2021年10月18日

スマララティ創立33周年記念・オンラインライブ!(385)

アノムさんの屋敷を訪問したのは、3月21日のこと。

何年ぶりになるだろう。

いつでも訪ねておいでと言われているが、一度足が遠のくと、理由がないと訪問できないものだ。

今回は、最適なニュースを入手した。

インドネシア大統領・Joko Widodo氏が、コロンワクチン接種普及の啓蒙にウブドに乗り込んできた。

観光の島バリを、1日でも早く復活させるためだ。

接種会場は、ウブド王宮。

第一号が、ハヌマン姿のアノムさんだった。

新聞・テレビのメディアに、その模様は報道された。

そのニュースをネタに、私はアノムさん宅に、突然に立ち寄ったのだ。


思い起こせば「スマララティを応援しよう!」は、この時の雑談から始まった。

コロナ禍で、バリ人の多くが困窮している。

スマララティ歌舞団も、そのひとつだった。

そんな彼らを応援できないものか。

手段は、有料オンライン・ライブしか考えられなかった。

イベントは、ウブドTVのMC・ヒデさんが力を貸してくれたから実現したと言える。
https://www.youtube.com/c/UBUDTV-from-angkasa

初回(5月2日)に続き、2回目(7月25日)は「スニマン・トゥア=高齢のアーチスト」。

そして3回目の今回は「スマララティ創立33周年(10月28日)」を記念してのオンライン・ライブだ。

初期メンバー
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公演日:2021年10月24日

開演時間:バリ時間午後5時(日本時間午後6時)〜午後6時30分(日本時間午後7時30分)

視聴チケット:\2,000

御心づけ(ドネーション):\1,500(スニマン・トゥアの支援に使われます)

有料オンライン・ライブの申し込みはこちら
https://peatix.com/event/2897322/view


10月17日・練習風景@ダラム寺院ウブド

「スマララティを応援しよう!」
https://www.facebook.com/groups/136520508397106

posted by ito-san at 20:06| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月16日

スーパー「クランディ(Clandy's)」のメンバーズカードを作る(384)

1990年代、ウブドでスーパーマーケットといえば、ウブド大通りにある「ティノ=TINO」とハヌマン通り南部にあった「デウィ・マス=DEWI MAS」のだった。

どちらかも、ミニスーパーだ。

満足する商品を求めようとするば、デンパサールの老舗スーパー「ティアラ・デワタ」に出張るしかなかった。

私は「居酒屋・影武者」の仕入れに、利用していた。

服装に気を使い、都会に出かける感覚のショッピングだった。

ウブドの住人に遭遇することも、多かった。


本格的スーパーがウブドにオープンしたのは、1996年の「デルタ・デワタ」だった。

「ビンタン」が開店したのも、同じ頃だと記憶している。

数年前から「デルタ・デワタ」&「ビンタン」のレジで、必ず「メンバーズ・カードはお持ちですか?」と聞かれるようになった。

オープン当初には、聞かれなかった言葉だ。

いつから、メンバーズ・カードが導入されたのか。

2016年末にオープンした高級スーパー「ペピート」と姉妹店「ポピュラー」では、訊ねられない。

「ティアラ・デワタ」で、買物ポイントを集めると商品と交換できるというのがあったのを知っている。

「デルタ・デワタ」&「ビンタン」も、そんなサービスだろう。

私は、お得ですというカードに、まったく興味がない。

あまり買物をしないしので、メンバーズ・カードは必要ない。

クレジット・カードは持ちたいと思うが、そちらは私の財力不足で銀行が発行してくれない。

これからはカード決済が必須だということで、銀行の預貯金で作ることができるデヴィット・カードを作成した。

カードの時代だと言われても、カードを持てない庶民がいることも忘れないでね。


今回の本題に入ろう。

庶民御用達「クランディ(Clandy's)」も、御多分にもれず「メンバーズ・カードはお持ちですか?」と訊ねてくる。

私がクランディをクラウディと間違えて言うのは、英語のcloudy(曇り)と勘違いしているのかな。

メンバーカードに興味のない私は、毎回「ノー」と答える。

持っていないことに罪を感じるように、声に元気がない。

ここのサービスは、二重価格になっていることだ。

商品棚のプラースカードに、2種類の価格が表示されている。

安いほうが、メンバー価格だ。

価格を見ないで買い物をする私には、意味のない掲示だが。


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この頃、レジではカードを提示するのではなく、スマホをかざしている。

ウブドも先進してて、QRコードの提示だ。

QRコードなら、私も持ってみたいな、という気になった。

レジでその旨を伝えると、さっそく手続きに入ってくれた。

インドネシア語で説明されているうちに、こりゃ無理だと判断して、カードにしてもらった。

パウチッコされたカードがすぐに用意され、その日のうちに使えるようになった。


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メンバーズカードは、1年間有効でRp50,000-。

QRコードは、1年間有効でRp15,000-。

私的には、スマホをかざすよりパウチッコされたカードを差し出す方が、容易だと気がつく。

カードはズボンのポケットに入っている財布から出すが、スマホはリュックに入っているので面倒だ。

スマホに慣れるまでは、メンバーズカード派でいくことにした。

posted by ito-san at 14:47| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月08日

突然出現したベジ寺院を散策@トゥボンカン村(383)

スーパーマーケット・クランディ(Clandy's)のことを、どうしたわけかクラウディと間違えて覚えてしまった。

今でも、ときどきクラウディと呼ぶ。

クラウドでもガウディでもないのに、何を連想しているのだろう。

このクランディの行き帰りのことです。

動画の中で、クラウディと言っていますが、こんな感じでよく間違えます。

街道沿いから、赤レンガの祠が見えた。

これまでまったく気づかなかった場所に、突如として出現した感じ。

塀などの改修工事で、藪に隠れていた祠の全貌が現れたのだ。

気になるので、さっそく、入ってみることにした。

祠は小さな寺院の様相をしている。

湧き水の池があるところをみると、聖水を汲むベジ寺院だろう。

巨石の上には、ヒンドゥーの水を司る女神「デウィ・ガンガ(Dewi Gangga)」が鎮座していた。

デウィ・ガンガは、ヴィシュヌの変身か?

奥の階段の手すりには、水を司る神龍の彫刻が施されている。

階段を上ると広場に出る。

そこには、幾本にも枝分かれした不思議な大樹が聳えていた。

樹齢信仰の名残がある。

さらに奥に進むと、トゥボンカン村のダラム寺院があると聞いたので行ってみた。

そんな動画です。

何の変哲もない散策ですが、楽しんでください。




posted by ito-san at 01:19| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月02日

ジェゴグ・スアールアグン @ オンライン・ライブ終了!(382)

ジェゴグ・スアールアグンを応援しよう。
https://www.facebook.com/groups/809184189782210/

ジェゴグ発祥の地ヌガラ・サンカルアグン村のスウェントラ氏宅で、有料オンラインライブを開催。

収益金を全額寄付とする企画でした。

特に日本人向けに支援をお願いしたイベントとなりました。

スアールアグン歌舞団が衰退しないことを願う、多くのスアールアグン・ファンから支援をいただきました。


計画の立案は、6月のこと。

「スマララティを応援しよう!」の第1回有料オンライン・ライブが終了した後だった。
https://www.facebook.com/groups/136520508397106

スウェントラ氏亡き後は、長男のグデ・オカ氏が後を継ぐことになっていた。

しかし、グデ・オカ氏は現在、アメリカ・サンフランシスコに在住。

現地で、ジェゴグをメインにしてバリ芸能の普及に励んでいる。

グデ・オカ氏に連絡がついたものの、インターネットでのコミュニケションは、思うように進まず、思案した。

紆余曲折の末、承認していただいたのが8月。

バリでのコーディネイトは、サヌールに住む長女のマハ・デウィさんが動いてくれることになった。

こうして、具体的に動き始めた。

チケット等の金額が決まる。
◎動画視聴チケット:2,000円
◎御心づけ:1,500円
◎ガムランの保存費:1,000円
◎サンカールアグン村にスンバコの配布:1,000円


9月5日(日曜日)、会場の下見とガムランメンバーとの打ち合わせのために現地に出向いた。

スウェントラ氏の火葬儀礼(2018年5月16日)以来のヌガラだ。

2018年5月10日逝去・享年69歳。

主の居なくなった屋敷は、どことなく寂しげな風情だった。

イベントの趣旨と本番のタイムスケジューを伝えて、帰路につく。


9月19日は練習日。

ジェゴグを聴くのは、「APA?情報センター」が定期公演しなくなって以来だから、もう10数年以上も前のことになる。

掲載の動画は、その時の模様だ。


9月24日は、本番を設定してのリハーサルの予定でだったが、あいにくの雨で、屋根のある楽器置き場での練習となった。






9月26日、ライブ本番。

初めから終わりまで、雨を心配した。


にわかに曇り、あわやと思った場面があった。

コロナの蔓延で公演から遠のいていたグループのメンバーは、久しぶりに楽しく演奏ができて満足していたようだ。

公演が無事終了したことを、この場を借りて皆様にお伝えしておきます。

大役を果たしたと実感をしています。

関わった方、すべてに感謝!

公演終了後の集合写真です。
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ヒデさん&ワヤン君も加わって。
私も左端に加わったのですが、残念なことに、入りきれていません。


ライブ配信動画はチケット販売の有料のため、配信を控えることにしました。

ということで、練習風景の動画をアップさせていただきました。



posted by ito-san at 23:58| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする