「ボロブドゥール遺跡公園の外周散策(310)の続きということで。
外周散策の出発地点だったボロブドゥール遺跡公園正面入り口に戻った。
この地点は、チャンディ・パオンから真っ直ぐに伸びる道でT字で交わっている。
先ほど進んだ、西側の柵沿いの道の反対側は、商店が連なっていた。
お腹が空いたので、どこかで食事がしたい。
角のレンタカー屋から50メートル先の脇道の角にあるロスメンまで、バイク店、コンビニ、マスジット(モスク)、スパ、ワルン、カフェなどが軒を並べている。
その一つのワルンの店先に、気になる看板を見つけた。
看板には、"Ayam Geprek"と"Ayam BECEM"とメニューが書かれてある。
"Ayam"とあるから鶏料理だろう。
値段が安い!
どんな料理かわからないが、ワルンに飛び込んだ。
Rp10,000-のAyam Geprekを頼んだ。
しばらくして、運ばれてきたのが、これ。
これは、鶏肉を揚げたフライド・チキンだ。
インドネシア語で、フライドはゴレンで、鶏肉はチキン。
だから、アヤム・ゴレンと呼ばれているはずだ。
アヤム・ゴレンは、バリ人ばかりじゃなくインドネシア人の大好物。
鶏肉だから、豚肉料理の駄目なムスリムの人も食べられる。
牛肉の食べられない、ヒンドゥー教徒も大丈夫だ。
こんな土壌だから、KFC(ケンタッキー・フライドチキン)のインドネシア進出も可能だったのだろう。
KFCのフライド・チキンにも、ナシプティ(白飯)付きがある。
インドネシア専用スペシャル・メニューだろう。
バリの各地に、KFC(ケンタッキー・フライドチキン)に似た、フライド・チキン店が増えている。
話が逸れた、なぜアヤム・ゴレンがAyam Geprekと呼ばれるか?
郷土料理なのか?
Ayam Geprekは、形が少々崩れていたが美味しかった。
次回は、Ayam BECEMを試そう。
あとで、バダさんに聞くと、
「Geprekは叩くという意味で、Ayam Geprekは叩き潰されるチキンの意味だ」と教えてくれた。
Ayam Bacemは、ジャワ料理で、砂糖漬け料理のことのようです。
ジャワ語&スンダ語も興味が惹かれるが、地方料理にも食指が動く。
アロンアロン&プランプランと、ゆっくりゆっくりと知っていくとしよう。