2017年06月02日

デワ・ワルン @ ゴータマ通り(133)

ウブドでバックパッカーに一番人気の『ワルン=Warung』は、どこか?

私なりに考えてみた。

ウ〜ん、私的には「デワ・ワルン=Dewa Warung」でしすかね。

ウブドにあるすべてのワルンを観察したわけではないので、あくまでも主観ですよ。

と言うことで、今回は、デワ・ワルン・ファンの皆様に向けてのブログになりました。

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現在のデワ・ワルン外観


デワ・ワルンは、ウブドにセンゴール(ナイトマーケット)があった時代からの老舗ワルンだ。

ウブドのセンゴールは、現在のパサールの駐車場で、1989年〜1993年11月22日までの4年間存在していた。

テニス・コートが3つ入るほどの広場は、市場より1メートルほど低くなった窪地だった。

広場というにはあまりにもお粗末な、砂塵の舞い上がる小さな砂漠のような空き地に15軒ほどの屋台が並んだ。

デワ・ワルンは、その中の一軒で、バックパッカーの情報交換の場として人気があった。

私も、毎晩のように通った常連の一人だ。

オーナーは、テガランタン村の若者たち。

テガランタン村との付き合いが深いのは、こんな経過があったからだろう。

センゴールが閉鎖されたあと、デワ・ワルンはパダンテガル村スグリオ通りに移転した。

この時、オーナーはデワ君となった。

スグリオ通りの後、ゴータマ通りに移転し現在に至っている。

2002年9月8日に開店した「ワルン・ビアビア=Warung Biah-Biah」と同じ年にオープンしていると記憶する。

場所は「ワルン・ビアビア」から10メートルほど南、デヴィ・シータ通り寄り。

屋敷門を挟んで、3軒目がデワ・ワルンだ。

立地条件と安価が売りで、常に繁盛している。

バックパッカー人気ワルンの地位は、この頃から揺るぎない。

そして、現在も情報交換の場としての役割は失っていないようだ。


センゴールにある時は、毎晩のように通っていたワルンだが、「影武者」を開店させてからは立ち寄ることがなかった。

10年ほど前に一度、訪れたことがある。

その時、運悪く1時間待っても料理が出てこなかった。

お客も少ないのに何で? の疑問を抱いて厨房を覗いた。

そこには、チンタラと働くスタッフの姿があった。

駄弁っている暇があったら手を動かせ!

久々に切れて、紅茶代も払わずに出て来た。

それ以後、一度も行っていない。

先月の終わり、知人が立ち寄った「デワ・ワルン」。

「美味しかったよ!」と言うので、覗いてみた。

高台にあるため、階段を数段上る。

店舗もフロアが二段になっている。

5年前に改装をしたが、雛壇状の店舗は変っていない。

床は、コンクリートの打ちっ放しなしから、タイル張りとなっていた。

安普請だったテーブルは、重厚な一枚板に変った。

スタッフが、たくさんいるので、待たされることはない。

以前、オーダーはお客が用紙に書き込んでいた。

今回は、ウエートレスが注文を聞いてくれた。

スタッフはグレー色のTシャツに、統一されている。

背中の「DEWA WARUNG UBUD」のプリントが、ちょっとハイセンスな感じ。

ナシ・チャンプールも、私的には合格点。

帰りがけに、知った顔が厨房に入って行った。

「居酒屋・影武者」の開店スタッフだったプルナミちゃん(オカちゃんの妹)だ。

彼女が働いているのなら、これからはちょくちょく通おうかな。

「ごちそうさまでした」

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ナシ・チャンプール


★メニュー:インドネシア・中華料理。ベジタリアン・メニュー有り

★食事:テンペ・カレーRp22,000-/ナシ・ゴレンRp22,000-/ナシ・チャンプールRp25,000-/

★飲物:アイスティーRp12,000-/ジュース各種Rp15,000-/ビンタン・ビールRp35,000-/

★営業時間:10.00am〜10.00pm / 定休日:ニュピ

★TEL:081-3372-68250/


デワ・ワルン・ファンの皆様に向けて、スペシャルビデオです。




posted by ito-san at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする