ウブドでバックパッカーに一番人気の『ワルン=Warung』は、どこか?
私なりに考えてみた。
ウ〜ん、私的には「デワ・ワルン=Dewa Warung」でしすかね。
ウブドにあるすべてのワルンを観察したわけではないので、あくまでも主観ですよ。
と言うことで、今回は、デワ・ワルン・ファンの皆様に向けてのブログになりました。
デワ・ワルンは、ウブドにセンゴール(ナイトマーケット)があった時代からの老舗ワルンだ。
ウブドのセンゴールは、現在のパサールの駐車場で、1989年〜1993年11月22日までの4年間存在していた。
テニス・コートが3つ入るほどの広場は、市場より1メートルほど低くなった窪地だった。
広場というにはあまりにもお粗末な、砂塵の舞い上がる小さな砂漠のような空き地に15軒ほどの屋台が並んだ。
デワ・ワルンは、その中の一軒で、バックパッカーの情報交換の場として人気があった。
私も、毎晩のように通った常連の一人だ。
オーナーは、テガランタン村の若者たち。
テガランタン村との付き合いが深いのは、こんな経過があったからだろう。
センゴールが閉鎖されたあと、デワ・ワルンはパダンテガル村スグリオ通りに移転した。
この時、オーナーはデワ君となった。
スグリオ通りの後、ゴータマ通りに移転し現在に至っている。
2002年9月8日に開店した「ワルン・ビアビア=Warung Biah-Biah」と同じ年にオープンしていると記憶する。
場所は「ワルン・ビアビア」から10メートルほど南、デヴィ・シータ通り寄り。
屋敷門を挟んで、3軒目がデワ・ワルンだ。
立地条件と安価が売りで、常に繁盛している。
バックパッカー人気ワルンの地位は、この頃から揺るぎない。
そして、現在も情報交換の場としての役割は失っていないようだ。
センゴールにある時は、毎晩のように通っていたワルンだが、「影武者」を開店させてからは立ち寄ることがなかった。
10年ほど前に一度、訪れたことがある。
その時、運悪く1時間待っても料理が出てこなかった。
お客も少ないのに何で? の疑問を抱いて厨房を覗いた。
そこには、チンタラと働くスタッフの姿があった。
駄弁っている暇があったら手を動かせ!
久々に切れて、紅茶代も払わずに出て来た。
それ以後、一度も行っていない。
先月の終わり、知人が立ち寄った「デワ・ワルン」。
「美味しかったよ!」と言うので、覗いてみた。
高台にあるため、階段を数段上る。
店舗もフロアが二段になっている。
5年前に改装をしたが、雛壇状の店舗は変っていない。
床は、コンクリートの打ちっ放しなしから、タイル張りとなっていた。
安普請だったテーブルは、重厚な一枚板に変った。
スタッフが、たくさんいるので、待たされることはない。
以前、オーダーはお客が用紙に書き込んでいた。
今回は、ウエートレスが注文を聞いてくれた。
スタッフはグレー色のTシャツに、統一されている。
背中の「DEWA WARUNG UBUD」のプリントが、ちょっとハイセンスな感じ。
ナシ・チャンプールも、私的には合格点。
帰りがけに、知った顔が厨房に入って行った。
「居酒屋・影武者」の開店スタッフだったプルナミちゃん(オカちゃんの妹)だ。
彼女が働いているのなら、これからはちょくちょく通おうかな。
「ごちそうさまでした」
★メニュー:インドネシア・中華料理。ベジタリアン・メニュー有り
★食事:テンペ・カレーRp22,000-/ナシ・ゴレンRp22,000-/ナシ・チャンプールRp25,000-/
★飲物:アイスティーRp12,000-/ジュース各種Rp15,000-/ビンタン・ビールRp35,000-/
★営業時間:10.00am〜10.00pm / 定休日:ニュピ
★TEL:081-3372-68250/
デワ・ワルン・ファンの皆様に向けて、スペシャルビデオです。