2022年05月27日

徘徊老人ダウン、湧き水で顔を洗う!@Pejeng・Bali(427)

見てはいけにものを見てしまった。

友人のお供をした時に、視線に入った「waterfall」の文字。

water-fallは、インドネシア語では、air terjun。

air(水)のterjun(急落)で、滝の意味になる。

「体力低下のため、渓谷探検や滝巡りは止めます」と、4日前のYouTubeに発言したばかり。

その舌の根も乾かぬうちに、目的地の滝が、ウブドから近い距離だということで、誓いを破ってしまった。

結果、戻りでダウン。


5月13日(快晴)

午後2時、ウブド大通りの東端・アンドン交差点を突っ切った。

急坂を下り上りして、Y字路を左折する。

あとは道なりに、バイクを走らせればいい。

陽差しが強くても、田舎道の風は心地よい。

約5キロの地点で、見覚えある看板が見えてきた。

看板には、Melayang村とある。

15分ほどで到着したことになる。


動画でもしゃべっていますが、見下ろした階段の急なのに恐れをなしている。

いろいろと言い訳しています。

恐る恐る階段を降りる。

降りる時はいつも、戻りのことを考えている。

この時は、この急な階段はキツイだろうな、と想像していた。

目の前のパノラマは、絶景だった。

渓谷の深さから察するに、まだ先は長いだろう。

泉までは、10分ほどだった。

目の前には、清流が力強く流れている。

しかし、滝が見つからない。

もっと先に進まなければいけないのかな?

川の対岸に、スケールの小さな滝が落ちていた。

予想とは違う、今までで一番ショボイ滝だった。

季節柄で水量が少ないのか、滝に威力がない。

川原まで降りれば楽しめたと思うが、この日は暑くて、泉で顔を洗って早々に引き上げることにした。

もどり道は、20分以上は、かかっていると思う。

動悸、息切れ。

もうダメだ!

小道に、天を仰いで横たわった。

グロッキー姿が写っていますが、大丈夫でしたので、ご心配なく。

「やっぱり、滝巡りはやめよう!」と、再度誓った私でした。



posted by ito-san at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする