2015年12月08日

グヌン・ルバ寺院のオダラン(15)

ウブド発祥の寺院グヌン・ルバのオダランが、12月2日に始まった。

今回は、5日までの4日間の寺院祭礼だ。

「ウブドに戻ってまいりました」の報告と「これからもよろしく」のお願いをしに、グヌン・ルバ寺院に行きたい。

寺院には、バリの正装をしなくては入れない。

コロンビア行きの前に、全部処分してしまったので新しく揃えることになった。

カマン(腰布)は市場で、ロジャーの妹ニョマンの店で買った。

スレンダンをおまけにつけてくれてRp40,000-。

ウダン(鉢巻き)は、プンゴセカンのガソリンスタンド近くで、Rp35,000-。

翌日、白いシャツとサプット(カマンの上に巻く)は、プリアタンで購入した。

白いシャツRp180,000-、サプットRp90,000-。

割引セール全商品10パーセントの値引きで納得。

正装一式Rp315,000-は、日本円にして2800円ほど。

男性の正装は女性のように流行がないので、数年前から持っている数本のウダンと数枚のカマンを使い回せば足りていた。

数年ぶりの買い物で、正装一式が値上がりしていたのに驚いた。

「和食・影武者」の由美さんに「ボラレタかな」と話したら、「今は、そんなもんだよ」と答えが返ってきた。


グヌン・ルバ寺院のオダランは、ウク暦の第一週(SINTA)の水曜日(RABU=BUDA) KLIWONに始まる。

この日(2日)は、パガルウェシ(Hari Pagerwesi)の吉日と重なる。

私は4日の夜に、参拝させていただいた。

煌びやかに模様替えをすませた寺院は、豪華絢爛だ。

外の境内から内の境内に入る。

内の境内には、お祈りに村人が待機していた。

お祈り(ムスポ・バクティ)は、奥の境内で行われる。

村人の後ろについて、奥の境内に中に入る。

入口で、止められている欧米人ツーリストがいた。

村人のお祈りがすむまで、入れないようだ。

ウブドの寺院では、正装していてもツーリストの入場が年々厳しくなってきている。

特に、村人がお祈り中の奥の境内には入れない。

私は、警備の村人の後ろを廻って入ったので止められなかった。

グヌン・ルバ寺院のオダラン


久しぶりのムスポは、心身が浄化され、再びウブドの住人に迎えられた心地がした。

外の境内では、奉納芸能のアルジョ舞踊劇が始まっていた。


私が訪れた90年代もそうだったが、バリ人は宗教儀礼を観光にしないという考えがある。

「儀礼をお金で売ってはならない」と考えの現れだろう。

以前、バンリの山奥の村に伝わるトランス儀礼の見学ツアーをアパ?情報センターで企画したことがある。

当日、村に死者が出たとのことで、現地到着後にキャンセルの通達が届いた。

数日後、バリの新聞に「宗教儀礼の観光ツアーを許さない」の記事が出ていた。

キャンセルの理由は、村人の反対があったのだろうと思われる。

宗教儀礼に興味あるツーリストには、正装の着用をお願いして許可した。

ツーリストの少なかった時代は、それで問題も少なかった。

世界的観光地となり、ウブドのツーリストも増加している。

宗教儀礼を滞りなく完了させるには、ツーリストの参加は避けたいとの思いも理解できる。

厳粛な宗教儀礼に、他の宗教徒が入ることを快く思わないバリ人も多い。

日本人は、バリのヒンドゥー教に通じる仏教徒、神道徒だと考えられているので、ウエルカムの部分もある。

ウブド以外の寺院ならまだ参拝できると思うが、今後どうなるかわからないので、今のうちに、お祈りの儀礼に参加しておくことをおすすめする。


グヌン・ルバ寺院周辺



※バリ用語の検索
寺院:http://informationcenter-apa.com/kb_pura.html
オダラン:http://informationcenter-apa.com/kb_odalan.html
ウク暦:http://informationcenter-apa.com/kb_wuku.html
パガルウェシ:http://informationcenter-apa.com/kb_wuku.html#"Pagerwesi"

posted by ito-san at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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