2018年02月17日

どえら〜こと、してまった!(185)

「えら〜こと」とは、我が地方・名古屋では大変なことの意味に使う。

「どえら〜こと」は、最上級の大変なこと。

さてさて、どんな「どえら〜こと」をしてまったか、検証あれ。


私は日頃、小ぶりのリュックを背負っている。

毎日使っているからだろう、リュックは汚れ汚れ。

雨季に入ってからは、カビが目立つようになってきた。

そろそろ、洗ってもよい頃合いかな。

リュックのすべてのファスナーを開けて、中身をぶち開ける。

重要なパスポートを筆頭に、書類・ノート・筆記具・もろもろが出てくる。

転ばぬ先の杖のような、用心のための小物も多い。

例えば、懐中電灯、ミニ救急セット、薄手の雨合羽、コンビニのビニール袋、etc。

あとは恥ずかしくて教えられない。


洗濯機を持っていないので、手洗いだ。

タライに、中身の空になったリュックを横たえる。

リュックの上に、洗剤をまぶす。

バケツから汲み置きの水を、タライに移す。

リュックの上から豪快にぶっかける。

タライの中で、リュックを軽くゆすぐ。

リュックを取り出しタイルの床に置き、タワシでブラッシングしようとした時、異物に触れた。

まだ、何かが残っていたのか。

もしや? 零コンマ何秒で気づいた。

愛用のカメラが!

防水カメラではない。

生活防水程度の機能で、零コンマ何秒とはいえ水没したんだ、お陀仏かもしれない。

ワッワッワッワッ・・・・・

どうしよ〜どうしよ〜、気が動転する。

慌てて、一番表側のファスナーを引っ張って、カメラを救出。

濡れていないようなので、ちょっと安心。

洗濯を中断して、カメラをタオルに包む。

スイッチをONにしてみた。

レンズが出てこない。

やはり水が入ったのか。

メモリーカードとバッテリーを取り出した。

どちらも濡れていない。

スマホをトイレ便器の中に落とした知人が、すぐに取り出して乾燥させたら復活したと話していたい。

カメラも同じように乾燥させれば、いいかもしれない。

とにかく、水抜きだ。

カバーを外してみたが、水分は見つからない。

液晶に、水が入っていた。

スチッチが入らないのは、液晶が原因だろうか?

これ以上分解すると、もとに戻せない心配があるから、控えておこう。

このまま、乾燥を待つしかないだろう。

リュックの洗濯を再開した。

この手のドジは初めてなので、この日(2月12日)を水没記念日とした。

すぐに忘れてしまう、今月だけの記念日ですが。

kamera.jpg

カメラは、コロンビアに旅たつ前に、知人から譲り受けたもの。

シャイな男からの選別だったのかもしれない。

中古でもらってから、今日まで、3年半使い続けている。

コロンビアの旅では、酷使するほど使わせれもらった。

寿命と考えてもいいだろう。

と、責任をテンカして。

えっ! テンカを変換したら、転嫁になったよ。

他人に押し付けるという意味で使ったのに。

なぜ、嫁という字が入っているのかな。

昔々の日本で、自分の過ちをすべて嫁さんになすりつける、という風習でもあったのかな。

それと語源は、中国から?

話が横道に逸れてしまって、ゴメン。

使い慣れたカメラだった。

ブログとホームページの写真、YouTube動画は、水没したカメラで撮っていた。

液晶の水が抜けるまで、しばらく様子を見ることにしよう。

カメラも安くなっていると聞くが、今の私には予算がない。

幸い、アイフォンを持っている。

これも友人からの餞別。

大事に使わせてもらっている。

「アイフォンがあれば充分だよ」と知人はアドバイスしてくれる。

カメラの機能を使いこなせない私のこと、これを機会に、アイフォン一筋にしようかな。


posted by ito-san at 03:16| Comment(1) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする