2016年07月02日

クレープの店「ル・ムーラン」(69)

私的には、丸くて薄い皮に砂糖をまぶして、扇状にたたんだのがクレープと認識している。

皮の材料は知らない。

生まれて始めて口にしたクレープは、フランスはパリのカルチェラタンでの立ち食いだった。

20歳の時だから、49年も前の話だ。

1969年に出発した節約旅行の途中、パリで6ヶ月間アルバイト生活を送った。

バリではあり、パリです。

今でも鮮明に記憶している。

田舎もんの私には、縁の薄い食味だった。

テークアウト専門の小さなクレープ店前に、できている行列の最後部についた。

前に並ぶのはフランス人だろう。

地元のパリジャン&パリジェンヌかもしれない。

客は、クレープ手にすると歩きながら頬張り始める。

歩きながら食べることを「行儀が悪い」と教えられた私には抵抗がある。

が、食べながら歩く姿はオシャレに映った。

私も歩きながら食べることにした。

生まれて初めて手にしたクレープは、扇状にたたまれて白い薄紙に包まれていた。

ザラメ砂糖が包まれた肉厚の薄いクリーム色のクレープは、甘かった。

その時、インプットされた味が未だに忘れられないでいる。

他にも種類はあったと思うが、フランス語の話せない私が、どうやって注文したかも覚えていない。


その後の日本滞在20年間、そしてバリ滞在25年間にクレープを食する機会はみつけれなかった。

バリ南部に出向けば食べられただろうが、それは面倒だった。

1990年代、ウブドではパンケーキ(ホットケーキ)が主流だった。

ロスメン(宿)の朝食メニューにも含まれている。

アイスクリームが珍しかったウブド。

冷蔵庫が無い、あったとしても頻繁に訪れる停電では、アイスクリームは保存できない。

王宮関係のレストランで、辛うじて食べられた。

当時、パンケーキの上にアイスクリームをのせたメニューは、私の大好物だった。


2015年のコロンビア・サレント滞在中に、軽いカルチャーショックを受ける。

無知とは恐ろしい。
「クレーパー・コー(CREPERS CO)」という店に入った時のこと。

クレーパーは、クレープのことだと思う。

店名にクレーパーとつけているくらいだから、クレープ専門店だろう。

クレープは、スイート系のお菓子と認識している私。

だから、食後のデザート的役目。

この日は、3時のオヤツに入店した。

たくさんの種類から一つを選ぶ。

私のイメージとはかけ離れた、まさかのクレープが運ばれて来た。

それは、15センチ角・厚み3センチのオムレツのようだった。

ボリュームのあるクレープは、食事だ。

縁日で買い食いするお好み焼きの感覚クレープを、ホークとナイフで食べる。

これはクレープ発祥地フランスとは違う南米独自の文化か?

思いもしなかった展開に、ショックを受けた。

その時の話は、WiFi ポイント・その壱「CREPERS CO」(42)をお読みください。


昨年(2015年)夏、ウブドにクレープ専門店がオープンした。

Le-Moulin1.jpg

名前は「Le Moulin」。

場所は、プンゴセカンは「ママミーア」の斜め前、メキシコ料理店「タコ・カサ」の並び。

フランス人のオーナー&シェフ。

早くも、人気店になっている。

一年が経過し、店も落ちついたことだろう、と覗いてみた。

クレープはスイート系のデザートだと思っていたら、甘いお菓子系のクレープ・シュクレ(Crepes sucrees=砂糖のクレープ)以外に、軽食系のクレープ・サル(Crepes salees=塩のクレープ)があった。

チョコレートのかかったクレープを、ホークとナイフを使って食べた。

これは誰もが知る文化だ。

コロンビアに行く前に知っていたら、困惑することもなったろうに。

本格的クレープの食べられる店がウブドに出店したことに驚いている。

これは近代化の証だろう。

(資料提供・南国うまうま日記&イブウブ子@バリ島奮闘記)


Le-Moulin2.jpg

Le-Moulin3.jpg


★食事:クレープ・シュクレRp35,000〜/クレープ・サルRp45,000〜/etc

★飲物:コーヒーRp20,000〜/紅茶Rp22,000〜/ジュース各種Rp35,000-/ビンタンビール大Rp35,000-小Rp24,000-/etc


詳しくは、次のブログを御覧下さい。

※南国うまうま日記/バリ島ウブドの生活:「ウブドにできた!クレープのお店・ル・ムーラン(Le Moulin)

※イブウブ子@バリ島奮闘記:「イケメンフレンチが作るクレープ屋さん@le moulin


posted by ito-san at 23:38| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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