2021年12月29日

新発見のヨーグルトに興奮する徘徊老人!(399)

好きな仕事も趣味も、毎日していると飽きてくるもんだね。

マンネリと言うんですか。

私だけかもしれないが、好きだった彼女も見慣れてくるとときめかなくなる。

大好きなウブド暮らしも、30年もすると飽きる、と思うでしょう。

ウブドに関しては、それはないのです。

贅沢な悩みですが、好きな食べ物も食べ過ぎると飽きます。

そうすると、いままでと違った商品に興味を持つ。

今回は、そんなことで見つけた商品です。

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プンゴセカン村にあるミニ・スーパー「ポピュラー」に入店。

買い物に興味のない私は、商品をジックリ見ることはしない。

目的の商品を購入して、さっさと店を出る。

いつもならこんなにゆっくり商品を見ることはないのだが、今回はなぜかジックリ見ている。

果物、野菜コーナーに興味なし。

乳製品コーナーを物色。

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プディング、ティラミス味に惹かれて購入。

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小さく期待はずれ!


続いて、アロエ・ヴェラのヨーグルト発見!

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何をいまさら、と思う方も多いでしょうが、私にとっては新製品。

ヨーグルトは大好物。

アロエ自体が、珍しいわけではない。

私だって、アロエぐらいは知っている。

野菜か果物かはわからないが、健康に良い食べ物だということは知っていて、育てていたこともある。

食べたり、身体に塗ったりしたこともある。

その健康食品のアロエが、ヨーグルトとなって売っていたのだ。

アロエ+ヨーグルトだったら、きっと身体に良いだろう、と信じてお買い上げ。

食感のサラッとした、普通の甘いヨーグルトでした。

私は、アロエの匂い、ヌルヌルとした食感を期待ししていたのかもしれない。

次は、購入ない商品でした。


もう一つ発見は、ギリシャ・ヨーグルト。

カスピ海ヨーグルト的(これしか知らない)な名称かな。

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容器のデザインが気に入って、手に取った。

カタマラン(双胴)船のような意匠が、オシャレに見えた。

ヨーグルトとグラノーラが別々になっていて、蓋をあけてからヨーグルトにグラノーラを振りかける。

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グラノーラは、シリアル食品の一種と、グーグルちゃんが教えてくれた。

ヨーグルトは少し酸っぱいものだと認識している私には、市販のヨーグルトはどれも甘く感じる。

ギリシャ・ヨーグルトは、私の常識を裏切らず酸味があってグー!。

再購入の可能性大。

メーカーは「heavenly blush 」、インドネシアのメーカーのようです。

栄養価の情報は、文字が小さくて読めない。

価格の確認していない。

以上、私には珍しい、商品紹介のブログでした。

posted by ito-san at 17:47| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月21日

RAY Spa & Body Treatment @ スクマ通り(398)

久しぶりのバリニーズ・マッサージ。

何年ぶりだろう、スグリオ通りの「チャンティック・スパ」が閉店してからか?

カフェ・アンカサの前にあったスパのお気に入りのセラピストが他店に移ってからだろうか?

どちらにしても、10年は経っているだろう。

バリ野球チーム「J'Z」を退団してからかもしれないな。

野球をしているときはほどよい身体の疲れがあって、マッサージが心地よかった。

「極楽通信・UBUD」に、町スパリストを掲載した時には、取材でかなりのスパを巡った。

・・・

そんな私が、何を思い立ってのスパか?

理由は、雨の日が続き、身体がふやけたように重いから。

シャキッとさせたかった。

ところで、コロナ禍で営業しているスパはあるだろうか?

近年のウブドは、古くからあったかと錯覚するほどスパが増えた。

いつの間にか、スパ天国とヨガの聖地として栄え始め店舗数が急増した。

その急増したスパが、新型コロナウィールスの流行で、高級エステから安価なバリニーズ・マッサージまで軒並み休業になった。

スパのセラピスト達は、失業中と聞く。

たくさんいたセラピストたちは、どうしているのだろう。


そして、久しぶりに何年ぶりかのバリニーズ・マッサージ。

看板のRp50,000-の価格に誘われて。

トゥブサヨ村スクマ通り「Ray Spa」に行ってきました。

イブの力強いマッサージに、悲鳴をあげる。

おかげで、雨続きでふやけた身体がシャッキリとしました。

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次回は、フェイシャル➕スクラブ=Rp80,000-がしたい。

マッサージ巡りを再開しよかな!

RAY Spa & Body Treatment
電話:+62 81 338 351 723
WEB:www.rayspabali.com
フェイスブック:Ray Spa Bali
Gmail:rayspaandbodytreatment@gmail.com
住所:スクマ通りNo56

posted by ito-san at 17:49| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月14日

郵便局 (Kantor Pos) の話 @ ジュンバワン通り(397)

ウブドの東、ウブド大通りの南側に位置するパダンテガル村。

パダンテガル村は、川を挟んでプリアタン・トゥブサヨ村と隣接する。

南下する川に沿って通っているのが、ジュンバワン通り。

南端で突き当たりとなり、右折して、スグリオ通りに出るまでの700メートルほどの道程です。

ウブド大通りから入ったあたりが、一番賑やかです。

入ってすぐに「ウブド郵便局」がある。

郵便局は、インドネシア語で「Kantor(事務所) Pos(郵便)」。

ツーリストに人気の「レストラン・バリ・ブッダ」と「ガネーシャ・ブックショップ」がある通りとして知られている。

古くは、「ビンタン」とか「スハティ」の日本人経営のバンガローがあったところ。

自動車のショットカットの道でないため交通量は少なく、閑静な住宅街の佇まいを残している。

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豪勢な屋敷門やきらびやかな門扉の前で、記念写真を撮るツーリストもいる。

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何気ない装飾品も楽しい。

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疲れたら、ベンチで休憩の心使いも嬉しい。

おすすめの散歩道です。



今回は、昔々のウブド郵便局の話をしたいと思います。

と言っても、1990年初頭の話。

もう30年も前の話と思うか、たった30年前と考えるか。

私にとっては、懐かしい思い出です。

当時、日本からウブドの郵便局止めで手紙を送ることができた。

今はインターネットの時代、エアーメールで連絡をすることもないでしょうね。

長期滞在で住所が決まっていても、郵便局は配達してくれない。

良くて、村長のところに届けられる程度だ。

村長が、気を利かせて配達してくれることはない。

ほとんどが、忘れ去られてしまう。

届くかどうかわからない手紙を、村長宅に取りに行くこともできない。

送られてくる予定のある人は、郵便局に受け取りにいく。

カウンター上にのっている、底浅の小さなボール箱に、ハガキや封筒が整然と並べられている。

それを、順番に繰って、自分への郵便物を探す。

私は誰にも告げずに旅に出たので、郵便物が届くことはない。

友人に頼まれて、代わりにチェックすることがある。

宛名に知り合いの名前を見つけることがあるが、届けたいからと持って帰るわけにはいかない。

会った時に「届いてたよ!」と知らせる程度にしている。

3ヶ月ほどで処分されたと思うので、こまめにチェックする。

封筒に入れた現金が、抜き取られることがある。

基本、封筒に現金を入れて送ることが禁止しているので文句は言えない。

目立たないように、便箋の間に一万円札を一枚挟むのだが、敵も大したもので見つけてしまう。

郵便物は、ウブドに配送される前にデンパサールに到着する。

そのため、デンパサール郵便局での検品時に紛失するとの噂。

小包みも、デンパサール郵便局で停滞する。

小包みの中身に税金がかかると言いがかりをつけられて、追徴金を払わされることもある。

ウブドの郵便局には、そんな悪者はいない。

郵便局員は我々日本人の顔を覚えていて「Y子さん、郵便届いてるよ!」と教えてくれる。

私には届かないので、友人の話です。

この友人の下宿に、小包が届いた。

郵便局員が配達してくれたのだ。

その宛て先が凄い、のなんの!

バリ・ギャニヤール・ウブド・Y子、で届いたのだ。

どんだけ長期滞在の日本人が少なかったのかを物語っている。

そう当時の日本人滞在者は、10人ほどだったはず。

キャパスティの小さかった古き時代のウブドを感じる話でした。

ちょっと気になるんだけど、今でも郵便局止めは利用できるのだろうかね?

機会があれば、調べておくことにしよう。



posted by ito-san at 15:09| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月07日

ウブドの宿泊施設の変遷(396)

ツイッター始めたので、よろしく!
Twitter伊藤博史:@AByKh2jQifuhRDh


ウブドを訪れた観光客が最初に泊まった宿は、ウブド王宮だったろう。

ゲストとしての宿泊で、本当の意味での宿ではない。

王宮が提供したチャンプアンの土地に、ヴィルター・スピースが建てた住宅を改築してホテルがオープンしたのが1928年。

これが、ウブドのホテル第一号の「ホテル・チャンプアン」。

1955年、ウブド十字路の南西に「ムティアラ・バンガローズ」がオープン。

客室は、8室。

主にジャカルタの旅行社から送られた旅行者だったそうです。

ホームステイの第一号は、モンキーフォレスト通りにあるオカ・ワティだと言われている。


宿の名称について考えてみた。

ウブドに滞在始めた1990年、村を歩いていて、やたらとホームステイの看板が目に付いたのを思い出す。

私が泊まったのも、カジェン通り1番地の「ロジャーズ・ホームステイ」。

家族と同じ家屋に泊まるのではなく、別棟の一室が借りられる。

門や塀に、宿を商っているとわかる小さな看板が、ほとんどの家の門に掛かっていた。

そこには、ホームステイ以外に、ロスメン、ゲストハウス、アコモデーション、ハウス、イン、ペンッション、B&Bなどと、さまざまな名称で書かれている。

ほかに、バンガロー、コテージ、ヴィラ、ロッジ、ホテルなどもある。

滞在始めたころは毎日がひまだったので、ホームステイが何軒あるか調べたことがある。

百件ほど調べたところで、調査をあきらめた。

無許可の調査は禁止されていたのを知らなかったのと、増え続ける宿にお手上げだった。

日本でも、アパートの名称に「メゾン」「カーサ」「マンション」などの外国語を多用した時代があった。

差別化を図りたいのはわかるが、高級感を感じる名称に騙されてしまいそうだ。

規模や設備に、名称の取り決めはないのだろうか。


ウブド近郊に高級ホテルの進出が目立ち始めたのは、何年頃だったろう。

近年ホテルは、スウィートやリゾートと変名している。

ブティック・ヴィラズというのもある。

近年、バリのエステサロン、スパの人気は目を見張るものがある。

ウブドもご多分にもれず、このところスパの出店が目白押し。

スパ専門店以外に、ホテルの多くがスパを併設するようになった。

そんなことからか、リゾート&スパと名称を加えて、顧客の確保に努力している。

他にも、違った呼び方があるように思う。

みなさん、ネーミングに苦労している。

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カジェン通り入り口にある宿紹介の看板

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かつては主流だった、屋根つきの伝統家屋風看板

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電灯内蔵のアクリル看板

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高級感のある石作りの看板

名称の参考・・
ホテル チャンプアン スパ(Hotel Tjampuhan Spa)
ザ ウブド ビレッジ リゾート & スパ(The Ubud Village Resort & Spa)
プリ サラスワティ バンガローズ(Puri Saraswati Bungalows)
トゥガル サリ アコモデーション(Tegal Sari Accomodation)
ユリアティ ハウス(Yuliati House)

posted by ito-san at 17:57| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月01日

プリ・カワン・コレクション(Puri Kawan Collection)は王族の経営(395)

前々から、気になっていた店に行ってきた。

何年頃からだろうか、毎週日曜日にバリ硬式野球チームに参加していたころだから、15年、いやもっと以前からだ。

何を商っているのか、外観からは想像できない。

ファンシーショップ的な雰囲気を醸し出していたので、私向けの商品はないだろうと思っていた。

おじさんにはお呼びでない店と認識していて、立ち寄ることはなかった。

月に1〜2度、画材屋に行くことがある。

その時、近くにバイク展示場かと見間違うほどの数のバイクが駐車する店があった。

その繁盛店が、以前、私が気になっていた店だった。

ウブド長期滞在の友人に訊ねると「地元の人以外にも他の村、それも、かなり遠くから客が来ている」と教えてくれた。

再び興味が惹かれ、取材したいと考えた。


考えてから数ヶ月後、勇気を奮い、やっと重い腰を上げた。

店名は「プリ・カワン・コレクション(Puri Kawan Collection)」

プリ(Puri)とあるから、経営者は王族ではないかと推測できる。

プリはバリ語で トゥリワンサ階層(王族・貴族)の屋敷(王宮)のこと。

訊くと、やはり王族のカースト(kasta=階層)「アナック・アグン」だった。

*バリのカースト:http://informationcenter-apa.com/kb_kasta.html

カワンは、インドネシア語で友達だけど、そんな意味でいいのかな。


ウブドの南部・プンゴセカン村の更に南隣のロットゥンドゥ村にある。

ウインドー越しに、男性用ズボンが見えた。

そうだ、ジャージが欲しかったので、それを目的として入ることにしよう。

目的がなく、店に入ることのできない私です。

人ひとり通るのがやっとの通路を、両側に陳列してある商品を物色しながら歩く。

すれ違う時、お互いがカニ歩きしないといけないほどの狭い通路だ。

落ち着いて品定めもできない。

厚手のジャンパーを売っていたが、雨季の今は肌寒い季節なので必要なし。

ジャージ・ズボン、Rp65,000-を購入。

レジで、更に5%の値引き。

安かった。

クバヤ(女性用上着)とカマン(腰布)などのバリの儀礼用衣装。

子供用品。

コスメ用品などなどが陳列してある。

何屋さんか説明するのが難しいので、動画を見てください。




posted by ito-san at 01:36| Comment(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする