夕方のバリをバイクで走っていて、沿道でララパンの垂れ幕がかかったワルンを見かけたことはありませんか?
もちろん、自動車でもいいですよ。
なんなら、観光バスでもいいです。
こんな垂れ幕なんですが。
ところで、ララパンって何ですか?
これまでの私は、ララパンと言えば、鶏モモ肉(アヤム)か、ナマズ(レレ)の揚げ物に、生野菜が添えられたインドネシア料理の名前だと思っていた。
ネットで調べたら、インドネシア語で新鮮な野菜のことだ、と初めて知った。
改めて調べると、アヤム・ゴレン・ララパンは鶏モモ肉を、レレ・ゴレン・ララパンはナマズをしっかりと味を馴染ませ、油でカラッと揚げ、生野菜(ララパン)が添えた料理とのことで、サンバルという辛いソースと一緒に食べる、国内どこに行っても食べられる庶民料理とのようでした。
私は辛いのが苦手なので、サンバルはよけます。
「サンバルが美味しいのに!」と外野がうるさいですが、ダメなものはダメなのです。
「辛くしないで!」とオーダーすればそうしてくれるよと、ワルンの目の前で店を開いている友人が教えてくれた。
私の中でララパンといえば、鶏と魚とナマズと野菜の絵が描かれた垂れ幕をぶら下げた、道端のワルンのこと。
屋号なく、どこもかしこもワルン・ララパンだ。
ウブドでは、空き地がなくなったせいか、見かけられなくなった。
メニューにララパンがある店は、ウブドに数件ある。
私の御用達だった(この頃食べていないので過去形)店は、アンドンの交差点東北角にある「Ayam goreng prambanan 」。
友人がすすめてくれたのは、ウブド大通りのトゥブサヨ村入口にある「Lalapan cak nomin」でした。
これらの店は、他のメニューも豊富です。
ララパンの屋台が、気になりだした今日この頃。
こいうことってありますよね。
そういう時は引き寄せだと思っているので、来店することにしている。
毎日のように前を通る、プンゴセカン村のララパン屋。
ブランチにと考えて午後3時に立ち寄ったが、まだ、開店していなかった。
こういった類の店は、夕方からの営業なのだろう。
せっかくだからと、無人の店舗を写真におさめた。
新しい店「The Heart Space」がオープンしていた。
夜9時に、再度訪れる。
1組のカップルと、オジェックのおじさんが食事をしていた。
お持ち帰りのお客が、ひっきりなしに訪れる。
十数年ぶりだが、妙に落ち着く。
あの時は、耳の聞こえないお婆ちゃんと一緒だった。
お婆ちゃんの話は、バリ島滞在記「ウブドに沈没」/「魔法使いのおばあちゃん現れる」を読んでください。
http://informationcenter-apa.com/ubud-chinbotu23.html
コンビニのインドマレットが見える。
オーダーしたのはレレ・ゴレン・ララパンと暖かい紅茶。
グラスに入って紅茶とフンガーボールが運ばれて来た。
レストランでは、小さな石臼に盛られたて出てくることが多いララパンだが、ここではプラスチック皿だった。
付け合わせは、バジル、キャベツ、テンペゴレンに焼きナス。
レレは、パダン料理のレレと同じような味がした。
食レポはできないので、ゴメンなさい!
料金は、紅茶込みで16,000ー。
営業時間が、午後5時頃から。
閉店は深夜のようだ。