チャイナ・ムーンは、ホテル・デ・ウブドのレストラン部門だ。
以前は、ハヌマン通りY字路のモンキーフォレスト方面角にあった。
その頃には、ウブドでは珍しいん台湾料理と友人が勤務していたこともあり、たびたび訪れていた。
ハヌマン通りにあったころの「チャイナ・ムーン」
8年ほど前になるだろうか、ウブド南部ロットゥンドゥ村に移動した。
遠くになったという理由から、訪問は皆無になった。
「徘徊老人・あぜ道を行く!@Nyuhkuning〜Lodtunduh」で、出口に迷った時、「チャイナ・ムーン」の看板を見つけた時は嬉しかった。
https://www.youtube.com/embed/EclUbmakIDE
まずは、その看板を探そう。
初めて入る道路だ。
De Ubud Villas & Spaの前に立つ。
私にホテルは必要ないので、さっそくチャイナ・ムーンに向かう。
レストランから見える範囲で動画に収める。
以前のデ・ウブド同様に白亜のモダンなホテルを想像していたが、アンティックな建物にイメージチェンジしていた。
部屋数も倍増していた。
いよいよ食事。
プールを目の前にしての食事だ。
知っている料理にすればいいものを、新しいものに挑戦してしまう馬鹿な私。
料理は、クニンクニン・イカン=Kuning Kuning Ikanをオーダー。
Kuning Kuningの意味はわからないが、Ikanは魚だとは知っている。
それがどんな料理かは、まったくわからない。
ウエーターは、フロントカウンターにいた中年のおじさんだった。
さきほどまで、数人の女性スタッフがいたのに、どうしたのかな?
魚の塊が三つ入っていた。
カレーアヤムに似たココナツミルク味のスープだった。
おじさんが「ボナ・ノッテ」と言ってくる。
「イタリア語ですね、意味はなんですか?」と聞くと、「スラマット・マカン」と答えた。
あれっ、そうだったかな。
インドネシア語のスラマット・マカンは「幸せな食事をしてください」と、希望を伝えていると、私は思うようにしている。
スラマットだけだと、おめでとうと言う意味だと思うが、あとにパギ、シアン、マラムと続くと、日本語では、おはよう、こんにちは、こんばんはと訳される。
私的には、朝に幸せを!、昼に幸せを!、夜に幸せを!、の直訳の方が気に入っている。
「日本では、なんと言うのですか?」と聞き返された。
日本では「幸せな食事をしてください」なんて、キザっぽくて言わないな。
「どうぞ、お召し上がりください」と教えたが、難しそうで何度も繰り返して発音していた。
おじさんは最後に「エンジョイ!」と言って立ち去った。
そうか「お食事をお楽しみください」でよかったのかも、と反省する。
クニンクニン・イカン= Rp65,000-
コピバリ=Rp35,000-
税+サービス料:21%=21,000-
私のブランチにしてはRp121,000-は、散財だった。
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