2014年03月29日

ウブドだけでハヤっているのかな ?(47)

ウブド熱愛症候群の重症患者であるリピーターのSさんと、10日間ほどつるんだ。

そのうち二日と明けず有名レストランで食事をご馳走になった。

いずこでも会話は弾み、楽しい会食となった。

料理とワインのウンチクは、Sさんと同席した2人の女性にまかせている。

どのレストランも料理は美味しく、満足するものだった。

グルメじゃない私には、料理に関しての感想は「美味しいか不味い」の2つしか持っていないので、ここでは割愛させていただきます。

Sさんも、こんな味音痴には奢りがいがなかったと思う。

ということで、ここで書くのは料理の話ではありません。

フランス料理の「ジュンデラ」とベルギー料理の「カフェ・デ・アルティステス」に、共通点を見つけたのです。

たいした話じゃありませんが。

「もったいぶらないで、早く本題に入りなさい」と天の声。

催促されると、言い出しにくいもの。

只、私だけが知らなかった事実かもしれない。

そんな確率が高いのです。


この日は「ジュンデラ」でのディナー。

食事の始まりに、ウエーターが我々のテーブル前に、ひとりに一つ置いていった。

何か一言、つぶやいたが、話に夢中で聞き逃していた。

写真を見てください。

これですよ、これ。

これはなんでしょう?

osibori1.jpg

ご免なさい、一緒に比較する物を置かなかったのでわかりにくいと思いますが、大きさは幅7センチほどの器です。

石鹸置きにしては小さすぎますよね。

よく観察したわけではないが、器は陶器だったと思う。

器は中央から左右に二分され、片方は底が浅く白い物体が置かれている、もう一方には無色無臭の液体が半分ほど入っている。

液体は水と考えていいだろう。

すでにご存知の方には、つまらない話になってしまいます。

私には軽いカルチャーショックだったのでブログに書かせてもらいました。

私のように知らない人もいるかもしれないことを期待して。

では、現場検証です。


白い物体は、口に入れると「シュワーッ」と溶ける、ラムネ菓子に似ている。

ラムネ菓子については、ウィキペディアでお調べください。

ここでは便宜上「ラムネ菓子」とします。

ラムネ菓子は、摘むと少しヘコむほどの柔らかさだった。

状況から判断すると、水の中にラムネ菓子を入れるのだろうと想像できる。

さっそく入れてみた。

ラムネ菓子は水を含んで、「シュワーッ」と溶け、ません。

見る見るうちに膨れ上がった倍の大きさになった。

osibori2.jpg

隣で友人が「あれっ!取れない」と、悲しい声をあげた。

器を覗くと、ラムネ菓子が横たわっていた。

倒れてしまったのだろうが、横にして水に浸けてしまったのだ。

ラムネ菓子は倍に膨れ上がり、器の中で身動きできない状態で噛んでしまっていた。

私はウエートレスを呼んで「これは、どうすれば良いのですか?」と尋ねた。

ウエートレスは「困った人ね」という顔をして微笑みながら外してくれた。

osibori3.jpg

膨れ上がったラムネ菓子を摘まみ上げて引っ張るようにほぐすと、ウエットティッシュになっていた。

不思議不思議、手品のような代物だ。

ウエットティッシュは、ガルーダ・エアーで配られるのような香水の強い匂いもなく、手に爽やかだった。

今思えば、ウエーターは日本語で「オシボリです」と言っていたのだ。

最初は「ジュンデラ」で、2度目は「カフェ・デ・アルティステス」で遭遇した。

共通点と大袈裟な表現をしてしまいましたが、本題はこんなくだらない話です。

しかし、同じことが2度続けば、これはもう他のレストランにも普及していると考えててもおかしくないでしょう。

ウブド限定で、ハヤっているのかな。

日本にも出回っている物なのかもしれない。

日頃、レストランを利用している人々は、すでに承知の助かも。

ワルンしか利用しない私だけが知らない事実だったりして。

田舎が好きで暮らしている私には、こんなタワイもないことでも驚いてしまう。

情報から縁遠い暮らしをしている私は、正真正銘の「ウブドの田舎もん」。

5月に25年ぶりの日本一時帰国の予定なのですが、こんなカルチャーショックの連続の日々を送ることになるのでしょうか。

日本行きが、ちょっと心配になってきた。

そして、ウブドの都市化の波に少々恐怖を感じ始めている、今日この頃。

posted by ito-san at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村徒然記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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