チャンプアン・ホテルには、ヴァルター・シュピース氏の宿泊していた部屋以外に、もうひとつ気になっていることがある。
それは、サウナ施設があるということだ。
「熱帯のウブドで、なんでサウナ風呂」って思う人が多いと思うが、社会人になってからの20年間お世話になったサウナが忘れられないのである。
今から7年前、25年ぶりに日本一時帰国した折には、サウナ施設のある健康ランドに直行した。
日本の健康ランドやサウナ風呂のような娯楽施設はないが、私にはサウナルームがあれば大満足。
チャンプアン・ホテルのサウナは、他に温水風呂、冷水風呂、スチームルーム、スイミングプールが利用できる。
温泉&銭湯好きな私には、温水風呂も嬉しいアイテムだ。
温水風呂&冷水風呂は、屋外なので温泉気分が味わえる。
渓谷の美しい風景を見ながらの岩風呂は、極楽ですゾ。
ではでは、サウナ&温泉に興味ある方のために、ちょっとだけ情報を提供します。
スタッフの暖かい笑顔に迎えられる
フロントで支払い(Rp145,000-)を済ませます。
渓谷沿いに建つホテルなので、階段を降りて行きます。
プール横の道をさらに下ると、洞窟の入口が見える。
バリ独特のモチーフが彫刻された洞窟
さらに進むと、受付カウンターがある。
こちらで支払いレシートを渡して、ローカーの鍵とバスタオルを受け取る。
ロッカールームは、川沿いの一番奥にある。
ロッカールームの棟
ロッカー
ロッカールームのトイレ
水着に着替えて、待望のサウナルームへ向かう。
(写真なし)
4つの扉があり、左2つがレディース、右2つがメンズ。
受付のスタッフは、どの部屋を使ってもいいよと言うが、未知との遭遇を私は好まない。
異性に入ってこられるのも困るが、先客に異性が居るのも面食らうだろう。
左右の端がスチームルームで、中の2つがサウナルームだった。
男性用サウナルームの2枚扉を引き開けると、流れ出た熱風が身体を押した。
室内は、2m四方ほど。
温度計が設置されていないので、室温はわからない。
非常に熱く感じるのは、7年ぶりだからということではないだろう。
我慢できず、即退散。
スチームルームに移動。
こちらは、1.5m×2mほどの広さで、水蒸気が充満していた。
ここの熱さは我慢できた。
スチームルームを飛び出して、冷水風呂へ。
サウナから冷水が、サウナの入浴法だ。
冷水風呂の半端ない冷たさに我慢できず、温水風呂に飛び込む。
「う〜!」至福のため息が漏れる。
目の前の渓谷が、目に飛び込んでくる。
私は贅沢にも温泉に浸りながら、ヴァルター・シュピース氏と同じ風景を見ている。
ロッカーからバスタオルを持って、再度、サウナルームに入る。
室内は水蒸気がまったなく、空気が熱い。
焼け石に水を掛けると室温あが上がると聞いているが、ただ熱いよりは湿度が欲しい。
私は、何度も水を掛け、水蒸気を発生させた。
今度は初回より、長い時間入っていられた。
一人用冷水
温水風呂&冷水風呂を繰り返し、癒しの時間は過ぎて行く。
喉が乾くので、飲料水(水筒&ペットボトル)を持ち込んだ方が良いかもしれない。
最後に、スイミングプールへ。
敷石の床が滑るので、ビーチサンダルを履いて行動するのがいいと思う。
サウナ初体験の感想は「満喫できた!」であった。
次回は、更に癒し度をアップできる計画を立てて、訪れたい。
「あのヴァルター・シュピース氏の宿泊していた部屋に泊まれるって!(495)」
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