2022年11月21日

sun sun warung @ Jl.Jembawan(471)

知人のツイッターにアップされていた、ウブドでツーリストに人気のレストラン「sun sun warung」。

店名はワルン(warung)となっているが、価格はレストランレベルなので、レストランと呼ばせてもらいます。

ジュンバワン通りの老舗レストラン「バリ・ブッダ」の南隣にある。

ブログでも紹介されていて、気になっていたので、初の訪問。

sunsun1.jpg

レストランといっても、店舗があるわけではなかった。

屋敷を解放して食事を提供するスタイルのワルンは、これまでにもあったし、今でもある。

道沿いの店舗が繁盛して、拡張したいのだが、土地はないし、設備投資にも予算がかかる。

とりあえず、日常使っている棟のテラスを活用しようということになる。

テラスの利用が、意外と人気になる要素になった。

バリの屋敷は、バリ伝統建築で作られている。


Rumah orang Bali.jpg

バリ人が信仰するヒンドゥー・バリの屋敷寺は、敷地内の聖なる方角・山側(ウブドの場合はアグン山側)にある。

屋敷門の位置によって、入り口側にあるか奥にあるかは違うが、レイアウトはどこも同じである。

屋敷には、役目の決まった棟が数個建っている。

入り口を入ってすぐのところに建つ米倉「ジナン」。

屋敷寺の横には、家長の寝室である「バレ・ダジョー」。

庭の中央には、儀礼がおこなわれる東屋「バレ・ダギン」。

聖なる屋敷寺の対角線上の地所に、台所(パオン)などがある。

こんなバリ人の屋敷内のテラスで、貴重な食事体験ができる。

観光客がバリ人の屋敷を訪れることは、ほとんどないだろう。

「sun sun warung」が、ターゲットを観光客に絞ったのも頷ける。

人気のひとつは、そんなところにあるのでは。

心配なのは、屋敷で生活している家族の日常はどうなっているだろう、ということと、祭礼日には休日になるのだろうなと思うこと。

sunsun5.jpg

sunsun6.jpg


動画は、客席は満席で撮れず、写真が多くなってしまってゴメンなさい。

価格は、ツーリスト向けのようで、ちょっと高め。

BGMは、グス・テジョのスリン(笛)でした。



posted by ito-san at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ウブド村帰郷記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする