後(土曜日)のクニンガンを過ぎ、さらにガルンガンからの35日(ウク暦の1ヶ月)後の水曜日(Buda Keliwon Pahang)までの一連の行事が終わると、ペンジョールはお役御免となり外される。

今回は、11月27日がその日だ。

詳しくは、「極楽通信・ウブド|バリ島見聞録・ペンジョール」を読んで頂くとして。


ペンジョールは、日本的には何の役目と似ているだろうと考えてみた。

ウク歴の新年がガルンガンとすれば、正月に飾るという意味で日本の門松に似ているか。

竹を使うところは、七夕飾りのようでもある。

しかし、どちらもシックリとは当てはまらない。

ペンジョールはペンジョールであって、バリ特有の風物詩ということだろう。

Penjor1.jpg


昨今のウブドのペンジョールの豪華さには、驚かされる。

ウブドが特別なのかもしれないが、年々豪華になっていくようだ。

イルミネーションが点滅するペンジョールもある。

観光客としては鑑賞して楽しいので、文句を言う筋合いはないのだが。

それにしても、お金の掛け過ぎではないだろうかと思うところがある。

隣近所のできばえが気になって、今年は我が家も奮発しようと、お父ちゃんが男気を出すのだろうか。

単に、ウブド人が見栄っぱりなだけか。

いったいどういう心境でこんなにお金を掛けてしまうのか。

いらぬお世話だが、家計としては無駄な出費ではないかと心配になる。

地域によっては、質素なペンジョールも目にする。

テガランタン村も豪華になってきている。


以前は、飾りパーツも自前だったが、この頃はバリ人も忙しくて出来合いのパーツを購入して飾り付けるようになった。

既製品のパーツは、日持ちするロンタル椰子の葉でできている物が多い。

そのうち、丸ごと既製品のペンジョールも売り出されるだろう。

すでに販売されているかもしれないな。

我が家では、パチュン君が購入した飾りパーツを取り付けていた。

金額を訊くと、パーツ代の合計は、Rp350,000-(3,000円)ほどだった。

結婚式があった家では、ペンジョールを2本立てることになっている。

ゴータマ通りで1本Rp2,000,000-(17,500円)のペンジョールが2本立っている家があると聞いた。

これが35日間で使い捨てられるのだ。

Penjor2.jpg


竹は、また使えるのではと思ってみたり。

飾りパーツの一部だけでも使い回しできれば、なんて考えてしまうのは、もったいないと思ってしまう世代なのだろうか。

それとも、そう思うのは貧乏性の私だけなのだろうか。

将来は、コンパクトに収納するクリスマスツリーのようになって、毎年使うことができるプラスチック製になるのかもしれない。

それも風情がないな。

さて、来年はどうなっているだろう。

posted by ito-san at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | テガランタン村滞在記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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