2015年01月27日

バリ島・軟式野球チーム「J’z」(92)

1月25日・日曜日

バリ島にある軟式野球チーム「J'z」で、最後の練習をする日。

最後になる理由は、日本トランジット帰国後、コロンビア・サレント(Salento)に旅立つからである。


「J'z」のJはジャパンじゃなくて、バリ南部の地名ジンバランにある球友会という意味らしい。

在住日本人を中心にして、2001年に組織された軟式野球チームだ。

毎週日曜日、シンバランにある大学の運動場を借りて、9時30分頃から午後2時近くまで、みっちり汗を流す。

2チームに分けて試合をしている。

シンバランは、雨季でも雨が少ない乾燥地帯。

寒い季節の訪れない南国では、一年中野球ができる。

仕事の都合でメンバーの移動が多いため、チーム分けに四苦八苦している。

メンバーは、バカがつくほど野球をするのが好きな連中ばかり。


私は、2006年の4月から「和るん あんかさ」のコテツちゃんに誘われて参加するようになった。

コテツちゃんの運転する車で、朝8時15分にピックアップしてもらい球場に向かう。

バリの熱い陽射しの中でうんざりしながら、滝のように汗を流す。

私は、メンバーの邪魔にならないように球拾いしている。

「J'z」歴、足掛け9年。

最終日の今日は、監督・谷中君の心憎い配慮で先発ピッチャーでマウンドに立たせてもらった。

五回と三分の一を投げて降板。

勝利投手は逃したものの、チームの勝利に貢献した(と思っている)。

悔いの無い最終戦になりました。

J'z1.jpg
撮影2014/03/09


2007年7月25日の還暦登山で、バリ島の最高峰アグン山を踏破した。

これも野球をやっていたおかげだ。

この年の第2クールで監督をさせてもらった。

相手チームは、ゆたか君率いる「落武者」。

我がチームは、「影武者」。

年齢差のため、親子対決と言われた。

もちろん私がオヤジだ。

監督の特権をフルに活用して、投手で4番の夢を強行実現させた。

結果は、6勝5敗1分で逆転優勝でした。

ゴメン、自慢してしまった。

成績は、こちらで「http://www.partenza.jp/baseball/baseball_resurt_2007.htm」見てね。


2011年8月28日に「J'z・10周年記念パーティ」があった。

野球を終えたあと、会場のジンバランのシーフード・レストランに急いだ。

楽しい会食・歓談の中、2010年度の成績発表が行われた。

第1クール(11試合)の成績で、ito-sanは出塁率0,667で表彰された。

続いて、打率。

4割7分4厘でリーディングヒッターに輝いたのが、ito-sanです。

ゴメン、また自慢してしまった。

何気無く自慢してしまうところが、私の欠点かもしれない。

ito-san氏、初めての受賞で涙を見せる場面も(嘘です)。

景品を手にガッツ・ポーズ。

「怪我をしないように、野球を楽しもう!」

「リーディングヒッターに再挑戦するぞ!」

意気込みのガッツポーズです。

J'z2.jpg

写真は、チームメートTANIさんのブログから拝借しました。


スライディングを受けた膝のケガ、デッドボールで肋骨のヒビなどで一時休部もあったが、長い間続けさせていただいた。

よほど居心地がよかったのだろうね。

チームメイトの長老を敬う暖かい心遣いが有り難かった。

「私は、まだ元気なんだ!」と勘違いさせてもらっていたような気がする。

J'z3.jpg

J'z4.jpg

長い間、お付き合いいただいてありがとうございました。

「J'z」の末永い存続を願っています。

posted by ito-san at 16:24| Comment(5) | TrackBack(0) | ウブド村徒然記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする