2021年10月16日

スーパー「クランディ(Clandy's)」のメンバーズカードを作る(384)

1990年代、ウブドでスーパーマーケットといえば、ウブド大通りにある「ティノ=TINO」とハヌマン通り南部にあった「デウィ・マス=DEWI MAS」のだった。

どちらかも、ミニスーパーだ。

満足する商品を求めようとするば、デンパサールの老舗スーパー「ティアラ・デワタ」に出張るしかなかった。

私は「居酒屋・影武者」の仕入れに、利用していた。

服装に気を使い、都会に出かける感覚のショッピングだった。

ウブドの住人に遭遇することも、多かった。


本格的スーパーがウブドにオープンしたのは、1996年の「デルタ・デワタ」だった。

「ビンタン」が開店したのも、同じ頃だと記憶している。

数年前から「デルタ・デワタ」&「ビンタン」のレジで、必ず「メンバーズ・カードはお持ちですか?」と聞かれるようになった。

オープン当初には、聞かれなかった言葉だ。

いつから、メンバーズ・カードが導入されたのか。

2016年末にオープンした高級スーパー「ペピート」と姉妹店「ポピュラー」では、訊ねられない。

「ティアラ・デワタ」で、買物ポイントを集めると商品と交換できるというのがあったのを知っている。

「デルタ・デワタ」&「ビンタン」も、そんなサービスだろう。

私は、お得ですというカードに、まったく興味がない。

あまり買物をしないしので、メンバーズ・カードは必要ない。

クレジット・カードは持ちたいと思うが、そちらは私の財力不足で銀行が発行してくれない。

これからはカード決済が必須だということで、銀行の預貯金で作ることができるデヴィット・カードを作成した。

カードの時代だと言われても、カードを持てない庶民がいることも忘れないでね。


今回の本題に入ろう。

庶民御用達「クランディ(Clandy's)」も、御多分にもれず「メンバーズ・カードはお持ちですか?」と訊ねてくる。

私がクランディをクラウディと間違えて言うのは、英語のcloudy(曇り)と勘違いしているのかな。

メンバーカードに興味のない私は、毎回「ノー」と答える。

持っていないことに罪を感じるように、声に元気がない。

ここのサービスは、二重価格になっていることだ。

商品棚のプラースカードに、2種類の価格が表示されている。

安いほうが、メンバー価格だ。

価格を見ないで買い物をする私には、意味のない掲示だが。


Clandy's3.jpg


この頃、レジではカードを提示するのではなく、スマホをかざしている。

ウブドも先進してて、QRコードの提示だ。

QRコードなら、私も持ってみたいな、という気になった。

レジでその旨を伝えると、さっそく手続きに入ってくれた。

インドネシア語で説明されているうちに、こりゃ無理だと判断して、カードにしてもらった。

パウチッコされたカードがすぐに用意され、その日のうちに使えるようになった。


Clandy's1.jpg

Clandy's2.jpg


メンバーズカードは、1年間有効でRp50,000-。

QRコードは、1年間有効でRp15,000-。

私的には、スマホをかざすよりパウチッコされたカードを差し出す方が、容易だと気がつく。

カードはズボンのポケットに入っている財布から出すが、スマホはリュックに入っているので面倒だ。

スマホに慣れるまでは、メンバーズカード派でいくことにした。

posted by ito-san at 14:47| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする