ジョコウィ氏の再選、プラボウォ氏の挑戦、軍配はどちらに?
この3〜4日、夕刻まで、幹線道路から爆音が聴こえてくるので「何事か?」とバダさんに聞くと。
大統選挙の立候補者を応援するデモンストレーションで、公道をバイクでアピールしているのだそうだ。
動画は、昨日13日のデモンストレーションの模様です。
マゲランには、幾度か訪れているが、まったく土地鑑はない。
自分の居住する現在地を把握するのは、必修だ。
将来的に移動手段は、バイクに乗るつもりでいるが、まずは、近場を歩いて探索するつもりでいる。
マゲランは、ジョクジャカルタと同じ盆地にある。
ケドゥ盆地と言うらしい。
私の居住している小屋からも、360度、遥か遠くまで平野は続く。
テラスから西方を望むと、稲穂の波と椰子林の向こうに、峰々を背にしたチャンディ・ボロブドゥールのシルエットが薄っすらと見られる。
遺跡は、お椀型の小高い丘で、乳頭が少し尖っているが、おっぱいのように見える。
ボロブドゥール遺跡の見学は、次回に残して、まずは近場の観光地「チャンディ・ムンドゥ(Mendut)」に行くことにした。
チャンディ・ムンドゥは、ボロブドゥール周辺の寺院遺跡群の一つであり、チャンディ・ボロブドゥールについで有名なところだ。
遺跡群は、西暦8世紀から9世紀に建立されたとか考えられている。
チャンディ・ムンドゥは、通算2度目の訪問。
前回は、チャンディ・パオンと共に見学した記憶がある。
20年ほども前の話だ。
4月6日、道草をしながら1時間ほど歩いて、チャンディ・ムンドゥに到着。
入場料金は、チャンディ・パオン(Pawon)の2カ所が見学できてRp3,000-。
プラス、保険料のRp500。
勉強不足で、チャンディ・ムンドゥの詳細は知らない。
まずは写真に残すことにした。



出入り口の隣に、日本軍戦没者の墓が、ひっそりと建っていた。

大東亜戦争の名残だ。
太平洋戦争、第二次世界大戦の呼び名もある。
日本の宗教団体(創価学会)の援助で建てたと言われる仏教寺院にも入った。
帰路のこと。お腹の調子が悪くなった。
普段でもお腹はゆるいが、マゲランに来て辛い物を食べている。
それが原因で、下痢になったのかな。
あと100メートルで小屋に着くというところで、辛抱たまらず小川に飛び込んだ。

久しぶりの川厠(かわかわや)。
こんなところが、田舎の良いところだ。
小屋に戻り、「地球の歩き方・インドネシア編」を見ると、シャイレンドラ王朝の8世紀末〜9世紀初に建立されたとに載っていた。
チャンディ内の中央に如来像、左手に観世音菩薩、右手に文殊菩薩。
中央如来像の高さは3mと言われる。
興味がなかったので、全く知らない。
おいおい、調べることにしよう。