2015年01月09日

スラバヤ二泊三日の旅・その四

今日は、A子さんの案内でスラバヤ見学です。

スラバヤの旧名は、スロボヨ=suroboyo。

スロはサメでボヨはワニのことだと聞いた。

インドネシア語だとサメはikan hiuだしワニはbuayaだから、スロボヨはジャワ語かもしれないね。

この地で、最強の動物を争ったという神話に由来し、市章に表されている。

まずは動物園へ。

と言っても入園するわけではない。

動物園前にあるサメとワニのモニュメント前で、地元のツーリストに混じって記念写真。

これを落としてはいけない、と私のミーハー精神がアドバイスする。

見本写真を手にしたカメラマンが大勢いるところを見ると、記念写真屋さんだろう。

ローカルにも人気の写真スポットのようだ。

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動物園をあとにして、車は西に向かった。

一時間かけて、パンダアン(Pandaan)地域にあるホーローの店にお出掛けだ。

ホーローは漢字で「琺瑯=ほうろう」と書く。

琺瑯は、“金属面を保護または装飾するためにガラス質の釉(うわぐすり)を表面に塗り、高温で焼き付けたもの”と辞書にある。

日本の市場でも見かける商品だが、ウブド在住の青年はホーローの名前を知らなかった。

私には、懐古な品である。

欲しいホーローがあったが、2月に日本に帰る身にとっては、今、荷物が増えるのは避けたい。

と言うことで、私はココナツをフレークにする道具として、おろし金を購入した。

世話になっている「日本料理店・影武者」のお土産です。

「ホーローでないじゃん!」と言われそうですが、あろし味のよさそうな一品だったんですよ。

空港で取り上げられましたが。

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ホーローの村は、イスラム色のグリーンが多い。


近くの大型食堂「MIRAZA」で昼食。

東ジャワ料理のオテオテ(oteote)と、可愛い名前の春巻き風味な揚げ物をいただく。

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写真は半分に割ったところ。

意外に大きくて、2つ食べれば大人でも昼食になるだろう。

われわれ一行は、オテオテ各自一個と、ナシゴレン、ミーゴレン、ビーフンゴレンを5人でシェアーした。


A子さんに夜の予定があり、今夜の食事はわれわれだけで探索となった。

ホテルの近く、グンテン市場のある通りに様々な屋台店が並ぶ。

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あれっ? 玩具ばかり撮ってる。

私は子供か!。


夜市からマス川に出て、左折して川沿いに歩く。

夕食は、夜市のワルンを避けて、無難にレストラン「ブンブ・ラサ」で。


スラバヤは、25年前の記憶と大差はなかった。

大差あるはずなのに、どうしてだろう。

A子さんから、おりおり聞いていた情報で、イメージができていたのだろうか。

バリとの違いは、インターナショナルな観光地ではないので、外国人の姿は少ない。

町には、イスラム教徒独特の男子の帽子や女子のかぶり物姿が思ったより目につかない。

イスラム教の戒律が緩いのか、イスラム教徒以外宗教徒が多いのか?

言葉は、インドネシア語と違う言葉がまかり通っていて、まったく理解できない。

ジャワ島は、西部はスンダ語、東部はジャワ語地域だ。

スラバヤはジャワ語圏。


いよいよ明日は、バリに戻ります。

その前に、私の要望でインドネシア・タバコで有名な「サンポルナ博物館」に行く予定です。
posted by ito-san at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | スラバヤ探訪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする