至福とは、肉体ではなく、精神的なエクスタシーなり。
世界が、それに気がつけば、地球は救われる。(from itosan-ubud)
「 GAYATRI MANTRA 」
Om
オーム
至高の神よ
Bhur Bhuvah Suvaha
ブール ブヴァッ スヴァハ
地、空、天界
Tat Savitur Vareniyam
タット サヴィトゥル ヴァレーンニャム
私たちの聖なる母よ、その輝きは、
私たちの心にある暗闇を滅します。
Bhargo Devasya Dheemahi
バルゴー デーヴァッス ジャディーマヒ
私たちは、その聖なる輝きに瞑想します。
Dhiyo Yo Nah Prachodayath
ディヨー ヨー ナッ プラチョーダヤート
私たちの内なる知性を目覚めさせたまえ。
私たちはこのガーヤトリーマントラを唱える時、神を描写し(1〜3)、瞑想し(4)、祈願する(5)、という三つの意念が込められているのです。
ガーヤトリーマントラは、一日三回唱えることが定められています。
三回とはすなわち、朝と昼と夕方です。
ガーヤトリーは五つの顔をもつ女神であり、これら五つの顔(1〜5)を
もって存在するガーヤトリーは、五つの生命力(プラーナ)でもあります。
女神はすべての生命を守護し育てます。
生命を守護している時、この女神はサーヴィトリーと称されます。
サーヴィトリーは真理に基づく生活を送る人を守り導きます。
人の倫理的知性を高めようとする時、女神はガーヤトリーと称されます。
女神があなたの語る言葉を守護して育てる時、女神はサラスワティーと
称されます。
このように女神は、言葉と生命と倫理的知性を守り、ガーヤトリーとして
サーヴィトリーとしてサラスワティーとして、あらゆる方面から人を守護し
育てます。
これら五つの顔をもつ一つの神こそが、生命力そのものです。私たちの生命力を保つ植物をはぐくみ、世界を維持しているのは太陽です。
ですから、ガーヤトリーマントラを唱えている時、直接、太陽エネルギーに
『暗黒を追い払い、肉体が浄化され、アストラル体(感情体)が浄化され、コーザル体(魂の器)が浄化されますように』と祈っているのです。