《 ジョグジャカルタの旅のメモ:その1 》
飛行機は、10月28日に墜落した「Lion Air」を避けて「AIR ASIA」にした。
久しぶりの国内線に、右往左往。
ボディチェックに、新設備「Pro Vison」が設置されていた。
入り口は、3箇所。
右手は、従来の額縁型ボディ探知機(正式名称は知りません)。
中央が、円筒形探知機「Pro Vison」。
左手は、探知機のない入り口。
私は、係官に手招きされて、「Pro Vison」の前に立った。
「Pro Vison」のベルトコンベアーに荷物を乗せた。
ご存知の方も多いと思うが、備忘録として新設備「Pro Vison」について説明をしておく。
何も危険な物は持っていませんよと、両手を挙げて中に入る。
出口の向こうにいる係官が、ベルトも探知機に乗せろとジェスチャーする。
えっ! これプラスチック製のパックルだよ。
ベルトもハイジャックの武器になるのかな?
まさかベルトを外すと思っていなかった。
外に出て、ベルトコンベアーの暗幕内にベルトを突っ込む。
ズボンが下がる。
手で押さえながら、再び「Pro Vison」に入る。
係官が、足元を見るようにとジェスチャーをした。
下を見ると、そこには足跡のマークがあった。
マークに従って足を乗せると、左側を向く姿勢になる。
そこは半円のガラスだった。
ガラスに書かれているイラストのように、私は両手を広げた。
ズボンが落ちる。
半円のガラスは二重になっていたようで、カメラのシャッターのように移動した。
「Pro Vison」は、一瞬にボディチェックを終えた。
これなら人員削減できるだろう。
外に出ると、係官が2人立っていた。
横を抜けようとすると、手を挙げるようにと指示された。
えっ! チェック終わったんじゃないの?
右隣の従来型ボディ探知機と同じ扱いだ。
探知機のない左手の入り口の方が、スムーズに流れている。
こんなことなら「Pro Vison」は、いらないのでは。
取扱チェック期間か? それとも怪しげな人物に対しての厳重ダブルチェックか?
私は、危険人物には見えないと思うがね。
開発途上時には、こういうことが起こるんですよね。
昼食は、マゲランで有名なワルンでKupat Tahuを食べた。
Kupatは、バリで言うティパット(蒸しご飯)のことだろう。
Tahuは、豆腐1
他にテンペと野菜が入って、ちょっと甘辛い料理でしたが美味しかった。
夕食は、マゲラガン(Mageragan)をブンクス(弁当)。
マゲラガンは、ナシゴレンとミーゴレンが一緒になった地元マゲラン(Magerang)料理。
地名のマグランから変化して、マゲラガンという名前になったようだ。
これが美味しい。
そりゃそうだろう、どちらも私の好物だから。
おまけに、Rp10,000-と安い。
写真を撮るの忘れてた!
ナシゴレンとミーゴレンなら、写真がなくてもわかってもらえるか。
こんな感じで、「ジョグジャカルタの旅・メモ」があと2回ほど続きます。
お楽しみに。
おまけの写真。