2019年06月08日

インドネシア人はフライド・チキンがお好き!?(311)

「ボロブドゥール遺跡公園の外周散策(310)の続きということで。


外周散策の出発地点だったボロブドゥール遺跡公園正面入り口に戻った。

この地点は、チャンディ・パオンから真っ直ぐに伸びる道でT字で交わっている。

先ほど進んだ、西側の柵沿いの道の反対側は、商店が連なっていた。

お腹が空いたので、どこかで食事がしたい。

角のレンタカー屋から50メートル先の脇道の角にあるロスメンまで、バイク店、コンビニ、マスジット(モスク)、スパ、ワルン、カフェなどが軒を並べている。

その一つのワルンの店先に、気になる看板を見つけた。

看板には、"Ayam Geprek"と"Ayam BECEM"とメニューが書かれてある。

Ayam Geprek1.jpg

"Ayam"とあるから鶏料理だろう。

値段が安い!

どんな料理かわからないが、ワルンに飛び込んだ。

Rp10,000-のAyam Geprekを頼んだ。

しばらくして、運ばれてきたのが、これ。



これは、鶏肉を揚げたフライド・チキンだ。

インドネシア語で、フライドはゴレンで、鶏肉はチキン。

だから、アヤム・ゴレンと呼ばれているはずだ。

アヤム・ゴレンは、バリ人ばかりじゃなくインドネシア人の大好物。

鶏肉だから、豚肉料理の駄目なムスリムの人も食べられる。

牛肉の食べられない、ヒンドゥー教徒も大丈夫だ。

こんな土壌だから、KFC(ケンタッキー・フライドチキン)のインドネシア進出も可能だったのだろう。

KFCのフライド・チキンにも、ナシプティ(白飯)付きがある。

インドネシア専用スペシャル・メニューだろう。

バリの各地に、KFC(ケンタッキー・フライドチキン)に似た、フライド・チキン店が増えている。

話が逸れた、なぜアヤム・ゴレンがAyam Geprekと呼ばれるか?

郷土料理なのか?

Ayam Geprekは、形が少々崩れていたが美味しかった。

次回は、Ayam BECEMを試そう。


あとで、バダさんに聞くと、

「Geprekは叩くという意味で、Ayam Geprekは叩き潰されるチキンの意味だ」と教えてくれた。

Ayam Bacemは、ジャワ料理で、砂糖漬け料理のことのようです。

ジャワ語&スンダ語も興味が惹かれるが、地方料理にも食指が動く。

アロンアロン&プランプランと、ゆっくりゆっくりと知っていくとしよう。


posted by ito-san at 18:15| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする