2022年07月26日

ウブド大通りの見えない橋(443)

ウブドは、幹線道路をそれたプリアタン村から、更にそれた行き止まりの山間の村だった。

行き止まりだった丘は切り開かれ、東西のウォス川が合流する地点には橋が架かり、パヤンガン村方面まで行けるようになった。

プリアタン村を北上して、ウブド東端のアンドン交差点を左折すると、ウブド村に繋がる。

西端のチャンプアン橋までが、ウブドの村を二分する大通りだ。

ウブド大通りは、東西2キロほどの短い通り。

この大通りを横切って、北南に流れる川に架かる橋を、ご存知ですか?

川は、4本流れています。

谷底深い渓谷の橋だが、まったく存在を隠しているので、気がつく人は少ない。

今回は、その川がどこにあるかを確かめる動画です。

山間部の村は、バトゥール山を源流とする流れが刻んだ、渓谷に挟まれて存在する。

村々を繋ぐ道は、尾根伝いにある。

尾根伝いの村と村との交流は密だが、渓谷を隔てた村とは疎遠になる。

村の境界線が、渓谷になる村は多い。

村々によって、少し慣習が違うのは、こんなことが原因かもしれませんね。

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地形を頭に入れることによって、ウブドを鳥瞰的に徘徊できる気がしませんか。

そんな楽しみ方を提案します。


ウブド大通りにある見えない橋(その@&A)

徘徊老人を紹介する画面が反転しているので、位置確認に戸惑いますが、お許しください。

アンドン交差点からウブドへ向かうには、長い坂があります。

川が、あることがわかりますね。

大通りを挟んで、北がプトゥル村、南がプリアタン村。

北が、タマン村、南がパダンテガル村となります。




ウブド大通りにある見えない橋(そのB&C)

*ムランティン寺院前の地盤沈下は2009年7月5日に発生し、直径5Mで深さ7Mほどでした。




以上、楽しんでもらえましたでしょうか?

次回は、チャンプアン方面が行き止まりだった場所を、紹介したいと考えています。

お楽しみに!

posted by ito-san at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする