昨年(2018年)11月17日、バダさん&リカさんの結婚式に訪問して以来だ。
(バダさん、リカさん、結婚おめでとう!(285)http://itosan-ubud.seesaa.net/article/462995643.html)
今回は、長距離バスを利用することにした。
長距離バスを利用するのはジャカルタを往復した1990年と、数年前にジョクジャカルタからバリまでの復路の2度経験している。
トラックとバスが繰り広げるチキンレースに、肝を冷やされた記憶がある。
1990年のチキンレースは、おちおち眠っておられないほど、凄かった。
あれから年月が経過し、道路も整備され、運転のマナーも改善されたであろう。
久々に、長距離バスに乗ってみたいと思った。
それに「SAFARI DHARMA RAYA」のバスが、マゲランの目的地から2キロの地点(palbapang)に止まってくれるのもありがたい。
チケットは、ウブドの「プラマ・シャトル」で扱っている。
2週間前に購入して、座席を前列の左「1A」を確保した。
料金Rp250,000-。
バリの発着地は、ムングイに完成したバスターミナル。
友人に送ってもらい、いよいよ出発。
ジョクジャカルタまで16時間のバスの旅が始まる。
心配なのは、腰が痛くならないかということ。
4月1日:午後3時発のバスは、2時30分に変更となり、実際には2時43分に発車した。


おやつが配られた。

バリ島西端にあるフェリー乗り場ギリマヌク港に、到着。
6時10分、フェリーはギリマヌク港を出て、対岸の街バニワンギのクタパン港に向けて直進した。
フェリー内でバスから降りるタイミングで車掌に、palbapangでの下車を願いして、Rp50,000-の付届けた。
運転手&車掌の交代があるかもしれないが、ここは運に任せるしかないだろう。
(運転手2名、車掌1名は、運良く最後まで変わることはなかった。)
バニワンギは、10月11日のバイクの小旅行以来。
この時の乗船では、警察によるパスポート(フォトコピーを使用)と荷物のチェックがあった。
チェックは、テロ対策だろう。
その時の話は「突然、思い立ったように小旅行・その3(280)http://itosan-ubud.seesaa.net/article/462332028.html」に書いた。
バスでの乗船では、何のチェックもなし。
チケット購入の際に、身分証明がされているからだろう。
フェリーでは、バニワンギ出身のおじさんに声をかけられ、1時間の船旅を退屈することなく過ごすことができた。
7時36分、バニワンギ港に上陸。
10時00分〜40分、ドライブインにて夕食。
おやつと夕食がついて、Rp250,000-の乗車券は安い。
付届けのRp50,000-を足してもRp300,000-


今回、非常に気になったのがバイク。
車掌がひんぱんに「アワス=Awas=気をつけろ!」と声を発するので見ると、バイクがバスの前に入って来るところだった。
車高の高いバスは、フロント前の足元が見難い。
バスのスピードを考えず、突然、車道に入ってくるバイクに「アワス!」。
沿道を走る不安定走行のバイクに危険を感じ「アワス!」。
もっと恐ろしことを、夜になって目撃。
街灯が乏しい道は暗い。
バスの前を走るバイクの姿は、ボンヤリとしたシルエットで見えるだけ。
前から来る車のライトで照らされた時だけ、浮き上がる。
私が運転していなら、追突してしまいそうだ。
なぜ、こんなに見難いのかと考える。
テールランプが点いていない。
赤く光る反射板もないのだ。
きっと、ヘッドライトも灯ってないだろう。
追い越したバスから振り変えると、ヘッドライトの心細い灯が見えた。
完璧な未整備車だ。
かなり年代物のバイクが走っている。
ほとんどのバイクがこんな状態。
これでよく事故が起きないものだと感心する。
途中2度、時間調整のような休憩をした。
ジョクジャカルタに着いたあたりから、スマホでバダさんと連絡をとる。
翌朝2日の9時に「palbapang」に降り立った。
バダさんが、迎えに来てくれていた。