2022年09月26日

ウブド長期滞在の極意!その壱(457)

ウブド滞在が32年を過ぎた。

ぼ〜と過ごしているので、これといってバリ人とのいざかいもない。

どうして、何も問題なく過ごせているのかを考えてみた。

もしかすると、これって長期滞在の秘訣かもしれない。

ウブド滞在を計画している人の参考になるかもしれないと思い、書き出してみました。

あくまでも私の狭い行動範囲での対処法ですので、そこんとこよろしく!


●その1

まずは、ウブド人を理解することですよね。

ウブド人とのコミュニケーションの取り方・その@

インドネシア語を習うと同時に、バリの慣習の単語を覚えるといい。

例えば、プラ=お寺、オダラン=寺院祭礼、プリ=王族の屋敷、ガルンガン&クニンガン、ニュピetc。

片言のインドネシア語に慣習言葉を混ぜれば、バリ人とのコミュニケーションは取りやすいはず。

バリ語を覚えるに越したことはないですが、バリ語には普通語と敬語(丁寧語)など3種類はあるので至難の技です。

私は、早々に諦めました。

インドネシア語を話せない私が言うのも何ですが、慣習の単語を理解しようとしているうちに、インドネシア語も少しずつわかってくるようになるでしょう。


●その2

ウブド人とのコミュニケーションの取り方・そのA

会話のキッカケを作る。

私の場合は、タバコを小道具に使いました。

庶民のタバコ・グダンガラム(多種ありますがここでは省略)をいつも持っていて。

ワルンで、オダランで、近くにいる男性にタバコを勧めながら会話をします。

「私も持っているから」って言われた。

タバコをすすめるのが目的ではないので、一言返ってきた段階で、成功です。

「私は吸いません」という答えも予想できますが、これも返事があったのでキッカケ作りは成功でしょう。

女性に声を掛けたい場合は「チャンティック(可愛い)!」の一言でOK。

これは1990年代のウブドの話ですから、今通用するかは疑問です。

ワルンのイブなどであれば「美味しいね!」など、男性の場合は「忙しい?」などのキッカケ作りをします。

お店じゃない場合は子供やペット、庭を褒めます。どんな場合でも小道具は笑顔です。

声をかける方法。

声を掛けられる方法。

考えて見てください。

女性の小道具、どうしましょうか?

日本女性はウブド人(老若男女)に人気があるので、声を掛けられることが多いです(今はどうだかわかりませんが)。

「チャンティック!」と声が飛んできたら、「テレマカシ!」と微笑み返しです。

日本女性からバリ人に声をかける場合の小道具は、どうしましょう?

私は、女性のことはよくわからないので、答えが見つかりませんでした。

カフェで隣り合わせた人にタバコをすすめるとか、知らない女性に「可愛いね!」なんて声をかけること。

日本では、考えられませんよね!

ウブドでは、それが可能なのです。

村人全員が、観光客を歓迎してくれている空気が流れていて、知り合いのよう振舞うことができる。

知らない人が微笑んで来たり、眉毛の一方を上下させる合図を送ってきたりする。

知り合いだったかなと悩みますが、これは、ハイキングですれ違う人に挨拶すると似た行為なんでしょう。

村人同士、ツーリスト同士、村人対ツーリストでも、顔が合えば、微笑み返すか眉毛の合図を送る。

日本だったらセクハラで訴えられそうな行為ですよね。

そんな行為が、自然にできるところがウブド。

コミュニケーションのチャンスに満ち溢れているでしょ。

あなたも眉毛を上下させる練習をしておくといいですよ。


●その3

ウブドに沈没するなら、宗教心の厚いウブド人と付き合おう。

ここで言う宗教とは、バリ・ヒンドゥー・ダルマのこと。

その理由は、彼らは、カルマパーラ(因果応報)を信じているからです。

良い行いは良いカルマに、悪い行いは悪いカルマに、なって自分に返ってくると信じている。

だから、現世では善い行いをしようと心がける。

同時に、”輪廻転生”も信じている。

人間は死ねば、天国に行く。

現生は、試練の道。

善行が足らなかった人は、再び人間になって戻ってくる。

輪廻転生は、人間が何度も生死を繰り返し、新しい生命に生まれ変わること。

生まれ変わるなら人間が良かろうが、なかには悪行で、嫌いな虫だったり動物だったりする(らしい)。


●その4

文化を理解しよう。

ウブド人と我々ツーリストと違うところ。

彼らは、信仰と慣習を生きる拠り所としている。

ベッドルームや居間より先に、屋敷門や屋敷寺を優先して改修する。

各種儀礼に、惜しみなくお金を使う。

信仰と慣習のために稼いでいるので、そちらが優先できない仕事にはつきたくない。

その不文律を理解していないと、軋轢が生ずる。


●その5

『無くなって困るようなものは、持たない』

外国生活で、命に次に大事なものは、パスポートとお金(現在はキャッシュカード)。

この2点は、肌身離さず持ちましょう。

もしくは、銀行預金かセフティボックスに預けましょう。

『なくなって困る物は、隠しておいてください』

どうしても持つことになる場合は、極力、他人に見られないようにしよう。

現地の人が欲しがるような物を、見せびらかすようなことはしない。

彼らに、罪を作らせない。

目にしなければ「貸して!」と言ってこないだろう。

貸した物が返ってこないことがある。

借りた人は、私より、必要だったんだろう。

無くなって困るような物は持っていないから、あきらめられるはず。

私が貸したTシャツをまったく知らない人が着ているのを見た。

ウブド人は「貸して!」と言われると、ソンボンと思われるのが嫌で断れないようです。

Orang yang sombongは、傲慢な人という意味。

私の周りのウブド人数名は、「他人も物は私の物、私の物は私の物」という考え方を持っている。

こんなインドネシア語があった「Milikmu milikku Milikku milikku =お前の物は俺にもの、俺の物は俺の物」。

「人類皆兄弟」かい!

私の認識では、貸しては、ちょうだいと同義語。

だから、あげたつもりで貸すか、断るようにしている。

*それいいね!可愛いね!バグース!と褒める時は、欲しい時。


●その6

こちらが疑いを持てば、相手も同じような気持ちになる。

ウブド人を信じたら、顔を合わせている限り、トコトン信じよう。

それでも、騙されたと思ったら、自分に人を見る目がなかったと反省してください。

自分を疑ってみるのも、大切だ。

続く・・・


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posted by ito-san at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする