2020年08月01日

SKTT(居住地証明証)・2度目の申請は楽勝!(359)

私のパスポートの延長期限は、今年12月末日。

5年間の延長が終わったので、新規取得のためにシンガポールの出国する必要がある。

新型コロナウイルスの影響で、出国できるのか不明だが、準備をしておくことは大事だ。


今年もビザの申告用に、SKTTを入手しなければいけない。

リタイヤメント・ビザを取得するに、必要な書類のひとつ。

SKTTとは、Persyaratan Surat Keterangan tenpat Tinggal=居住地証明証のこと。

インドネシア人のKTP(Kartu Tanda Penduduk=住民登録証)のようなもの。

3月末、書類を揃えてギャニアールにある市民登録局(Dinas Kependudukan dan Pencatatan Sipil)に出向いた。

あいにく役所は、その日から新型コロナウイルスの影響で業務を停止されていた。

そして、外出自粛にはいった。

提出書類は、11種類ある。

詳しくは、2019年02月24日:■SKTT、四苦八苦の結果入手!(296)http://itosan-ubud.seesaa.net/article/464294839.htmlで。

もっとも手間取るのがドミシリー。

居住地の集落(バンジャール)の長が所有する書類に、長のサインをもらう。

就業しているので、在宅を狙うのが大変。

金銭を請求する悪習が残っている、集落長もいる。

集落によって金額も異なる。

ドミシリーが欲しいのは外国人だからと、法外な金額を請求する集落もあると聞く。

作成しない決まりのある集落もあるようだ。

このあと、集落長のサインの入った書類をウブドの役所に持っていく。

所長のサインをもらうためだ。

所長がオフィスに居れば、ラッキー。

スムーズにことが運べば、2〜3日で出来上がる。

ドミシリー以外にも金銭出費と手間時間がかかるという理由で、SKTTをビザ代行業社にお願いしている人が多い。

どんなテクニックがあるのか、SKTTの手続くを省いてKITAS取得をしている。

私は、入場料金がドメスティック価格になるので、是非SKTTを取得したい。

ボロブドゥール遺跡&プランバナン遺跡の入場料金が、外国人ツーリストは30ドル以上するが、地元価格だとRp4万だ。


4月15日、市民登録局に再度訪問。

ものものしいディスタンス状態になっていた。

インドネシアもやるときはやるのだ!

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なぜか客は、私以外に1組の男女だけだった。

申請用紙を預け、金曜日にできると伝えられた。

金曜日(17日)に行くと、建物の外で熱検査の鉄砲を額に当てられる。

36.5度で、無事通過。

受付に行くと、月曜日(20日)朝9時に変更された。

こういうことは、良くある話で、どうってこともない。

バリ人の信仰するヒンドゥー教の中に、3つの教えがあるそうな。

怒らない(Jangan Marah!)

嫌わない(Jangan Benci!)

逃げない(Jangan Minggat!)

彼らはこれを、小学校から習うと聞いている。

人間関係には、必要なことだ。

だから私も、怒らない。

そして、月曜日。

5分も待たず、手に入れることができた。

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昨年と同じ写真を使用。

現在の私は、白いヤギ髭をたくわえている。

使用できる期間が残り5ヶ月しかないが、とりあえず一安心。


posted by ito-san at 12:55| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする