この頃、家庭菜園の話がブログに載らないが、どうしたんだろう。
と、心配をしてくれている人がいる。
かもしれない。
原稿の下書きは10月26日できていたのだが、ウブドのバリ舞踊定期公演・総点検を終えてから、脱力の日々が続いて仕上げることができなかった。
バリ島にガルンガン祭礼日が11月1日に訪れ、前日のプナンパハンから、部外者の私は何もすることがなく暇になった。
暇も三日目に入ると、何かしなくてはと焦る。
というわけで、家庭菜園についての原稿を仕上げました。
読んでください。
ブロッコリーに実が付き始めたのは、いつのことだったか?
一ヶ月程前になるのかな。
茎の先から葉じゃなくて、固いつぼみが現れた。
移動した畑から、初めて野菜が育つかもしれない。
知人からの忠告を守って、葉の間引きも怠っていない。
間引きした葉っぱは、炒めて食べている。
近頃、飽きてき始めた。
忠告も様々で、毎日水をまけという意見と、水はたまにで良いという考えがある。
この頃は、雨が多いので、水をまくこともない。
「2017年07月14日:■ブロッコリーの葉っぱ@家庭菜園(141) 」
大きくなるのを楽しみに待っていた。
毎日のように、つぼみをチェックした。
しかし、つぼみは、いつまでたっても大きくならない。
それでも、必ず、できると信じて待った。
信じることは大事です、よね。
でもでも・・・・
ブロッコリーは、つぼみを大きく育てることなく、小さな花を咲かせた。
花が咲いたら、成長は止まると聞いた。
しばらくして、茎ごと変色し始めた。
私には、手の施しようもない。
あとは、枯れていくだけなのか。
私を見ているようで、忍びない。
ブロッコリーは、残り五本。
この子たちの成長を見守ることにしよう。
ガッカリした気分で、隣りで大きく育った葉っぱを見た。
何を植えたのか忘れていた種は、大きな葉となって成長している。
雑草が大きく育ってしまったか、と思った私は、
「これ、抜いた方がいいかな?」とイブに聞いたことがある。
「何かわからないけど、もうしばらく待ちましょう」と言われた。
覗いた大きな葉の下に・・・・・
奇麗な色をしたナスがぶら下がっていた。
添え木しなくても、立っている。
「おぅ!」
何の期待もしていなかったからか、大きな声が出た。
一つめのナスは切り取れと聞いていたが、そんな余裕を与えない早業だった。
マジックマッシュルームと同じで、雨の日が続いた後、強い陽射しが現れると成長するのか。
例えが悪いか。
ナスは数週間前から、ポットで育てた若葉をタイヤの畑に移し替えたばかり。
そろそろ、添え木を用意しなくては、思っていた。
まさか、すでに撒いていたとは。
すっかり忘れていた。
収穫4つ。
大家さんと私で、2つづつ分けた。
「和食・影武者」で焼きナスにしてもらって食したが、写真を撮ることを忘れた。
美味しかったよ。
食べられる野菜が育った。
当然のことが嬉しい。
楽しみが増えた。
陽のあたる場所は、日々、微妙に変化していく。
畑は家に囲まれた狭い場所にあるので、時期によって日陰になってしまうことがある。
統計をとっていないので、何月に、どの場所が陽当たりがよいのかわからない。
水分はすくなくても、陽光は必要だろう。
今後の陽当たり状況が、ナスの成長に関わってくる。
家庭菜園の充実に向けて邁進するゾ!
そんな大袈裟なものでもないか。
育つかわからない私の家庭菜園に、種を届けてくれる知人の暖かい好意を忘れてはならない。
この場を借りて、お礼させて頂きます。