この寺院は、高僧ルシ・マルカンディア(Rsi Markandeya)が瞑想した場所。
http://informationcenter-apa.com/kb_markandeya.html
パヨガンの、Pa-yoga-nは、yoga(瞑想)から由来していると言われている。
通りの名称が、ルシ・マルカンディアとなっているのが頷ける。

深い深い渓谷に橋が架かったのは、1990年頃のこと。
対岸の崖を切り崩して、尾根伝いの村に道路が通じた。
橋までは、バイク走行が危険なほど、急坂が続く。
尾根は、チャンプアン橋の袂「グヌン・ルバ寺院」の横道から、徒歩で往来できる。
1990年初頭までは、自転車で走ることができた。
バンギアンシダム村までの尾根は今、地元の人はブキット・チンタ(恋の丘)と呼んで、散歩を楽しんでいる。
私の知人の住むスバリ村は、バンギアンシダム村の次の集落。
橋ができるまでで尾根伝いの村は、遠くクリキ(Keliki)村から迂回する必要があった。
この道は、かなりのショットカットになる。
その昔、スバリ村&バンギアンシダム村の人々は、ウブド市場を利用するのにブキット・チンタを徒歩で往復していた。
その橋の袂にできたのが「カフェ・ワヤ」。
「wyah=ワヤ」は、バリ語で古いと言う意味らしい。
コロナ禍でスバリ村の知人の家を訪問することが遠のいていた。
一年ぶりに訪れる途中に、発見したのが「カフェ・ワヤ」。
鳥小屋のような建物がユニーク。
昨年9月にオープンしたようだ。
インスタグラムなどのSNSで発信されているのだろう、オープン当初から人気だとのこと。
ウブドも建築ラッシュ、どうせ建つなら、せめてクーラーを使わないオープンエアーを推奨したい。
クーラーを使うようになったのは「観光客が欲しがるから」と現地の人は言う。
部屋に虫や小動物が入ってくるのが嫌だから、締め切った部屋になる。
締め切れば暑いので、クーラーが必要になる。
プールを望むのも観光客。
ローソクやオイルランプが電灯になったのは有難いが、明る過ぎるのではないか。
省エネ対策は、どうなっている。
ゴミ問題は、解決したのか。
環境に優しいバリ島を目指そう!
気になったので、知人と息子さんを誘って出かけた。
近くにワヤの関連ホテル「 Umah Lawas Villa」があり、ヴィラの朝食はここでとる。
ホテルは、バリ南部の「KEMILAU GROUP」のようだ。
私は、コーヒーを頼んだ。
親子は、アイスクリームの入ったジュースを飲んでいる。
ショーケースを覗いてシュークリームと思って頼んだものは、スコーンのような硬さだった。
名札には「Kue Soes」とある。
Google翻訳するとシュークリームと表記されていた。
カスタードクリームが食べたかったのに。