ウブドには、かつてナイトマーケット(夜市)があった。
1989年〜1993年11月22日までの4年間のことです。
地元の人は「センゴール=Senggol」と呼んでいた。
センゴールの昔話は、「極楽通信・UBUD 」センゴール=Senggolをお読みください。
場所は、現在のウブド・パサールの駐車場になっているところ。
駐車場は、午前中は朝市に使われ、午後から駐車場になる。
当時は、砂塵の舞い上がる小さな砂漠のような空き地で、やはり午前中は朝市に使われていた。
夕方になると、カキリマ屋台が15軒ほど運び込まれてセンゴールに変身する。
日本人ツーリストが溜まったワルンは、今のデワ・ワルンの前身だ。
もちろん、私もそこの常連客。
センゴールが閉鎖され、デワ・ワルンはスグリオ通りに出店した。
その後、ゴータマ通りに移る。
「ワルン・ビアビア」の出店は、立地の回遊性とデワ・ワルンがあるということで、今後発展するだろうと考えたからだ。
思惑通りゴータマ通りは、出店が相次ぎ、ツーリストに人気の通りとなった。
格安メニューのデワ・ワルンは、ツーリスト御用達として繁盛店の地位を確保とする。
今回のコロナ禍には勝てず、涙を飲んでゴータマ通り店20年の歴史を閉じる。
テガランタン村の実家に移転。
ウブドの中心部から3キロメートルと、これまでに比べると立地は悪くなる。
老舗の根性を見せて欲しいと願う。
実家テガランタンのワルン。
偶然、スリン(笛)奏者で有名なGus Teja君に会う。
彼は、デワ・ワルンの常連のようだ。
屋敷裏に田んぼの風景が残っていた。
食べているところのレポート。
これは食レポとは言わないようです。
デワ君とのツーショット。
恥ずかしがり屋なのに、よく写ってくれました。