2017年12月07日

ピザピザピザピザ、と8回言って!(168)

ピザといえば、本場はイタリアだ。

イタリアには、以前、2ヶ月ほど放浪したことがある。

以前とは、50年前の昔々の話。

ローマで食べたピザの味も、すっかり忘れている遠い遠い過去だ。

もっとも近い過去の「ピザ・パーティー」は、思い出深い。

2年前のコロンビアの旅での経験だ。

ピザ生地を広げ、トマト&炒めたタマネギ&チーズをトッピンングした。

平らなスコップのようなもので、ピザを釜から出し入れするのも楽しかった。

その話は「ピザ・パーティー@タロニア地方のスペイン人の家(39)」を読んでください。

この程度の知識で「お薦めピザを出す店・ベスト5 @ウブド」を決めようとするのは無謀かも。

反論が舞い込んでくるかもしれない。

少しでも裏付けをとっておこうと、考えた。

そこで思い出したのが、友人の顔。

ウブドで世話になった女性だ。

面影は28年前。

彼女は今、ローマに住んでいる。

本場に長期滞在している人の意見は、他人に有無を言わせぬ力を持っているだろう。

他人の威を借りる、汚いやり口だ。

この際、頼りにしていろいろ質問してしまおう。

フェースブックって便利ですよね。

時差8時間の異国と、やりとりできてしまう。

では、そのやりとりの一部始終を掲載します。

プライベートな話は、割愛しました。


イタリア人にとって、ピザは主食かおやつ感覚か?

常識問題のような、つまらない質問でゴメンなさい。

「ピザは、レストランで食べるし、おやつがわりにも食べるPizza Tagliataと、どっちもあるんですが、

基本的には丸いピザがご飯、四角くて切り分けられたピザがおやつって感じです。

ピッツェリアでわざわざ食べるのは、やっぱりご飯です」

なるほど、なるほど。

丁寧に答えていただきました。

ピッツェリアはピザ屋で、Pizza Tagliataはカット・ピザのこと、とGoogle翻訳君が教えてくれました。


イタリアはピザ以外に、スパゲティ、マカロニ、グラタン、ペンネ、リゾットなど、日本人にはおなじみの料理がある。

このくらいは、私でも知っている。

私の住んでみたい国にひとつだった。

6ヶ月以上は滞在したい。

過去形にしたのは、今生では果せそうもないからだ。

続けて、もっとつまらない質問をした。

ピザは、手づかみかホークを使うか?

こんなことも知らないか、と言われそうですが、知らないのだからしかたがない。

これも基本的な疑問ですよね。

「おやつのピザは、紙で包んでもらって歩きながら食べるか、まな板みたいな木に細かく切ってもらって、基本的には立って食べる感じですが、丸いピザはナイフとフォークが一応付いてきます。

切って手で食べる人も結構いるかな。

でも、必ず付いてきます」

ちなみに私は、手づかみです。


最後の質問です。

ウブドのレストラン、ピザを売っている店が増えているようです。

店頭にピザ窯のある店と、見えない店があります。

見えない店は、オーブンを使っていると推測してほぼ間違いないでしょう。

個人的には、縁が盛り上がって生地の厚く、焦げ目があるピザ窯仕上げが好みです。

食パンなら、耳が好きなタイプです。

知人の多くは私と真逆で、生地は薄く縁がないピザの方が好きだと言います。

ローマでは、ピザ窯&オーブン、どちらが主流でしょうか?

「基本的に私も釜で焼いた方が好きだし、本式だと思いますが、ローマのピザは薄くて大きい円盤です。

ナポリが肉厚で腰がある生地。

窯もオーブンもローマでは、半々くらいにありますが、人気があるのはやっぱり窯焼きかな。

今、ローマで人気のあるピザの写真を送りました。

pizza5.jpg

pizza7.jpg

ローマでは、だいたいこんな感じのピザが主流です。

最近は健康ピザが流行っていて、生地が全粒粉というのも結構あります。

厚い生地が薄い生地か、選べるレストランもあるみたいですよ。

イタリアのピザより海外のピザの方がヴァラエティがありますよね。

ユネスコでピザが世界遺産に認定されて、1週間(11月末)ぐらい前に盛り上がってましたよ。」

小学生のような質問でゴメンなさい。

調理法などを聞かないところが、味音痴な私っぽい。

そういうわけで、味についての裏ずけはとれていません。

ローマまでメッセンジャーで聞くほどの内容じゃなかったね。

なんの参考にもならない、つまらないやりとりでした。

そんなやりとりに付き合ってくれた友人に、感謝。

この程度の知識で「お薦めピザを出す店・ベスト5 @ウブド」を決めていいのか、とお叱りを受けそうですが、影でこんな努力をしていることもわかってください。

ここでお断りを入れておきます。

ベスト5は、フェースブックのコメントを集計した結果で、私にはまったく責任がありません。

こうやって逃げる、私もズルイの大人だ。

それでは ciao チャオ!


posted by ito-san at 18:32| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする