私の買い物と言えば、ほとんどが日用品だ。
フットワークを軽くするため什器の購入を控えているし、バイクで運ぶことのできる程度の大きさの物しか買わない。
ウブド内のコンビニかスーパーで用は足りている。
スーパーは、チャンプアン橋を越えたサンギンガン地域の「ビンタン」に行くことが多い。
アンドン地域にある「デルタ・デワタ」の方が価格が安いようだが、レジが混んでいることが多いので避けている。
それでも、ウブドの変則十字路の交通渋滞が著しい時には、「デルタ・デワタ」にバイクを走らせる。
コンビニは、地元民が値段が安いと噂するプリアタン村南部の「アルファ・マート」がメイン。
あとは、都合に合わせて最寄り店に行く。
バトゥブラン村に、バリ南部にあるホームセンターの「エース=ACE」の支店が開店したのは昨年のことだったか。
クタの「エース」に行った時、男心を誘う道具&工具類の品揃いに興奮したのを覚えている。
そんな店が、ウブドからバイクで30分の距離に開店した。
こりゃ行くしかないだろう。
クタの「エース」に比べて小規模だが、それでもウブドでは見られない商品があるので、私には充分満足。
最初の買い物は、電気ドリルだった。
これがあれば、細かい作業の効率があがる。
一台目は、ドリルの先がブレルという致命的な欠陥商品だったので交換してもらった。
モビールを作ったり、ルドラークシャに穴を開けるのに、現在活躍中です。
次に買ったのが、シュラーフザック。
略称、シュラーフ。
寝袋とかスリーピングバッグとも言う。
今回の引っ越しでは、部屋を広く使いたいために、ベッドを置かなかった。
作業スペースをとるために、移動可能なシングルサイズのクッションを「デルタ・デワタ」で購入した。
クッションの上で、シュラーフにくるまって寝ている。
アウトドア派の私は、テント生活が希望だ。
機能的に優れたリュックサックも手に入れた。
リュックともザックとう言う。
知合いから頂いたリュックサックも、傷んで来た。
見た目も汚れている。
コロンビアの旅を無事に終えた僚友は今、大事に保存されている。
時々、裏庭でルドラークシャを拾うついでに、落ち葉掃除をしている。
バリ人のようにホウキでは、うまく集めれない。
短いホウキは、腰を疲れさせる。
熊手を探していたら、「エース」にあった。
日本では、竹や太い番線で出来た熊手がある。
竹が豊富にあるバリで、なぜか竹の熊手を見かけない。
見つけたのは、プラスチックの熊手だった。
柄は、アルミ製。
裏庭の掃除が終わったら、ハンモックでも買おうかな。
木々に渡したハンモックで、のんびり揺られたい。
揺られながら、畑から収穫した野菜を生かじり。
いいな。
セノ家の家族と友達を招いてバーベキューもいいな。
夢は広がる一方だ。
あれっ!(首を傾ける)
荷物を増やさないと言いながら、「エース」がオープンしてから買い物、増えてないか?