バリ州政府は、7月31日より、国内観光客に対して観光を再開する旨の発表をした。
これで、少しでも観光業が潤えばいいな。
国内観光客にはインドネシア在住の外国人も含まれるが、海外からの観光客は含まれない。
海外からの観光客受け入れは9月からと言われているが、どんなもんでしょう。
まず、日本人の来バリ島は無理でしょうね。
それぞれの村にもバリ州から指示書が配布されているようです。
観光地(kanko-chi)ウブドは今、閑古鳥(kanko-dori)が鳴いている。
ウブドは、閑古鳥が啼くゴーストタウン状態です。
自粛が緩んだ今でも、閉店、休業中のシャッターが目立ちます。
見ると心が沈みますよ。
すれ違う人も心なしか、元気がないように見える。
観光客ゼロのバリ島の懐具合は、寂しいと思います。
しかし、バリ人は逞しいのだ。
道端には、弁当や揚げ物などなどの店が、続々と登場。
ネットで、野菜やスイーツなどなどの販売。
「なるようにしかならない」と考えるのか、日本人のように悲観感は漂っていない。
時の流れに身をまかせるように生きている。
楽しい会話の中に包み込んで陰にならなければ、落ち込まない(暗くならない)ですむ。
「果報は寝て待て」と言ったところか。
今回の新型コロナウイルス感染症が、「災い転じて福となす」になればいいな。
在デンパサール日本国領事館からのメールを掲載します。
バリ州に入域する際の諸要件に関しては、変更はない。
国内観光客がバリ州に入域する際の諸要件に関する通達(骨子)
1 認定機関が発行したPCR検査陰性証明書、あるいは迅速抗体検査(Rapid検査)陰性証明書の提示。
2 同証明書の有効期限は発行日から14日間。
3 有効な同証明書を提示した観光客は症状がない限り同検査の受検が免除される。
4 同証明書を提示できない観光客はPCR検査、あるいは迅速抗体検査を受検しなければならない。
5 迅速抗体検査結果の陽性者は続いてPCR検査を受検しなければならない。同検査結果が出るまでの間バリ州政府が指定する機関で隔離される。
6 PCR検査結果の陽性者はバリ州に所在する医療機関に入院し看護を受ける。
7 検査費用及び入院等のかかる費用は観光客が負担する。
8 すべての観光客はバリ州に入域する前にLOVEBALI(https://lovebali.baliprov.go.id)にアクセスして同アプリをインストールしておかなければならない。
9 観光客はバリ州に滞在する期間、以下の新時代における生活秩序のプロトコールを実践しなければならない。
a マスクの着用
b 手洗い等の励行
c 他者と1m以上間隔を開ける
d 清潔かつ健やかな生活を営む
e くしゃみや咳をする時にハンカチ等で鼻・口をふさぐ
f 目・鼻・口など顔の表面を直接に手で触らない
g 体温計の携行
h 携帯電話等身の回り品を清潔に保つ
i 新型コロナウイルス感染防止に協力する
j 他者との身体接触を避ける
10 観光客はバリ州に滞在する間、安全確保のためスマートフォンのGPS機能をオンにすること。
11 観光客はバリ州に滞在する間、LOVEBALIアプリを通じて体調不良や問題を通報することができる。
12 観光客は本通達の諸要件に従わなければならない。これに違反した場合は法により処罰される。
こんなに面倒な手続きが必要だけど、旅行する人がいるのかな?
なにはともあれ、経済の活性化は必須でしょう。