1月25日・日曜日
バリ島にある軟式野球チーム「J'z」で、最後の練習をする日。
最後になる理由は、日本トランジット帰国後、コロンビア・サレント(Salento)に旅立つからである。
「J'z」のJはジャパンじゃなくて、バリ南部の地名ジンバランにある球友会という意味らしい。
在住日本人を中心にして、2001年に組織された軟式野球チームだ。
毎週日曜日、シンバランにある大学の運動場を借りて、9時30分頃から午後2時近くまで、みっちり汗を流す。
2チームに分けて試合をしている。
シンバランは、雨季でも雨が少ない乾燥地帯。
寒い季節の訪れない南国では、一年中野球ができる。
仕事の都合でメンバーの移動が多いため、チーム分けに四苦八苦している。
メンバーは、バカがつくほど野球をするのが好きな連中ばかり。
私は、2006年の4月から「和るん あんかさ」のコテツちゃんに誘われて参加するようになった。
コテツちゃんの運転する車で、朝8時15分にピックアップしてもらい球場に向かう。
バリの熱い陽射しの中でうんざりしながら、滝のように汗を流す。
私は、メンバーの邪魔にならないように球拾いしている。
「J'z」歴、足掛け9年。
最終日の今日は、監督・谷中君の心憎い配慮で先発ピッチャーでマウンドに立たせてもらった。
五回と三分の一を投げて降板。
勝利投手は逃したものの、チームの勝利に貢献した(と思っている)。
悔いの無い最終戦になりました。
2007年7月25日の還暦登山で、バリ島の最高峰アグン山を踏破した。
これも野球をやっていたおかげだ。
この年の第2クールで監督をさせてもらった。
相手チームは、ゆたか君率いる「落武者」。
我がチームは、「影武者」。
年齢差のため、親子対決と言われた。
もちろん私がオヤジだ。
監督の特権をフルに活用して、投手で4番の夢を強行実現させた。
結果は、6勝5敗1分で逆転優勝でした。
ゴメン、自慢してしまった。
成績は、こちらで「http://www.partenza.jp/baseball/baseball_resurt_2007.htm」見てね。
2011年8月28日に「J'z・10周年記念パーティ」があった。
野球を終えたあと、会場のジンバランのシーフード・レストランに急いだ。
楽しい会食・歓談の中、2010年度の成績発表が行われた。
第1クール(11試合)の成績で、ito-sanは出塁率0,667で表彰された。
続いて、打率。
4割7分4厘でリーディングヒッターに輝いたのが、ito-sanです。
ゴメン、また自慢してしまった。
何気無く自慢してしまうところが、私の欠点かもしれない。
ito-san氏、初めての受賞で涙を見せる場面も(嘘です)。
景品を手にガッツ・ポーズ。
「怪我をしないように、野球を楽しもう!」
「リーディングヒッターに再挑戦するぞ!」
意気込みのガッツポーズです。
写真は、チームメートTANIさんのブログから拝借しました。
スライディングを受けた膝のケガ、デッドボールで肋骨のヒビなどで一時休部もあったが、長い間続けさせていただいた。
よほど居心地がよかったのだろうね。
チームメイトの長老を敬う暖かい心遣いが有り難かった。
「私は、まだ元気なんだ!」と勘違いさせてもらっていたような気がする。
長い間、お付き合いいただいてありがとうございました。
「J'z」の末永い存続を願っています。