バイク事故に遭って(4月4日)から、そろそろ4ヶ月になろうとしている。
怪我の回復に合わせて、少しずつバイクの走行距離を伸ばしている。
遠出ができないので、滝巡りはご無沙汰だ。
バイク・ツーリングをしたい欲求が芽生え始めた。
前々から気になっている、タンブリンガン湖の近くにある滝に行きたい。
今日25日は、私の71歳の誕生日。
久々に晴れ間が見えたので、思い切って出かけることにした。
滝の名前は「Twin Waterfalls」。
片道2時間のバイク・ツーリングになる。
途中で雨に降られたら、諦めよう。
それより、右手の怪我がどのくらい耐えられるかが心配だ。
ノンストップで、インスタグラム・スポットの丘に到着。
怪我の痛みも疲れも思ったより少ない。
目的地の「Twin Waterfalls」は、この先だ。
途中、滝の案内看板がいくつもある。
タンブリンガン湖が左手に見え隠れする道の右手に、目的地の看板を見つけた。
「Twin Waterfalls」の正式名は「Banyumala Twin Waterfalls」だった。
ここから先は、急坂を下る道になる。
車のわだちにコンクリートが敷かれ、二本の線が続いている。
コンクリートは、ところどころ割れ目ができている。
自動車とすれ違うため、バイクを止め、道の端に退けた。
走行に、かなり神経を使う。
右手に負担がかかったが、どうにか滝の近くまでたどり着いた。
青年に駐車料金Rp2,000-を払い、バイクをさらに先に進ませる。
空き地にバイクを止め、歩いて入場料金所まで行く。
無理すれば、ここまでバイクで来られそうだ。
今の私のテクニックでは、危険だろう。
滝までの道は、行き(下り)はヨイヨイ、帰り(登り)は地獄だった。
ツインの滝と聞いていたので、二筋の滝だとばかり思っていた。
滝については、これ以上は説明をしません。
気に入ったので、角度を変えて何度も動画を撮っています。
編集も長いものになってしまった。
では、動画で楽しんでください。
入場料金所で働く18歳の青年と話をした。
彼の誕生日は、7月20日。
私は「おめでとう!」と言って、手を差し伸べた。
握手をしながら「私は今日が誕生日だよ」と言うと、笑顔でお祝いの言葉をかけてくれた。
そのあと、庭で育てている果物や植物の話を聞いた。
この地域は、コーヒー豆とブンガ・スリブを生産している農家が多いと言う。
ブンガ・スリブは、たくさんのブンガ(花)という意味のインドネシア名。
インドネシア人は、ピサン(バナナ)・スリブのように、たくさんあることをスリブと表現するようだ。
バリ語の名前は忘れた、と言っていた。
ブンガ・スリブは、紫陽花(あじさい)のことだった。
昼食は、帰りに立ち寄ったチャンディクニンの市場でとった。
市場では、お土産にイチゴを3パック買った。
一個は下宿の大家さん家族に、一個はいつもお世話になっている「和食・影武者」のスタッフに、あと一つは今夜の夕食のデザートにする。
「和食・影武者」での夕食は、友人たちが私の誕生日を祝ってくれた。
この日は、好天と友人に恵まれた1日でした。
感謝!