2016年12月06日

ムチャル(=Mecaru)の儀礼(102)

我が家のオダラン(創立記念祭)の本番は7日で、10日まで続く。

12月2日は、Potong Babi = ポトン・バビ(ブタの解体)があった。

※「ポトン・バビ体験記

※「ポトンバビ・完全取材(Potong Babi)

動画でアップしたので御覧下さい。

ちょっとグロイかもですので、残酷なのが苦手な方は飛ばしてください。

血は、すでに他の場所で抜いてある。

解体場所は、屋敷前のスバック(水利組合)の水路。

内蔵を取り出すところまでです。

肉の捌きは、明朝だとのこと。

とうことは、昼飯は血入りラワールとバビ・ケチャップ入りのナシチャンプールだ。

私も、ご馳走をご相伴しよう。






12月4日には、ムチャルが執り行われた。

ムチャルは、チャル(caru)とも言われ、ブト・カロ(下界の神々)や邪悪な力をはらうための儀礼。

特徴は、さまざまな動物が供物獣として使われこと。

小さなムチャルは一匹、普通で5匹。

セノ家では、未確認ですが、相当の数を生け贄にしたようだ。

小さなワンちゃんは、どうなったかな?

闘鶏、奉納芸能(舞踊、影絵芝居)と盛りたくさんのムチャル儀礼の日でした。


儀礼のための闘鶏(タジェン=Tajen)が、裏庭で開帳。

血を流すことで、地の霊を鎮める。

※「タジェン(Tajen = 闘鶏)






同時進行で、芸能が奉納された。

玄関先では、子供たちによる奉納舞踊ルジャン(Rejang)とトペン(仮面劇)が演じられた。

動画は、テガランタン村の子供たちによるルジャンの前半一部。

高僧プダンダを待って3時間。

踊る時には、雨が降り始めた。

それでも、けなげに奉納舞踊に向かう子供たち。

大雨の降る中、表情も変えずに無垢に踊る姿に感動。

7日は、私もこの場所でトペンを奉納する予定だ。






屋敷に中央にあるバレ・ダギンでは、スクリーンを張らずに演ずるワヤン・クリット(影絵芝居)が奉納された。

スクリーンを使わないので影絵にならないワヤン・クリットのことを、ワヤン・ルマ(=Wayang Lemah)という。

※「ワヤン・クリット(Wayang Kulit=影絵芝居)






雨の中、雨具を着てのムチャル儀礼。

セノ家の家族、村人、皆様、お疲れさまでした。


posted by ito-san at 16:22| 愛知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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