2018年02月25日

バリ人はフライドチキンがお好き!(187)

料理を作れない私は、毎日外食。

夕食は、ガッツリ「和食・影武者」で食べるが、昼食は軽く食べたり食べなかったり。

朝は食べないので、1日1食半といったところ。

この日は小腹が空いていたので、昼食をどこでとろうかと迷っていた。

ウブドは交通渋滞の真っ只中。

おまけに大雨が降っている。

渋滞を避けて脇道に入ると、目の前に「JFC」があった。

JFC1.jpg

「JFC」について、説明する必要があるだろう。

ご存知の「KFC=ケンタッキー・フライドチキン」ではありませんよ。

ローカルのフライド・チキン屋。

豚肉を食べない宗教の人も、牛肉を食べない宗教人も、鶏肉は食するようだ。

バリ人は鶏肉が好きなようで、近頃、フライドチキンの店がやたらに目立つ。

特に目につくのが「JFC=JAYA FRIED CHICKEN」。

小規模店舗で、各地にチェーン店を展開している。

バリ人のオッチャンだとわかるロゴマークが、人目をひく。

レストランのインスタントコーヒー(ネスカフェ)がコピバリより高かったり、インスタント・ラーメンが、ワルンの料理より割高だったりするウブド食事情。

バリ南部にあるファーストフードの店は、現地価格では中級レストラン並み。

その点「JFC」は、味もそこそこ、料金もワルン並みでお手頃。


雨宿りも兼ねて「JFC」に、飛び込んだ。

パケット・メニューの一番左手にある、もっとも安いPajay1を指差した。

「品切れです」だって。

しかたなく、すぐ右隣の写真Pajay2を指差す。

JFC2.jpg

「かしこまりました」と言ったかどうかわからないが、厨房に向かって注文していた。

注文の最後に「IN」と言う英語が続いた。

INと言うのは店内で飲食するということで、OUTと言えばテイクアウトのことだろう。

私はINだ。

しばらく待って、出てきたのがこれ。

JFC3.jpg

まずは、フライドチキンを平らげよう。

もちろんナイフもフォークも使わずに、バリスタイルの指でつまんで食べています。

衣がパリパリとして、歯ごたえ良し。

鶏肉も美味じゃ。

紙に包まれた物、内容も見ずに注文をしているので何かわからない。

きっとハンバーガーだろうと、思い込んでいる。

フライドチキンが食べ終わった。

包みを開けてビックリ。

中味はナシ・プティ(白飯)だった。

JFC4.jpg

バリのKFCでも、フライドチキンと飯のセットが売られていたのを失念していた。

インドネシア・バージョンなのだろう。

バリ人の人気の一品だ。

この日に限って、骨までしゃぶるほど綺麗に食べている。

ナシ・プティだけを食べることは、これまでの人生で初めてかもしれない。

ふりかけがあったらいいのにな〜。

残念なことに、塩のひとつまみもない。

しゃぶりつくした骨を、さらにシャブっている。

アイスティーで、流し込む。

白飯だけを食べる変な日本人と、思われるかな?。

周りを見渡すと、幸いなことに、他にお客がいなかった。

バリ人が見たら「日本人は白飯だけで満足するんだ」とは、思ってくれないだろうな。

写真は、2日後に同じメニューでリベンジした時に撮ったもの。

フライドチキンをおかずに、白飯をジックリ味わってきました。

こんな醜態は、2度と晒さないぞと、誓った日でした。


posted by ito-san at 15:34| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする